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うつ病に注意。早めの相談を

2014年08月29日  

カープ、マエケンでの負けは痛いですね。
巨人と再び3ゲームになってしまいました。
来月初めの巨人3連戦が大きなヤマですね。
ところで
試合を見ていた我が家の家族の意見の総意。
いかにマエケンとはいえ、
前回は140球を投げています。
中5日とか4日とか、ムチを入れるにしては
前回の投球数を考えてやるべきだ、と。
マエケンに「行けるか?」と聞けば、行けます行きますと答えるでしょうけれど。
今節は、上位チーム同士の直接対決はなく、
上位 対 下位チームの対戦です。
取りこぼさず、着実に勝って行きましょう。
今日の先発は大瀬良くん。
応援しましょう!


昨夜は私は
広島こころとからだの健康勉強会に出席してきました。
講演:プライマリケアで診るうつ、
   診てはいけないうつ
講師:宇品メンタルクリニック 山本修 先生

避難所を巡回するDPATチームに
精神科の開業医の先生方も協力しているそうです。
御苦労さまです。
よろしくお願いいたします。

要点
自殺者はようやく減少に転じ、3万人を下回りました。
自殺というと、若い人に多いようなイメージの方がおられるかもしれませんが、
男性に多い、
60歳以上に多い、次に多いのは50歳代。
つまり、自殺の大半は中高年齢層です。
自殺の背景には、必ず精神科的疾患があります。
うつ病、アルコール・薬物依存、などが多い。
何も精神科的疾患の背景のない自殺は たった2%しかありません。
ところが
自殺者の半数以上は 精神科の受診歴・治療歴がありません。

うつ病の様子がみられていないかどうか、
飲酒量が増えていないか、
聞き取りが非常に重要です。

医師や支援者に早めの相談をしてください。
できれば精神科医師を早めに受診してください。
いのちの電話082-221-4343
こころの電話相談082-892-9090
なども活用して下さい。
死にたい、などと口にする人がいれば、
こうした相談電話窓口があることも教えてあげてください。

このほか
薬の特徴と使い分け、
専門医に紹介すべきケース、
広島うつ病診療ネットワーク、
などについて教えていただきました。
「広島発」の研究結果が報告される日も近いかも。


高齢者には、うつ病も多いし、認知症とまぎらわしいケースも多い。
緩和ケア領域でいうならば
癌による体調不良などで うつ病となる人も多いです。
緩和ケアに従事する医療者、
認知症など高齢者医療に従事する医療者には
うつ病の基本的な知識は欠かせないです。
新しい薬も出てきていますし
しっかり勉強することが必要です。


UN DEUX の フルーツワッフル

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★新型インフルエンザ情報
デング熱を媒介しているのは蚊です。
代々木公園で刺されたのではないか、ということで
立ち入り禁止にして駆除作業をしたそうです。
蚊に刺されないようにする、ということが
大事な世の中になってきました。

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