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新しい腕時計

2012年03月1日  

研修医がはじめて病院に来た時には、
いろんな腕時計をしてます。
多くはG-ショックなど。中にはダイビング用などもあります。
初めのころは腕時計を見て脈拍をとることをしなさい、
ということを指導し、
安くていい(1000円で十分)ので秒針のある腕時計、
患者さんに違和感を持たれない、あまり華美でない腕時計にしなさい、
とオススメしていました。
(金ピカ腕時計は仕事場ではダメだよ、というお話です)

でも、
最近は脈拍を数える必要性は薄れています。
自動血圧計も、パルスオキシメーター(血液中の酸素を測る)も
脈拍数が表示されるのですね。
脈を確認するのは不整脈の有無をみる時くらいですが、
不整脈もパルスオキシメーター見ていればわかります。

このように、
秒針の意義はあまりなくなっています。
死亡時刻を確認するのが時計の一番大きな役割です。
秒の表示も不要ですし、
デジタル表示でも困ることはありません。

デジタル表示でいいのなら、時計は腕時計の他にもありますね。
そう、携帯電話です。
携帯電話にも時刻は表示されており、しかも正確。
医師もわざわざ腕時計を持つ必要性そのものが無くなっているのです。

というわけで
新しい腕時計はランニング用の時計にしました。
GPS内臓で時刻は正確。電波時計の一種ですね。
GPSから位置情報を割り出して
1kmごとのラップタイムが表示できます。
また概算ですが現在のペースも表示されます。
たとえば10kmを60分で走る、という目標があるのならば
1kmごとには6分ペースとなります。
ラップタイムを見れば、予想ペースより早いとか遅すぎるというのが
わかるわけです。
青梅マラソン30kmについていえば
20kmまで6分台/kmペースをキープできれば
最後の10kmは8分台/kmも許容できる、という計算ですね。
ペース管理にとても役に立ってくれました。
走り終われば、データをパソコンに転送し記録・分析もできます。
スマートフォンにも同様機能はあるそうですが
走る時には腕時計型のほうが見やすく便利。

ランニングにはまだ2回しか使用していません。
黄砂シーズンが終わるまでは外は走りませんが、
その後はしっかり活用したいと思っています。

GARMIN 110.ランニング用ウォッチ入門機です。
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