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点検したら記録を残しましょう

2013年09月3日  

夜は冷房がいらなくなってきましたね。
昼間の往診の車では冷房はまだまだ必要ですが。
涼しくなってきたら投手陣に期待しましょう。
今日はマエケン。
雨の予報ですけど、試合はあるのでしょうかね。

さて
原発関係のニュースが毎日のように出てきています。
東電への信頼を失わせるニュースばかり、です。

福島第1原発で高放射線量、最大毎時1800ミリシーベルト
AFP=時事 9月1日(日)10時31分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130901-00000014-jij_afp-int
東京電力は31日、福島第1原子力発電所の汚染水用タンク近くで、人間が4時間浴び続けると死亡するとされる最高毎時1800ミリシーベルトの極めて高い放射線量を新たに確認したと発表した。
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新たに確認した、というのは
前回は測定上限を超えていた、ということのようです。
線量が高いほうが問題が大きいのに、
線量が高いことへの準備/予測対応が出来ていなかったわけです。
また
タンクからの汚染水漏れだけではなく
配管からの漏れも見つかったとのことです。
突貫工事のやっつけ仕事、仮設タンクですので、
配管からの漏れも当然おこりうる事態でしょうね。

<汚染水漏れ>「タンク、金かけず作った」協力会社会長証言
毎日新聞 8月25日(日)7時40分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130825-00000010-mai-sctch
「タンクは工期が短く、金もなるべくかけずに作った。長期間耐えられる構造ではない」と証言した。
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では
当然おこりうる事態に対して
点検はやっていたのか、というと。

タンク汚染水漏れ、点検記録なし 福島第一原発
朝日新聞2013年8月23日(金)21:06
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/TKY201308230295.html
東電はタンクから汚染水漏れがないか、1日2回巡視している。しかし、漏れに気づかずに約300トンが漏れ、一部は海に流れ出ていた可能性が高い。
この日、規制委の更田豊志委員らが福島第一原発を調査。東電に巡視の状況を記した点検記録を示すよう求めたところ、放射線量や見回った時刻などの記録がなかったことがわかった。
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業務としてやったことは記録に残す。
どんな会社であっても当たり前のことですね。
記録がない、ということは
やっていないと見なされても仕方ない状況です。
いつどこの何を点検したのか、と言われても返事が出来ない。
たとえば
コンビニやスーパーのトイレ点検だって
誰が何時に点検したのか、記録し、サインがされています。
点検したら記録をする。
こんな基本が出来ない会社、終わっています。

東京電力が原発再稼働をやりたがったとしても
こんな状況では誰もOKは出せません。
日々の業務をきちんと着実にこなしていかなければ
信頼は戻ってくるはずはないのです。

汚染水処理は国がおこなう、という話も出ています。
東京電力という会社はもうつぶしてしまったほうがよいのでは。
汚染水対策に500億円…政府が基本方針決定へ
読売新聞 9月3日(火)6時14分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130903-00000024-yom-pol

医療機関では
医療監査があった場合にカルテに何も書いてないとすると
それは本当に診察したのか?
本当に患者指導したのか?
と指摘されます。
不適切な診療であると判定されて
診療費の返還が求められることになります。
診察しカルテに記載をする、というのが我々の基本なのです。
点検記録(診療記録に相当)が残ってない、というのは
我々にとっては全く信じられないことなんですよ。

***
在宅医療推進のための市民公開講演会

日時:平成25年9月14日(土) 14時30分~16時30分
場所:広島YMCA 国際文化ホール
タイトル:在宅ひとり死のススメ
講師:東京大学名誉教授、NPO法人 ウィメンズアクションネットワーク理事長
上野千鶴子先生

参加費無料
事前申し込み必要、先着200名。
往復はがきで御応募ください。
1枚の往復はがきで3名までお申込みできます。
参加者全員の氏名、
および代表者の連絡先(電話)をご記入ください。
会場の場所は以下
http://www.hymca.jp/hall/place/main_building/hall.html

主催:在宅医療連携拠点事業
「在宅・施設医療ネットワーク広島」
事務局 折口内科医院 あて
730-0822広島市中区吉島東1-4-16

折尾駅かしわめし
P1030854.JPG
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