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中電病院の交流会

2011年03月6日  

昨夜は、中電病院の連携医交流会に出席しました。

最初は勉強会です。
中電病院の現在の患者紹介率・逆紹介率が どちらも約60%。
これは、とてもすごいことです。
地域の患者・医療機関に信頼されないと、こんなに高い紹介率にはなりません。
また、電子カルテの入れ替えをおこなうそうで、
軌道にのれば地域医療機関への電子カルテの開放も考慮するそうでした。

電子カルテは、インターネットに接続すれば
どこにいても内容を参照することが可能です。
診療所にいて、紹介した患者さんの血液検査や画像検査が確認できる
ということが可能となります。
つまり
患者さんは、結果を聞くためだけに病院に再度行かなくてもよくなり、
かかりつけ医のところに行けば全部わかる。

電子カルテ開放の全国的な先進の病院は亀田総合病院ですが
(亀田方式では患者さんが電子カルテにアクセスできます)、
広島県でもJA広島総合病院はすでに実施中、
広島日赤病院は一部医療機関を対象として試行中、
広島記念病院でも近日試行開始の予定のようです。

このほかの話題では、
中電病院は産婦人科が充実しており
昨年のお産の件数が 755。
これは過去最高だそうです。
やはり地元の方に信頼されていないと、こういう数字にはなりません。
里帰り出産にも対応しているそうですので
御希望の方は相談してみられたらよいでしょう。

後半は懇親会でした。
どういう専門分野の医師がおり、
いったいどういう人物なのか、
というのは 直接顔を合わせて話をしてみないと
なかなかよくわからないものです。
紹介状を書こう、紹介の電話をしよう、という時に
お互い顔を知っている、話をしたことがある、というのは
紹介する側にとっても受け入れる側にとっても
安心につながります。

紹介する時に、患者さんや御家族に対して
「あの先生は○○が専門で、
怖そうな顔に見えるけど、すっごくやさしい先生だから大丈夫ですよ」
なんて説明できれば
安心して病院を受診できますよね。

「顔の見える連携」、という表現をしますが、
最後はやっぱり人と人のつながりなんですね。

近所のスーパーで、
ひなあられ ではなく ドーナツを買いました。
ひなまつりバージョンの商品がたくさん出ていましたね。
P1140460.JPG
★インフルエンザ情報
最新のインフルエンザ流行マップでは
広島県内の7保健所管内が警報レベルです。
7 というのが4週連続しています。
けして流行が下火、というわけではありません。
うがい手洗いマスク咳エチケット、まだまだよろしくお願いします。
https://hasseidoko.mhlw.go.jp/Hasseidoko/Levelmap/flu/2010_2011/2011_08/34_hiroshima.html

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