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宇宙科学インターナショナル・ワークショップ

2009年03月8日  

3月5日広島大学で開催された宇宙科学インターナショナル・ワークショップ
に参加してきました。
「日本の宇宙医学生物学研究」 というJAXA泉龍太郎博士の講演を
聞くのが主な目的でした。

宇宙に行けば、いわゆる無重力状態のため、
自分で体重を支える必要がなくなります。
このため、体重を支える筋肉が弱ったり、
骨からカルシウムが溶け出したりしますので
「筋骨をいかに保つか」、というのが大問題になります。
そのため宇宙飛行士は毎日2時間の運動・筋力トレーニングが
義務付けられています。
そうしないと、地上に戻ったときに自力で歩けなくなるほどです。

今回、日本人宇宙飛行士の宇宙ステーション長期滞在をきっかけに
骨粗鬆症薬の効果をみる実験なども始まるそうです。

若田宇宙飛行士がおこなう各種の宇宙実験とともに、
こうした宇宙医学生物学実験にも注目したいと思っています。

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