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少子化は危機的状況

2022年12月11日  

往診用の軽自動車も スタッドレスに履き替えました。
年内に雪が降らないとも 限りませんし、
深夜に往診に行かねばならない可能性もありますのでね。

 

さて、
今月にはいり、少子化のニュースが増えております。

少子化は危機的状況
子ども予算倍増は実現するか
NHK 2022/12/1
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/92559.html
「少子化対策の強化を」。
そう唱えられ続けて30年以上。
しかし実際は歯止めはかからず、それどころか、ことしの出生数は国の統計開始以来、初めて80万人を下回るペースで、想定より8年も早く少子化が進む危機的な状況だ。

各国と比べ、子育てや教育にかけられる公的な予算が少ないとされる日本。
岸田政権は“子ども予算”の将来的な倍増を掲げたが、本当に実現するのか。
***

 

子どもを安心して産み、育てられる社会にせねばなりません。
一時的な物・金じゃ ダメだと思います。
たとえば以下の2つは ダメ政策。

政府、出産育児一時金50万円程度に増額の方向で調整…来年度から少子化対策強化狙い
読売新聞オンライン 2022/12/07
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20221206-OYT1T50368/
出産病院が どんどんホテルのように豪華になり、高額になっていくだけの話ですので
出産一時金を増額にしたところで
将来にわたる育児資金・安心が増えることには なりそうにないです。

 

小池都知事 少子化対策に“健康な女性の卵子凍結保存”を検討
NHK 2022年12月9日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221209/k10013918281000.html

なかには 若くして癌に罹患し、卵子凍結保存が有効な方もおられますので
全くのムダとは言いませんが。
これが必要な人は ごく少数であり、多数の人には関係ない施策です。
それよりも もっと多くの人が恩恵を受けられる基本政策を考えるほうが 重要ではないか、と思います。
これが目玉政策として発表されるようでは 都知事の限界、残念なことです。
(やるな、と言っているわけではありません。)

 

夢物語のような 大風呂敷政策でないと 少子化は改善に向かわないのではないか、と思っています。
たとえば
産後2年間は 同年齢の国家公務員の給与と同額を 毎月支給する、とか。
「少子化解消が国策」であるならば、 妊婦・産婦は 「国家公務員」というわけです。

保育所をがっちりと整備し、使用したい人は全員もれなく使用できるようにする、とか。
もっとも
在宅勤務・オンライン勤務が普及すれば 「自宅で子育てしながら勤務可能」ということになり、保育所の必要性は下がりますでしょうかねえ。

 

出生数を年間100万人として(現在80万人)、
一人 月額20万円、年間240万円を支給するとして、2.4兆円です。
2年間 支給するとして 年間5兆円あれば 可能です。

政府は防衛費増額で増税1兆円とか言っておりますし、
コロナ対策関連支出も アホみたいな支出していますし、
これらを少子化対策に向ければ 財源も確保できることでしょう。

 

今週の花

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遊布戀さん個展 「繋ぐ」
12月10日(土)11日(日)10時~17時
会場:アイフィットホール花づくし
東広島市八本松飯田7―3―2

 

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12/11(日)広島開催!「障がい者がつくるVRアートを楽しく体験できるイベント」
RCCブログ 2022年11月15日
https://blogs.rcc.jp/koutari/entry-27996.html

みんなの介護ニュース
コータリさんからの手紙
自分の居場所を改めて考えさせられた~VRアートが心が通わせる瞬間~
2022/11/30
https://www.minnanokaigo.com/news/kohtari/letter97/
VRアート展覧会で作品を描いた
あいかわらず、すばらしいコラムです。
お時間のある時に ぜひお読みください。
そして、
可能な方は会場に行きましょう!

【会場のご案内】
・名称:広島市平和記念公園レストハウス
・日程:12月11日(日)
・《広島会場ご招待券をお持ちの方限定》:10:00-12:30
・一般公開・他支援者様:13:00~16:00

 

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