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ボランティアをする認知症

2013年06月1日  

今朝は、視界が昨日までよりすこし良いです。
黄砂が少ないのですね。
雨の予報なので、寒くなりそうです。
御用心ください。

さて、
昨夜は、認知症を語る会 に参加してきました。
特別講演 群馬大学 山口晴保教授
「認知症の実践的医療・脳活性化リハ・パーソンセンタードケア」

いつもは講演の要点をまとめますが、
今回は、とくに役立つコツをひとつ御紹介します。

認知症の方で、デイサービスに1回行って、
「もう行かない」と言われる方がけっこうおられます。
何が本人の気にそぐわなかったのか、よくわからないのですが。
時には
「いまさらチイチイパッパなど出来るか!」
と理由を言われる方もあります。
つまり、
デイでの活動のレベルが低すぎて本人のプライドを傷つけた、というわけです。
認知症患者であっても、プライドや感情は残っているのです。

そうした方への対応方法ですが、
「ぜひボランティアをお願いします」
と言って誘う方法があるそうです。
誰でも人に役に立つのはうれしいですし、
プライドもくすぐることになります。
「ボランティア?それなら行ってあげてもいいよ」、と。
事前にデイ施設との打ち合わせは必要ですが、
「送迎付きボランティア」にお金を払って嬉々として通っている、
という人がけっこうおられるのだそうです。

この手は使えそうですね。

***市民公開講演会のお知らせ***
認知症予防の最新情報を学び、いっしょに考えてみませんか?
在宅医療推進のための市民公開講演会

『認知症予防の最新情報』

講師:鳥取大学医学部 浦上克哉 教授

日時 :平成25年6月16日(日) 14時~16時(開場13:30)
場所 :広島アステールプラザ 中ホール
入場 :無料 先着500名さま ※要事前申し込み
主催 :在宅・施設医療ネットワーク広島
(厚生労働省 平成24年度在宅医療連携拠点事業受託
事務局:折口内科医院)
後援 :  広島市

申込は往復はがきでお願いします。
申込先:
730-0822広島市中区吉島東1-4-16
在宅・施設医療ネットワーク広島(折口内科医院内)
裏面には申込者氏名(全員)、連絡先住所・電話番号(代表者)
返信面あて先には申し込み代表者の住所氏名を記載ください。
1通の往復はがきで3名の申込みが可能です。

ビストロTACHI-MACHI
ガーリックトースト
P1020197.JPG
★インフルエンザ情報
広島市内ですが、学年で何人もインフルエンザで休んでいるところがあるそうです。
学級閉鎖になるレベルではないので、公表データとしては出てきませんが。
まだまだ御用心ください。

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