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マスク販売に警察出動

2020年04月28日  

昨日までは、新型コロナうつ のような ちょっとへこんだ気分がありましたが
昨日からは もう何だか「エンジン全開」に向けて 頭がフル回転してきています。
私は 課題が出てくればくるほど 前を向いて走りだすという習性がありまして
ようやく新型コロナに対する気合が入ってきた、ように思います。
さー、がんばるぞー!!

 

ところでマスク問題の続き。
昨日は、吉島バス通りにて 「マスクあります」と大書して売っている人たちがおりました。
店で売っているわけではありません。
どこかの駐車場を借りて売っている、ようでした。

朝の診療を終え、クリニックを閉めてすぐ往診・訪問診療に出かけます。
その時に その「マスクあります」業者を見ました、客はいません。
14時30分頃に 施設への往診があり、その時にも 売っていました、客はいません。
15時すぎて往診から帰ってくるときに、まだ売っていました、客は・・・。

客はいませんでしたが、警官が何人も来ていました。
客が殺到して行列が出来て迷惑だったり、路上駐車が迷惑なので警察が出動した、というわけではありません。
客はいないのです。
では、なんで警察が出動したんでしょうかね?

「店舗でない販売」、というのは 申請だか許可だか、必要なんじゃないかな、
その許可を取っているか、確認に来たのかな?
と思いましたが、
その後は見ていないので、警官が来てどうなったのかは わかりません。

 

これで私は、この数日間で2か所、「マスクあります」販売を見たことになります。
いずれも マスクを買っている人は 見ていません。
昨日も、少なくとも3時間、行列もないし売り切れになることもない、という状況です。
マスクはもう 買う人はいない。
もうすぐ大量にあまってくる状況なんだろうと思います。

 

昨日の業者、じつは先日 見た業者かな? と思いました。
10日くらい前に、八丁堀付近の某所で、「マスクあります」販売をしている現場に遭遇しています。
その時は 「マスク高いな」と思って買いませんでした。
5人程度の行列で、行列に並びさえすれば購入は出来たのですが、高いと思ったのです。
(帰って緩和ケア薬剤師などに聞いてみると、今はその程度の値段は暴利とはいえない程度の価格、
だったそうですけれど。)

気になったのは、マスクといっしょに「消毒」水を売っていたことです。
酸性水だか 酸化水だか、何だか知りませんが、マスクといっしょに 消毒用の液体を売っている。
それで昨日の業者について、 「あ、この業者は先日見た人々じゃね?!」と気づいたわけです。

マスクで利益、というよりは 一緒に売る「水」で利益をあげようという商売かな、
という疑問を持ちました。
購入される場合には、適正価格かどうか 判断してからにしましょう。
そもそも路上で販売している商品なんて、不良品だからといって返品・交換も出来ませんし、
連絡すら出来ない可能性がありますでしょ。

 

【業界の方々へ ニセマスク注意情報】
医療関係のメーリングリストにて、中国産ニセN95マスクの情報が出ています。
まぎらわしい品番をつけていたり、
台湾製と詐称する中国産マスクが出てきているそうです。
「医療向け製品」は、正規代理店・正規問屋を通して購入するようにして下さい。
機能が担保されない商品では、命にかかわります。

 

林の餅の おはぎ。

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山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信
https://www.covid19-yamanaka.com/index.html
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医療従事者の方は ぜひこの要望書を御覧ください。

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