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不整脈は放置せず受診を

2022年11月10日  

昨日は 昼は暑いくらいでしたね。
往診・訪問診療のさいに、後ろの車(軽トラ)は 冷房を入れていました。
軽トラの冷房ですから、相当やかましかったです。
当方は窓全開で走っておりました。

Yahoo ピンポイント天気では、広島市中区は 昨日は20℃、本日21℃、明日からしばらく23℃とのことです。
暑いじゃないかー!
悪いことに、11日からは PM2.5が「多い」予報となっています。
車の窓を開けていると 目やノドが痛くなりそうですねえ。

患者さんのお宅でも、南向きで日当たりのよいお宅は 暑かったです。
窓を開け、水分をしっかり飲みましょう。

 

さて、
昨日はweb研修会に参加しました。

講演:どうする?どうなる?地域で考える心房細動戦略
「心房細動治療の現状と地域連携の重要性」
講師:広島赤十字・原爆病院 循環器内科 小田 望 先生
要点
心房細動は、最初は発作性であっても、放置しておけば 慢性心房細動となっていく。
慢性心房細動は 心不全となっていく。
心房細動には、カテーテルアブレーションという治療手段がある。
(不整脈の電気回路を 高熱で焼き切ってしまう、というイメージです。)
すでに慢性期となってしまった場合には いかほどの治療効果があるのか?
ということになるのだが、
意外に効果がみられる場合がある。
たとえば1回の治療で 3年間 心房細動が消失してくれたならば、
心不全への進行を 3年 遅らせることが出来る、ということにもなる。
心房細動を見つけたら、とにかく一度は専門医に紹介・受診をしたほうがよいでしょう。

日赤病院では、仕事で忙しい方のために2泊3日のカテーテルアブレーションのコースも可能としている。
金曜日に入院・治療、日曜日に退院、が可能。
(ただし、事前にCTなど検査受診は必要ですが)
***

健康診断などで不整脈が指摘されたならば
放置せず、循環器専門医を受診しましょう。
かかりつけ医がある場合には、かかりつけ医から専門医へ紹介してもらいましょう。

 

今回は ワインの御紹介です。
竹原市 瀬戸内醸造所。
2020 Setoushio カベルネ・ソーヴィニオン。
ここもチャレンジャーです、応援してあげたいですね。
2020時点では、ブドウは神戸市産、醸造は石川県輪島市です。
自前の農園でブドウを作り、自分で醸造できるようになるまで 何年もかかります。
なので、最初は 他人の手を借りるのは 仕方がないことですし、その間 学ぶことも多いです。

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nancyさんの弁当曼荼羅展
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https://wam-hasard.com/
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