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介護離職はしないで下さい

2018年02月14日  

オリンピック期間中は、定時番組がほとんどなくなっているので
困りますね。
決まったニュース番組の中でスポーツ枠を拡大してくれるだけでいいんですけど。
ま、そのぶん 読書の時間が出来ている、ということで まっいいか、というところ。

4月からの診療報酬改定の読み込みが続いています。
4月からは当院の初診料、
および再診のうち地域包括診療加算を算定している方については
再診の費用が値上がりとなります。
厚生労働省は、「かかりつけ医を持ちましょう」という方向で動いておりまして、
実際にかかりつけ医として機能しているクリニックを
高い報酬で厚遇しましょう、
そうすることで、多くのクリニックに かかりつけ医機能を持ってもらうように
誘導していこう、ということです。

さて、
当院では
癌になっても会社を辞めないように、
介護離職はしないように、
というお話をずっとしてきました。
このうち
癌になっても社員を会社側が支える仕組み、というのは
出来つつあります。

介護離職については
私たち医療従事者は 金銭的なラインを提示することはできませんでした。
誰か計算して提示してくれれば、と思っていましたが、
ようやく最近になり経済的な観点からの記事が出るようになってきました。

親にいくら貯金があれば介護離職して良いか
「介護で親と同居」は離婚リスクも高まる
東洋経済online 2018年2月12日
http://toyokeizai.net/articles/-/208298

介護離職したあと、高齢になってからの再就職は容易ではありません。
再就職できたとしても十分な給与がもらえることは少ないです。
また、働いていない期間がありますので年金も安くなります。
つまり介護離職というのは、その子供を貧困老人に一直線に追い込むことになります。
自分の子供が貧困で苦しむことになるのを望む親はいません。
自分が貧困にならないこと、それが親孝行だ ということなのです。

近所においしいケーキ屋さんがある幸せ
マドモアゼル バレンタイン向けのチョコケーキ
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★インフルエンザ情報
新しい情報はありません。
手洗い咳エチケット、よろしくお願いいたします。

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