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壮年期の大量喫煙で認知症のリスクが2倍

2010年11月10日 , 

白竜湖マラソン20kmを走ったあとですが、
昨日も本日もあまり足腰が痛くありません。
10kmでも数日間痛くて大変な思いをすることも多いのですが。
何でかな~、と考えていたのですが、
走った後の入浴で、ジャグジーというか泡風呂というか
泡がボコボコ出ている風呂にけっこう長い時間つかっていました。
マッサージ効果を期待して、だったのですが
やはりこれが良かったのではないかな、と思います。
オススメです。白竜湖リゾート
http://www.pressnet.co.jp/hkg/rezort/

写真は白竜湖リゾートのレストランからの眺め。
風呂からも同じような景色が楽しめます。
P1130615.JPG
★インフルエンザ情報
ワクチン接種後の死亡例が報告されました。
今季初の接種後死亡、「関連あり」と報告医―インフルワクチン
Yahooニュース 医療介護CBニュース 11月9日(火)12時28分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101109-00000000-cbn-soci
記事を読むかぎりでは
時間経過から考えるとワクチンではなく抗生物質によるアナフィラキシーと
考えたいところですが。

さて、本日のお勉強は、タバコと認知症のお話。
アメリカでの研究です。
2万人以上を20年追跡しました。
50~60歳までに1日2箱以上の喫煙をしていた人では非喫煙者に比べ,アルツハイマー病(AD)など,すべてのタイプの認知症リスクが2倍以上に上昇することが確認された。
記事を紹介したのは MTpro 2010年10月26日(日本語。登録が必要かも)
http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/1010/1010071.html
原文タイトルは
Heavy Smoking in Midlife and Long-term Risk of Alzheimer Disease and Vascular Dementia
雑誌サイトは以下(英語。抄録は無料で読めます。全文読むのは登録必要、有料)
Arch Intern Med. Published online October 25, 2010
http://archinte.ama-assn.org/cgi/content/short/archinternmed.2010.393

アルツハイマーも、血管性認知症も、いずれも喫煙者でリスクが高い
という結果となりました。

血管性認知症とは、脳梗塞など脳血管疾患による認知症のことです。
喫煙は動脈硬化、脳梗塞をおこすので
血管性の認知症につながることはすでに理解されていました。

アルツハイマー型認知症については
これまで同様の研究はありましたが
対象者の人数が少ないなど、少し問題点が指摘されていたそうです。
今回は2万人以上という大規模な研究です。
これまでの論争に決着、ということになりそうです。

少なくとも50歳までには禁煙しましょう、
とは言えそうです。

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