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回りを見ない人々

2010年07月26日  

今月にはいり、
訪問診療をしていた重症患者さんが、立て続けに何人もお亡くなりになりました。
新しく訪問診療が開始となった人もいるのですが、
今のところ重症の人はいなくて、急に呼ばれることはなさそうな状況となっています。
そのため、先週からジョギングを再開しています。
いつ呼び出しを受けるかもしれない、という状況では、
携帯電話を置いて何十分も家を空けることはできず
トレーニングも出来ないのです。

今年も広島平和マラソン10kmに出るつもりですから
時間のある時にはトレーニングをしておかねばなりません。
まだまだスピードは遅く、時間(距離)も少しからの開始ですが、
先週は何回か走りました。

いつも夜のトレーニングしかできず、
本番の平和マラソンでは暑さでへばっています。
そのため、昨日は本当に久しぶりに昼間に走ってみました。
昼間に走るには、熱中症にならないために、日陰があれば日陰を走ることがおすすめです。
というわけで、
中区スポーツセンターの公園に行きました。
ここにはランニングコースが整備されており、
しかもコースの半分以上が樹木の陰になるのです。

ところが、
昨日は子供達のソフトボール、キックベースボールの大会が開催されていました。
保護者も大勢いるので、いつもより多い人数です。
そのなかの一部の人たちは、通路やランニングコースの上で立ち止まり、立ち話をしていました。

一番ひどかったのは、通路のすぐ横にテントを設営し、
チームの本部としているチームがあったことです。
子供や保護者がつめたいお茶を飲みにチームテントに集まり、
行列をします。
お茶をもらった子供や保護者がすぐコースから移動してくれればいいのですが、
もらったその場で飲んでいます。
保護者もみんな立ち話。
つまり、通路やランニングコース上は黒山の人だかり。
私のように走る人だけでなく、車いすや杖の歩行練習をしている人もいます。
また、会場のあちら側からこちらに移動する人、
こちら側からあちらへ移動する人もいます。
テニスコートへ自転車で移動する人もいます。
そういう人たちの通行を妨害し、じゃまになっているのです。
そんな位置にチームのテントを設営するのって、非常識だと思わないのでしょうか?
自分たちだけが便利ならそれで良し、他の人の通行は関係がない、と。
ちょっとは回りに目を向けてくださいよ、お願いします。

通路、コースのすぐ脇でミーティングをおこなっているチームもありました。
ほとんどの子は通路外だったのですが、
後ろのほうの子たちは通路を塞ぐ形で監督の話を聞いています。
監督さん、あと一歩あなたが後ろに下がりさえすれば
誰にも迷惑をかけずにミーティングが出来るのですけどね。
監督さんは、一番後ろの子のことなんか見ていないのでしょうか?

そのほか、通路・コース上にずっと立って話をしている人が多かったです。
これが保護者だったら、まあ仕方がない。
我が子を応援するあまり、いい位置を確保して試合をよく見たいでしょうから。
でも、チームの指導者は、そういう訳にはいかないでしょう。
青いユニフォームの30番、赤いユニフォームの31番、
あなたですよ、あなた。
コースのど真ん中で立ち話を続けていた、あなたたちですよ。
あなたの立っている場所には、色の違う舗装路があります。
色の違う舗装路面があることに、気づきませんか?
なんで色が違うのか、考えたりしないのですか?
そこはランニング用コースなんです。
ランナーの足に負担の少ないように、特別な素材でできたコースなんですよ。
だから舗装路の色が違うんです。

監督(30番)やコーチ(31番)というのは
まわりの状況に目を配ることも大切なんじゃないでしょうか?
少なくとも私はそうしてきました。
(大学以来、私はずっと背番号31または30を背負ってきました。)
まわりに目を向ける用心深さ・注意深さがないと
チームが勝利することは難しいでしょうし、
何より子供達がいつか大きなケガをしますよ。
マナーや礼儀を教える良い機会にもなるんですけどね。

30番31番を背負っていたことのある人間として、
ちょっと残念に思ったことでした。

写真は鉄人28号ラムネ。
吉島の刑務所横にあるリカーランド・キムラで売っていました。
http://www.liquorlandshop.com/
P1120814.JPG
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

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