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東電は基本的人権をないがしろにしている企業である

2019年09月15日  

昨日の朝は、涼しかったですね。
昼はとても暑く、結局31.9℃になりました。
日曜は32.8℃、月曜祝日は33.3℃の予報となっています。
さすがに35℃予報は消えたようですけれども、暑いですね。
エアコンをいれ、水分をこまめに飲みましょう。

 

カープ、
巨人相手に、何とか意地を見せましたね。
今日は塹江投手です、応援しましょう!

 

さて、
関東地方の停電に関連して。

復旧にさらに2週間くらいかかりそうだ、とのことです。
この暑い中、停電が解消されず、エアコンが使えない状態であれば
体調を崩す人も出てきます。
すでに死亡者が何人も出たことも報道されています。

復旧なお2週間程度 東電発表、千葉停電16万8000戸
東京新聞WEB 2019年9月14日
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201909/CK2019091402000153.html

千葉県によると、停電が続く君津市の特別養護老人ホーム(特養)の入所者女性(82)が十二日、熱中症の疑いで死亡した。停電に伴う熱中症疑いの死者は三人となった。
県によると、君津市の特養で女性が死亡したのは十二日。施設内は停電後しばらくエアコンが使えなかった
***

 

何か災害が生じたときに
「事実に基づかない希望的見通し」を発表するのは ダメです。
「被害の大きさを認めたくない」、「自社の責任の大きさを認めたくない」として
希望的観測を述べる傾向があり、そういう人が必ず内部に出てきますが、
できるだけ実態に即した見通しを発表するのは インフラ担当の会社としては必要なことです。

東電は「楽観的」と批判=長引く停電で-熊谷千葉市長
jiji.com 2019年09月12日
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019091200688&g=eco

楽観的な見通しを発表するのは被災者のためにならない」と東京電力ホールディングスを批判した。
***

 

たとえば
復旧に2-3日、と言われれば
がまんしよう、がんばって乗り切ろう、と思うことでしょう。
これが
2週間くらいかかりそうだ、ということであれば
停電していないエリアに家族で一時避難したり
老人施設であるなら 他地区の施設に一時受け入れを要請したでありましょう。
適切な対応をとる機会が失われた、ということになるのです。

 

医療の世界でいうならば
末期癌患者さんや 肺炎や心不全の 状態の悪い患者さん・御家族に
「大丈夫ですよ」とは言いませんし、言えません。
数日以内、あるいは数週間以内に亡くなられる可能性がある、と思えば
そのように伝えなければいけません。
「人生の残りの時間を大切に使う」という機会を逃すことになるのです。
これは一人一人の基本的人権だと思うのですよ。

 

そういう意味では
東電は基本的人権をないがしろにしている企業である、
とも言えるのではないでしょうか。
「希望的観測を述べること」は 誰の利益にもならないのです。

アカン、東電はリスクマネージメントを全員が一から学びなおさねばなりません。

 

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