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桜は来年も帰ってきます

2020年03月30日  

昨日はよい天気でしたね。
風は強かったですが。
外をランニングしている人を たくさんみかけました。
そう、私たちは 自分で 運動して気分転換を図る方法を身に着けています。
それは子供達にも必要なことです。
散歩したり外を走ったり。
連れて行ってあげましょう。

吉島公園では 花見をしている団体がおりました。
ばらけて座っていることもない、例年通りの距離感で宴会されておりました。
この言葉を贈りたいと思います。
「桜は来年も帰ってきます。人の命は帰ってきません」
山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信
https://www.covid19-yamanaka.com/index.html

東京、大阪では、新型コロナ対策で予定されていた病院ベッド数を すでに患者数が超えてしまったようです。
都内の感染症指定医療機関で何が起こっているのか
Yahooニュース 忽那賢志 | 感染症専門医 2020/3/28
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200328-00170113/

結核病床をコロナに転用したりして、ギリギリしのいでいる状況のようです。
しかし、もうベッドに余裕はないし、マンパワーは確実に落ちていきます。
交代で休みを取りながら、でないと 長続きしません。

医師なら誰でも新型コロナの診察・診療くらい 出来るのではないか、と
思っておられるかもしれません。
でも、そうではありません。
私の最後の勤務先病院であったJA広島総合病院の例でいうと
新型インフルエンザが発生するかも、ということで、新型インフル対応訓練、というのを おこないました。
成人患者は呼吸器内科の医師(=私)が診療するよね、小児患者は小児科医師だよね、
でもよほどの新生児でなければ 内科医が診療できるよね、
ということで
訓練初年度は、完全防御のマスクやガウンなどの着脱訓練をおこなったのは 私一人だけだったのです。
つまり
基幹病院であっても完全防御衣の着脱が訓練されたのは たった1名のみ、です。
あれから10年以上は経過しました。
毎年毎年 各病院で新型インフルエンザ対応訓練をおこなっている、とすれば
各病院で10名程度は 完全防御衣の着脱が出来る医師が在籍する、ということになります。
N95マスクなんて、呼吸器内科医または感染症科医のほかには 
実物を装着した経験のある医師は ふつうは いないんですよ。
限られた数の医師に 過重な負担がかかってくる、という状況が 心配されます。

医療を崩壊させないように。
そのために「3密」を避けましょう。

いぶしぎん 20周年です。
4月1日 18時 玉櫻酒造 お燗番来店
4月5日 15時 西条鶴 宮地杜氏 お燗番来店 です。
天然鯛の刺身

扶桑鶴 特別純米酒

昨日 夕方の吉島公園の桜です。
ほぼ満開の木あり、3分咲き程度の木もあり。
昨日の江波山公園では、ソメイヨシノは3-7分咲き、エバヤマザクラは5分咲きでした。
売店は出店されておりません。

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