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早期からの在宅医療

2017年05月1日  

カープ。
序盤の失点が大きく、及びませんでしたね。
7-0からでも追いつき追い越すぞ、という姿勢は見せることが出来たと思います。
今週はズムスタ→甲子園です。
どこも満員でしょうね。応援しましょう!

さて、
緩和ケア、というものは
以前は 治療がすべて終わって、やることが何もなくなった段階、
最後の最後の段階で受けるもの、
と思われている方が多かったです。
今では
癌と言われたら、
あるいは
癌が疑われたら
早めに緩和ケアを導入しましょう、という流れになってきています。
検査・治療と緩和ケアは並行してすすめていく時代になってきました。

在宅医療についても 同じような流れになりつつあります。
動けなくなり完全に寝たきりとなってから在宅医療に移行する、のではなく
将来を見越して早めに在宅医療と連携を開始しておく。

現在、癌、認知症の2つが大きな課題となっています。
癌については
病院を受診しての検査・治療を受けながら
早い段階で在宅医療チームとの連携を開始しておけば
在宅チームとの人間関係を構築する時間的な余裕が確保できます。
ヘロヘロになってからの在宅医療導入では
出来ることも限られますし、人間関係構築する時間が十分でないこともありえます。
もっと早い段階で御紹介いただいておれば・・・、
というケースも しばしばあります。

認知症については
次第にいろいろな機能が落ちてきます。
なかでも 「受診拒否」とか「服薬拒否」の状況になると
御自宅に訪問・診察させていただくこと そのものすら困難、
という状況になることも 珍しくありません。
そうなってしまう前に在宅チームとの連携がスタートしていれば
少なくとも拒否・拒絶という事態は避けられるかもしれません。

早期からの在宅医療、という概念が提唱されはじめています。
「緩和ケア」がたどったのと 似たような道のりにあるのでしょう。

ステーキガスト 大葉おろしの赤身ログステーキ
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