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治りにくい傷

2019年07月23日  

医療法人和平会 折口医院ブログ として ブログ再開しております。
これからもよろしくお願い申し上げます。
新ブログに移行し、まだ手探り状態です。
まだ画像貼り付け、とか コメント欄の設定などが うまくいっていません。
何かお気づきの点がございましたら 御一報くださいませ。

 

さて、カープ、
今週は中日、ヤクルト戦です。
下位を確実に叩いて5割復帰したいですね。
今日はアドゥワ投手です、低めに投げることが出来れば期待できます、応援しましょう!

 

7月20日(土)夜は、広島フットケアセミナーに出席してきました。
講演1:看護師がおこなう爪切りの実際
講師1:土谷総合病院 皮膚・排泄ケア認定看護師 廣島なつき 氏

講演2:足の治りにくい傷と爪白癬
講師2:長崎病院皮膚科 身原京美 先生
要点
爪白癬の菌にはおもに2種類あり、
一つは爪の深い部分で増殖する、もう一つは爪の表面近くで増殖する。
深い所で増える菌については、可能な限り切り落とし・削り落として菌の量を減らし、
そのうえで浸透性に優れた治療薬外用を使用することが基本となる。
そのためには切れ味のよい直線状のニッパーと、グラインダーを使用する。
内服薬は肝障害を生じたり、食欲低下をおこしたりするため、特に高齢者では使用しにくい。

治りにくい傷、ちょっと変な場所の傷には 下肢血流障害の可能性を疑う。
***

タイトルでおわかりのように、
このセミナーは 看護師向けと思われたため
当方は参加の予定にしておりませんでした。
実際に出席者は看護師が多く、
認知症センターや訪問看護ステーションの看護師さんも出席されておられました。

 


なんで私が出席することになったか、というと
主催者が当方の医院に来て
「講師の先生が 当方にぜひ出席して欲しい、と おっしゃっています。」
とのことだったのです。
身原先生には、己斐の上のほうの施設患者の かなり重い症状の患者 などを
何人も診ていただいております。
その先生の直々の御指名であれば 出席しないわけにはいきません。
医師の出席は皮膚科開業医の先生が何人かおられましたが、内科医は私だけでした。
でも
身原先生が非常に勉強熱心な先生で 最新の情報も教えていただきましたし、
貴重な写真を何例も見せていただくことが出来ました。
結果ですが 出席させていただいて とても勉強になりました。

 

在宅や施設で担当させていただいている患者さんというのは
簡単に皮膚科に受診する、というわけにはいかない人が多いです。
寝たきりだったり、認知症だったり。
ですから、なんでもかんでも最初から皮膚科紹介、というのは出来ませんし、しておりません。
まずは私ども在宅医が初期治療をおこない、
それで治りが悪い場合に皮膚専門医にお願いする、という段取りとなります。
ですから
私ども在宅医は 皮膚科患者を診る機会が最も多い内科医なのかもしれません。
皮膚疾患の勉強も おこなっておりますよ。

 

緩和ケア薬剤師がコンサートでいただいた花束

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★インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

コンサートのお知らせです。
夏の第九 Hiroshima 2019 8月1日
大野和士がなぜ津軽三味線!
本番当日18時15分から大野和士が自ら楽曲を解説するプレトークを開催

第一部は
ファビア・サントコフスキー:2つの三味線のための協奏曲
(2019年5月バルセロナにて世界初演。
日本での演奏は東京と広島だけが予定されています。)

第二部は
ベートーヴェン:交響曲第九番 ニ短調 Op.125「合唱付き」

夏の第九 Hiroshima 2019
津軽三味線の吉田兄弟とバルセロナ交響楽団 夢の共演!
NPO音楽は平和を運ぶ が後援しています。
指揮はもちろん 我らがマエストロ大野和士さんです。
http://music-peace.jp/

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