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在宅で何でも出来る

2011年11月5日 , 

公開講演会のお知らせをします。

第3回 広島施設医療勉強会(公開講演会)
とき:11月27日(日)14-16時
ところ:広島市中区 中央公民館4階ホール
講演:「地域包括ケア時代の在宅および施設での看取り」
講師:医療法人裕和会 長尾クリニック院長 長尾和宏 先生
参加:どなたでも。事前申し込み不要。
参加費:無料。

長尾先生は、朝日新聞アピタルブログ執筆中
「町医者だから言いたい!」
https://aspara.asahi.com/blog/machiisya/entry/E0xTSYFtwB
医療系ブログランキング1位(だそうです)

たとえば
「何故、平穏死できないのか?」
「既に胃瘻が入っていて止めたいが、どうすればいいのか?」
「認知症にならないためには、どうすればいいか?」・・・

どのように生き、どのように死んでいきたいですか?
自宅での看取り、施設での看取りは出来るのか?
こういった問題を、いっしょに考えてみませんか?

問い合わせ先
広島施設医療勉強会(折口内科医院 高橋 082-241-6836)まで。
***

なお、
「在宅では病院と違って何もできない」、
と思われている方はおられませんか?
在宅では、病院で出来ることは何でも出来ます。
たとえば
酸素が必要な人であれば、在宅酸素。
人工呼吸が必要であれば、在宅人工呼吸。
在宅で看ている高カロリー点滴の人もいれば
胃ろうの人も導尿カテーテル留置の人もいます。
在宅酸素+高カロリー輸液+持続導尿、
あるいは在宅酸素+在宅人工呼吸+胃ろう
という組み合わせで自宅生活をしている人も
現に私が在宅で担当している人の中にいます。
「こんな状態で家に帰るなんて出来っこない・・・」
と思われる状態かもしれませんが、
「帰ろうと思えば帰れる」のです。
帰っている人もたくさんおられますよ。

今の医療制度では、
急性期の病院に長く入院していることは出来ません。
次の救急車のためにベッドを空けてあげなければ
次の患者・家族が入院できずに困ってしまうのです。
回復期リハビリ病院も、やはり長くは入院できません。
急性期病院→リハビリ病院という流れが停滞すれば
やはり急性期病院で救急車が受け入れ出来なくなるからです。
転院先・退院先を探せと言われたなら、さっさと家に帰りましょう。
家に帰りたいのだ、という希望を病院に伝えましょう。
そこが あなたの本来の居場所のはず。
全員が希望どおり家に帰れるとは限りませんが、
地域(在宅や施設)であなたを支えるネットワークは
次々と出来ていますよ。

今週の花 コギク
患者さんのお庭の花をいただきました。
konsyu kogiku.jpg
★インフルエンザ情報
安佐南区ほうりん沼田幼稚園、なかなか集団感染が収束しません。
10月27日から学級閉鎖・学年閉鎖が断続的におこなわれていましたが、
11月7-8日にも学級閉鎖がおこなわれることになりました。
http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/0000000000000/1240722519969/

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