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東京電力病院にびっくり

2012年06月28日  

本日は今井。
先発は久しぶり、調子がよいのでしょうか。
期待しましょう。

昨日は、電力各社の株主総会。
東京電力株主総会は筆頭株主の東京都猪瀬副知事が出席し
あれこれ改革を求め、
いずれも否定されています。

そのなかにあった指摘のひとつは、
東京電力病院を売却するように、と。
資産価値は122億円だそうです。

「東電病院なくせ」東電株主総会で猪瀬副知事
Yahooニュース テレビ朝日系(ANN) 6月27日(水)15時20分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20120627-00000021-ann-bus_all

東京電力病院は、東電の社員とOB専用の病院で、一般の市民の診療はしない。
113床のうち約20床しか使われていない
ということです。
ここに驚きました。

企業立病院でwikipediaをみると、
企業立病院(きぎょうりつびょういん)は、民間企業によって運営されている病院である。会社の経営者や役員、従業員とその家族の健康管理を目的として設置されたものである。多くの病院は地域住民をはじめ、一般の外来でも受け付けるようになっているが、東京電力病院(東京都新宿区)のように受診者を職員に限定している医療機関もある。
となっています。

中電病院は誰でも受診できますし、
実際、患者紹介でよくお世話にもなっています。

広島市内にはマツダ病院、三菱病院、鉄道病院(JR西日本)なんていうのも
企業病院ですが、
いずれも社員だけでなく一般市民の診療も対応しています。
社会貢献、地域貢献という意味合いもあります。
誰が受診しても、いいのですよ。

おまけに
企業立病院は社会貢献として多少の赤字は容認されますが、
それでも患者数や収益が減っていれば
地域へのPR,地域とのネットワークを強めて
収支を改善するように親会社から圧力がかかるものです。
病院が黒字にならないと、
職員の増員や設備の更新が親会社に認めてもらいにくい。
ですから
企業立病院であっても
黒字をめざしていっしょうけんめい働いているわけですね。

東京電力病院は市民の受診ができない、
地域貢献を全く考えてもいない、ということ、
赤字垂れ流しでも社内で問題にされていないこと、
が きわめて異色です。

やはり売却するのが望ましいでしょう。
多額の公費を投入しなければならない企業というのは
福利厚生は最低限レベルでなければいけません。
本業以外の施設はすべて売却がスジでしょうね。

ゴーヤの花 沖縄の大きな実のゴーヤというものを植えてみました
実がなるのが楽しみです
a goya.JPG
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