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心に残る出会い37 左肩を痛めたOさん

2012年09月30日  
本日は雨ですね。
グリーンカーテンは、ゴーヤが枯れたので
落とそうかと思っていたのですが、
来週に延期ですね。
まだまだ朝顔はきれいに咲いてくれています。
咲いているのは通常の朝顔(赤、薄紫)、夕顔(白)、サンパラソル(赤、白、ピンク)
です。
落とすのがもったいないような状況です。

さて、
毎月最終日曜日は心に残る出会いです。
Oさんは91歳
娘さん家族と一緒に住み生活されていました。
脳梗塞後遺症がありY病院に通院していたのですが
しだいに歩行がむずかしくなり
病院には行けなくなっていました。
ある日、室内でふらつき手をついたところ
痛くて左肩の動きが悪くなりました。
Oさんの娘さんが、以前私が在宅看取りをしたMさんの職場同僚で、
Mさんと地域包括支援センターに相談して
当方からの往診を希望され
私達のはじめての出会いです。
骨折ではなく、脱臼でもなさそうですが、
痛みがかなり強い。
整形外科への受診をすすめたのですが
Oさんは頑として同意されず。
仕方がないので鎮痛剤で経過観察です。

最初は、食事するにも不便なほどの痛みでした。
幸いにして痛みや動きは徐々に改善していきました。
食事などの日常生活では痛みはありませんし、
大きく関節を動かせば少し制限はありますが
痛いとはおっしゃいません。
やはり医師の診察を受けた方が安心だ、ということで
週1回の定期訪問診療が続きます。

夏の暑さも無事に乗り越えたのですが、
秋になるとじょじょに食欲が落ちてきました。
それで本人に確認したところ、
病院には行かない、との意思は変わりません。
本人の意思があまりに固いものですから、
御家族も、自宅看取りの方針で固まりました。
食べ物、飲み物に工夫をして
少しでも食べてもらえるようがんばります。

訪問看護と訪問診療が交互にはいります。
訪問をとても喜ばれ、毎回握手、握手です。
次第に眠る時間が長くなり、痛みは全く言われなくなりました。
亡くなられる2時間前に いつもどおり訪問診療していました。
しゃべれなくなっても、私たちに手を合わせて感謝されます。
そうして、最期は苦しむことなく すうっとお亡くなりになりました。
お誕生日があと1週間後で、
娘さんは 誕生日を迎えさせてやりたい、と
言っておられたので、それだけが残念なことでした。

マツダスタジアム カルビ串
塩コショウが効きすぎて、1本全部ひとりで食べるのはつらい。
ふたりで分けて食べました。
女性こどもでも食べられる味付けにしてもらえればいいのですが。
a carpcarbi.JPG
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

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