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産学公連携フェア

2010年09月27日  
緩和ケア薬剤師です。
市民ボランティアとして関わっている広島市科学技術市民カウンセラーの活動の一つとして
9月16日は「産学公連携フェア」
テーマ「医工連携・人間工学を応用したものづくり」
で、5つの大学の講演を聴いてきました。

1「うつ病マーカーとうつ病抑制物質」
県立広島大学生命環境学部生命科学科
2「脳機能の解明とその応用」
広島市立大学大学院情報科学研究科
3「加速度センサを用いたウェアラブル生態情報記録システム」
広島工業大学情報学部健康情報学科
4「次世代の自動車インパネ創出のためのヒューマン・マシン・インタフェース」
近畿大学工学部機械工学科
5「バイオマス由来プラスチック開発とその実用化」
広島大学産学・地域連携センター
どの話題も時間オーバーの盛りだくさんでした。
いずれも個人的に興味を持って調べたり、読んだりしていた内容です。

大変残念なことに、発表の表現が研究者目線、上から目線になってしまっています。
(えらそうな言い方で申し訳ありません。)
科学技術の最悪の使われ方をした都市の科学者の一人として私はいつも、
どうすれば市民にわかりやすく説明できるか、わかっていただけるか、と考えています。
いまや、大学といえども研究というものは、市民や企業に理解されないものはふるい落とされていく時代なのです。研究者が自分の好きな事だけをオタク的に追求していればいい、そんな時代は終わりを告げています。
科学技術はブラックボックスであるべきではなく、研究内容や方向性に一度は市民感覚というか主婦目線を求められたらよいのです(個人的な感想です)。
裁判でさえ、市民感覚が求められる時代です。
なんとか、この研究者の方々へ市民感覚、お伝えできないかなあ・・・サイエンスカフェにのせるのもかなり遠いなあ、と思いました。

今朝は、試供品でフェア会場で配布されていた「8020ヨーグルト」を食べました。
近日市販される予定です。

リレーフォーライフ1日目のあとは、
いつものようにお好み村2階カープでそば肉玉
P1130324.JPG
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

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