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新型インフル 全医療機関で診療へ

2009年06月19日 ,, 

昨日、大阪で開催された日本緩和医療学会 教育セミナーに参加しました。
全部で6講座ありました。
とくにお伝えしておきたい点は、
複数の講師が強調されていたことですが、
・呼吸困難感
・全身倦怠感
など、患者の 「感覚」 による病状はスケール化(10点満点方式など)して、共有化することが必要だ、とのことでした。
現在 痛み についておこなわれているペインスケールと同じように、他の項目もおこなうべきだ、と。
この流れでいくと、イライラ感やフラフラ感、腹部膨満感なども全部スケール化していこう、という流れになりそうですね。

学会会場 大阪国際会議場メインホールは満員。
これまで不便な場所だったのですが、京阪電鉄 中之島駅が目の前に新設されていました。
近畿地区の人にとっては、すごく便利になっています。
でも、新大阪駅、大阪駅からは 変わらず不便・・・。
日本緩和医療学会教育セミナーの参加者は、おおよそ医師4割、看護師4割、薬剤師等2割でした。
P1090557.JPG
新型インフルエンザH1N1情報
厚生労働省は対策の改定案を固めた。
・全ての医療機関で診療
・入院は重症者のみ
・遺伝子検査は全例おこなうことはやめる
本日舛添大臣が発表予定だそうです。

Yahooニュース 6月19日2時30分配信 毎日新聞
厚生労働省は18日、新型インフルエンザで懸念される秋以降の流行「第2波」に備え、原則として全医療機関で新型患者を診察し、軽症者は自宅療養とするなど、対策の運用指針の改定案を固めた。
患者の全数把握は中止し、学校などで集団感染が起きた場合の早期探知に力を入れる。
患者発生をゼロに抑える封じ込めが困難になったため、重症者を可能な限り減らすことに対策の重点を移すのが狙い。
舛添要一厚生労働相が19日に公表する。
具体的には、感染の疑いのある患者の診療を、発熱外来だけでなく全医療機関が引き受ける。
原則自宅療養とし、入院は他に病気がある患者や重症者に限る。など。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090619-00000011-mai-soci
発熱外来や発熱外来協力医療機関の役割も終わりです。
以前のブログで当方が予測していたとおりの動きですね、予測の範囲内。
舛添大臣の発表する内容に注目していましょう。

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