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小さい子に豆は与えないで

2016年02月2日  

天気予報では、今朝3時頃に中区で雪予報になっていました。
寝ていたので雪だったかどうか、わかりませんが。
今日は広島市でも雪が降るかも、との予報だそうで
用心しましょう。

さて
節分といえば豆まきですが
子どもに豆を与えないよう 注意が必要です。

消費者庁 子ども安全メール2016年 1月 28日 Vol.274
ナッツ類は小さな破片も要注意!3歳頃までは与えないで!!
http://www.caa.go.jp/kodomo/mail/past/vol/20160128.php

今回はじめて出てきた情報かというと
子ども安全メールの21号、5年前にも取り上げられています。
すごく早い段階で注意喚起情報に取り上げられている内容なんですね。
基本的注意点と言えるでしょう。


消費者庁 子ども安全メール2011年 2月10日 Vol.21
ナッツ類は3歳まで与えないで!特にピーナッツは要注意!!
http://www.caa.go.jp/kodomo/mail/past/vol/20110210.php
全文引用しておきましょう。
***
乳幼児が食べ物で窒息事故を起こしやすい理由は、上手に食べ物を飲み込む能力が十分に発達していないからです。
ピーナッツなどのナッツ類は、その形状、硬さ、大きさから、かまなくてもそのまま気道に入りやすく、窒息事故につながりやすい食品です。乳幼児が泣いたり笑ったりした時に、不意に気道に吸い込まれて、気道が完全にふさがれると、窒息事故が発生します。
さらに、噛み砕いたピーナッツが気道の奥にある気管支に入り込んだ場合は、気管支に炎症が起き、肺炎を発症してしまいます。気管支に入ったピーナッツを取り除くことはとても困難で、全身麻酔をかけて気管支鏡を使って除去するか、肺の一部を切除するしかありません。
飲み込む能力が未熟な3歳頃までのお子様には、ナッツ類を与えないように御注意ください。
※ 食品安全委員会の調査では、乳幼児の気管・気管支に異物が入り込んだ症例799件のうち、585件は異物が豆類・種実類であったこと、またそのほとんどがピーナッツであったことが分かっています。
***全文引用


気管異物は、処置用の気管支鏡を使用し、バスケット鉗子などで取り出すわけですが
長期間 気管支異物として存在していた物を取り出すのは
うまく鉗子がひっかからなかったり出血したり、
非常に難しい場合があります。
今だったらCTを撮影し、バーチャル内視鏡画面で表示して
どこに異物が存在しているか予測をして、
処置手順を確認したうえで気管支鏡をおこなうので 
以前よりは手早く処置できるでしょうが
実施する術者としても やりたくはない処置ではあります。



たかの橋 珍味。
レバニラ炒め
ランナーは鉄、たんぱく質の補給が大事で
レバニラは推奨されるメニューの一つです。
レバーは嫌いな子供も多いですが、この店のレバーは孫も好きです。

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★インフルエンザ情報
広島市、1日付で61学級の学級閉鎖が出ています。
数え切れないほどあり、数え間違いも多少あるかもです。
手洗い咳エチケット、よろしくお願いいたします。
また
熱や咳、下痢のある人は
病院や高齢者施設へのお見舞いには行かないでください。
病院内・施設内で流行すると、死亡者が出ます。
よろしくお願いいたします。

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