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串を食べながら歩くと

2011年05月5日  

フラワーなどのお祭りが終わると忙しくなる職場、わかりますか?
ステージやテント、屋台の撤収部隊。
関係者や出場者の打ち上げ飲み会会場。
それだけではなくて、救急病院もその一つなんですよ。
夜になったら大忙しとなります。
やれ脱水だ、気分が悪い、熱が出た、下痢に嘔吐に急性アル中に・・・。

祭りでは、子どもは浮かれて走り回るのに決まっていますので
ちゃんと日焼け防止の服装や帽子、それと水分補給をさせてください。
トイレの回数が減っていれば、それはもう立派に脱水です。

大人についても脱水が問題です。
アルコール飲料では基本的には水分補給にはなりません。
アルコールによる利尿作用で、最終的には飲めば飲むほど脱水になります。
(ビールだと一時しのぎにはなりますが、あとで水分をたっぷり補給する必要があります)。

すいませんね、
救急病院に勤務していたことがあり、
祭りの後の夜中にずっと忙しく働いた経験が何度もあるものですから。
なんでもう少し配慮してくれなかったかな、と
むなしい思いで勤務していましたから。
今でも祭りの後の救急病院・救急外来はむなしい勤務をしていると思いますから
どうしても一言いいたくなっちゃうのです。

で、
最近とても気になるのが
串料理を歩きながら食べている人が増えていること。
これ、あぶないです、とくに子どもは。

具体的には
わたあめ を食べながら歩いていた子どもが転び
割り箸がノドに突き刺さり延髄を障害し死亡した事件があります。
延髄がやられては、助けようがないです。
仮に命は助かっても、脊髄損傷としての一生をおくらねばなりません。
「あの時に、食べながら歩くな、と子どもに厳しくしかって
止めさせておけばよかった・・・。」 と
きっと御両親や関係の方々は思っておられるに違いないのです。
我々は教訓を生かさねばなりません。

子どもは、回りの人間の行動を見ています。
食べながら歩く人を見れば、マネします。
それが悪いこと、危険なことだとは子どもは思いません。
回りの大人がしているのだから。
子どもなんだから、どんな危険性があるのか、理解できるはずもありません。

みなさん、せめて、歩き食いはやめませんか?
子どもには、座って食べるよう教育しませんか?
特に、串やハシを口に入れて立つな、歩くな、ふざけるな、
ということは徹底してほしいのです。

祭りというのは、そういうことを教育するいい機会なんですよ。

そのためには、大人が手本となる態度を示さないといけませんね。
「ほら、大人もみんな座って食べているでしょう?」 と。

広島アートカーニバル2011
ソルトバーガー。コーヒーとセットだと1000円。
大きくてボリューム満点です。2階フードコーナーで。
本日最終日です、ぜひ御来場ください。
アートで街を日本を元気にしましょう!
http://www.peace-summer.com/artcarnival2011
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会場は広島工業大学広島校舎。
ビルを風船でいっぱいにしましょう。
昨日昼の光景ですが、まだまだ風船が足りませんね。
このプロジェクトへの参加は500円、
すべて東北震災の義援金として寄付されます。
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フラワーフェスティバル、九州観光PRのコーナーで
アイスフワッペ。
フラワーフェスティバル会場にもすごく近いので
ぜひアートカーニバル会場にもお立ち寄りください。
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★インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

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