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同じお題で書きましょう「おむすび」

2021年03月15日  

緩和ケア薬剤師です。

おむすびやすべては子どもたちのため

 

薬剤師とは、調剤、医薬品の供給、その他の薬事衛生を担う医療従事者(国家資格)です。
昭和大学薬学部では「町の科学者たれ」とたたきこまれました。
薬事衛生指導員も仕事なわけです。
(各町内会に 薬事衛生補助員 という方がいて、その方たちを指導する役割)

 

またしてもPTAネタで申し訳ないです。
バザーなどで「おむすび」を売る、という提案をよくいただいていました。
外で飲食できる時点で気温は20度は超えていると思われます。
保健所へ一日だけの営業許可を取りに行きますと、25年前でも かなり厳しく指導が入りました。
一般市民によるおむすび提供での食中毒がたくさん出ていた頃の話です。
(隣県でおむすびによる死者発生直後でした)

当時の保健所の指導の一部です。、
マニキュア禁止、除光液持参。
入室者の氏名・人数、時間管理・記録。
作業動線、トイレ動線、手洗い方法や消毒方法のポスター作成・表示。
30分に一回は材室者全員逆性石けんで手洗い、
ペーパータオルでよくふいてアルコール消毒。
トイレ中座は再入場時に消毒やり直し。
道具やテーブルは消毒係が都度消毒。
(飲食店の消毒を請け負っておられた方にお願いしました)
マスク・三角巾・割烹着・ビニール手袋必須、
家庭科室で握ってパック詰めまで。

肝心の白飯は結局条件をクリアできず、
炊飯センターで塩ご飯を購入することになりました。
いや~大変でした。
翌年からは炊飯センターでコンビニ仕様の三角むすび購入になったはず。

 

逆性石けんのプッシュ量やアルコール消毒液のプッシュ量など
つきっきりで管理しましたよ。
「私は消毒なんかできるわよ!」
という方々にお願いするのですから、相当嫌われました。
そのおかげで食中毒を出さずにすみました。

今は孫の弁当に入れるのもラップでむすんでやっています。

 

他人がむすんだおむすびを食べられない、という話については、
ウチに関してはお手伝いさんが作ってくれたのを食べる以外にはないわけで。
食べられないと生きてなかったかな。
特別な日に母が作ってくれたおむすびは俵も三角もおいしかった・・・
おかかが多かったような気がします。

 

いぶしぎん
のどぐろの一夜干し

つきだし。
私、これだけあれば 何杯でもお酒が飲めてしまいます。

月の井 純米吟醸
「あの杜氏」が広島から移籍して作った初の酒だそうです。
酒米を別な県から買っていますが、これはしばらくの間 仕方ないことでしょう。
最終的には 「材料は全部地元で」を目指すことになるでしょうけど。
こういう酒が飲める「いぶしぎん」。いいですね!
4月から不定休になりますので、電話してから行きましょう!!

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“同じお題で書きましょう「おむすび」” への2件のフィードバック

  1. ⑦パパ より:

    参加ありがとうございました。
    隣県でのおむすび死亡事故、覚えていませんが、あり得ますよね。

    調べましたよ。なんと石川杜氏なんですね、月の井! すごいわ~

    • origuchi より:

      7パパさま
      コメントありがとうございます。

      石川杜氏、思い切ったことをしますね。 また広島で酒談義できればいいですね!

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