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禁煙治療再開です

2011年01月8日  

年末、福井や鳥取で
雪の国道で大型車がスリップして動けなくなり
何十時間にも及ぶ大渋滞が発生していました。
何でこんなことになるのだろう?
と思われた方はいませんか?

雪の多い地区、雪道になれている人にとっては、よく見る光景。
「雪だと当然起こりうる事態」 なのです。

私も、スキー場に向かう道で大型バスがスリップして横を向き
道をふさいだ場面に出くわしたことがあります。
戸河内インターからスキー場に向かう国道で
ホワイトバレースキー場手前の上り坂での事故でした。
ここは3車線だったので、空いている1車線を使用して片側交互通行でき、
閉じ込められることにはなりませんでしたが。

坂道だと、車の4輪にしっかり荷重がかかるわけではありません。
上り坂だと、後輪に荷重がかかり、前輪には荷重がかかりません。
車は荷重のかかる駆動輪で地面をグリップして走るわけで、
バスなど後輪駆動車はチェーンを後輪に巻いていれば走ることは走れます。
でも、
荷重のないタイヤは、ちょっとしたことで滑ります。
雪道のわだちをちょっと踏み外した程度でスリップし、
大きく車の向きが変わってしまうのです。
重力によって、ずりずりと下の方にずれ、車の向きを変える。
これで道をふさいでしまうことになります。

この、上り坂で斜めに停まった車を動けるように戻そうとすれば、方法は
1:下から押し上げて戻す
2:上から引っ張って戻す
3:自力で切り返して戻る
4:元の方向はあきらめ、下向きに向きを変え脱出させる
しかありません。
このうち
1:下から押す
というのは、とてもじゃないけど危険で出来ません。
さらに車がスリップした場合には、下にいる人は踏みつぶされてしまうからです。
2:上から引っ張る
というのは、大型牽引車が現場にたどり着くこと、足場を確保できること、が条件です。
現場到着に時間がかかるわけです。
3:自力で切り返す
というのは、道幅に余裕があれば可能でしょうが、
大型車が道いっぱいにふさがった場合には
前にも後ろにも行けない、という状況になっていることがありえます。
また、かりに広い道路だったとしても、前輪がグリップを失っていれば、切り返しで向きを変えることはほぼ不可能です。

滑らないことが一番。
そのためには
4輪スタッドレス、チェーン携行は必須です。
できれば4輪駆動のほうがいいですね。
ちなみに私はスキーに行く時は4輪駆動にチェーン2組を積んでいます。
牽引用ロープも積んでいます。
ガソリンも満タン状態で行くようにしています。
ガソリンがなくなり、暖房が止まれば命にかかわりますから。

また、坂道で止まらないようにすべきで、
車間距離を確保しゆっくり走る注意が必要です。
ゆっくりでも走り続けていれば、スリップする危険性はかなり減ります。

あの日、スリップした大型バスが、その後どうなったのかは知りません・・・。

おせち料理
エビ類が入っていますので、私はこうしたおせち料理セットは
好きじゃないんですけども。
まあ季節の風物詩ということで。
ユズが入っていることが多いので、何とかしてほしい・・・。
P1140024.JPG
★インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

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