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プラセンタ注射した人は献血できません

2012年06月6日  

プラセンタ の宣伝がよく出ています。
多くは内服サプリとして、ですが、
なかには医療機関の広告に出ている場合があります。
これはおそらくプラセンタの注射だと思われます。

ウシや豚の臓器を自分に注射しよう、
という考え方が
私には理解できません。
まして他人の臓器を注射するのは まっぴらごめんです。
どんな病気が混じっているか、わかったものじゃないからです。

プラセンタ注射を受けた人は、
献血をすることが出来ません。

厚生労働省ホームページ
ヒト胎盤エキス(プラセンタ)注射剤使用者の献血制限について
平成18年8月24日報道発表資料
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/08/h0824-3.html
日本赤十字社の献血のページにも当然記載があります。

変異型クロイツフェルトヤコブ病のリスクが理論上ありうる、
というのが、その理由なのですね。
狂牛病の仲間の病気です。
治療法はありません。

何を目的にしてプラセンタ注射を受けたいのか、
他に代わる治療法はないのか、
そもそも 「不老不死」のような無理な願望を持っているのではないか、
など、もう一度考えてみたり、
施術を受けることのリスクを考えてみたりしては
いかがでしょうか?

老いること、死ぬことは悪いことなのでしょうか?
死にたくない、老いたくない、といって あがき続けますか?
よく生き、よく老い、よく死ぬ、
ということを目指す方がいいのではないでしょうか?
今年は 厚生労働省モデル事業にて、
死生観 にかかわる市民公開講演会を何回か開催します。
決まればご案内しますので、ぜひ御参加ください。

地ぐ酒ぐ(じぐざぐ) 渓 の野菜とスジの煮込み
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