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メンタルヘルスは大事

2014年09月22日  

カープ、勝利はよかったですが、マエケンに勝ちがつきませんね。
マエケンの次回登板にまた期待しましょう。
今週のヤクルト3連戦からあとは
雨天延期試合の消化になってきます。
集中力を切らさず戦ってほしいですね。
応援しましょう!

昨日は、
10時から17時までの予定で
広島県医師会 産業医研修会に出席しました。
が、11時に電話があり
腎臓がん末期の方の呼吸状態が弱くなってきた、と。
研修会場を抜け出して駆けつけ
御自宅での看取りとなりました。
痛みも苦しみもない、しずかな最期でした。
御家族と離れ一人暮らしであっても
最期まで自宅ですごすことは可能です。
それを実現させるためには
御自分の希望をしっかりと周りに伝えてくださいね、何度でも。


産業医研修会のほうですが、
講演1は途中退席ですので省略するとして。
講演2:職場復帰支援の実際
講師:不知火病院 徳永雄一郎 院長

講演3:産業医が知っておくべきメンタルヘルス法務の原則
講師:近畿大学法学部 三柴丈典 教授


要点2:
徳永先生は、クローズアップ現代やNHKスペシャルにも登場された
うつ病治療の専門家です。
著書や学会論文など多数あり。
その先生が、
新型うつ(=現代型うつ)の治療は非常に難しい、
ということは知っておいて欲しい、
と お話されました。
若い人(20歳代)では
入院治療をがっちりおこなっても、
退院時に希死念慮がまだある程度の比率でみられるのだそうです。
中高年では退院時の希死念慮はほとんどみられません。

希死念慮がみられ、切迫した事態と思われた時に
子どものいる人と
高齢者とで
対応をこのようにしています(変えています)
というコツを教えていただきました。


要点3:
今回1つだけ覚えて帰って欲しい、と言われたのは
「手続的理性」という言葉です。
もう少しいうと
・合理的な手続きを策定し
・公正に運用すること
です。
この
合理的な手続きを策定
というところにポイントがあり
専門家などを含めた合議でおこなうほうがよい、
とのことでした。

具体的事例をモチーフとして
裁判所はここをこう考えて行く、
という考え方をいろいろ示していただきました。
非常に面白く、しかも役に立つお話で
(我々が第一印象として考えるのと、法務としての判断は
ココがこう食い違う、など)
もっと別な事例でまた講演をお聞きしたい、と思う内容でした。

今回の労働安全衛生法の改定で
ストレスチェックの実施 が導入されます。
メンタルヘルスは企業にも産業医にも
避けては通れない時代になりました。



今朝、RCCラジオで本名さんが言っていましたが
呉とびしまマラソンがフルマラソン化されるのだそうです。
10月上旬に募集開始。
制限時間は5時間30分だそうです。
アップダウンがあるので、きついコースです。
5時間30分では、私には無理ですねえ。
制限時間6時間、または6時間30分なら応募するかも、ですけど。


道の駅千代田で
どぶろく八幡。
荒々しさはなく飲みやすい仕上がりです。

P1080661.JPG

★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

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