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糖尿病になると治療費2000万円

2010年07月3日 , 

カープ、1安打勝利ですか。
打てなくても2点とれば勝てる、どうすれば点を取れるか、
ということです。
お互いにスクイズの応酬。
答えは、そういうことですね。
バント、スクイズはきっちり決めていきましょう。

さて、糖尿病のお話。
50歳で2型糖尿病を発症した場合、
生涯の直接的医療コストと、
労働生産性の低下や介護費用などの間接コストの合計は17万2000ドル
こんな推計結果を米疾病対策センター(CDC)が発表した。
医療コストのうち、7割は合併症の治療に要するという。

直接的医療費として、糖尿病自体の治療と合併症の治療のコスト、
間接的コストとして、欠勤、疾病出勤(具合が悪い状態で就労すること)による損失、介護費用、早期死亡などを算入した。

記事は 「日経BP net」 7月1日
http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20100701/234604/
全文を読むには日経メディカルオンラインに登録が必要です

糖尿病は、最初は痛くも何ともないので
きちんとした治療を受けていない人がたくさんいます。
まだ軽い段階、初期であれば食事療法・運動療法だけでいけるのですが、
病気が悪化して、そこではじめて治療を受け始めるのでは
実はもとに戻れない変化が生じているのです。
こうなると ほぼ一生 薬剤による治療は欠かせなくなります。
そして、糖尿病のコントロールが悪いと合併症が生じてくることになります。
失明、透析、下肢切断などです。
こうなると仕事どころではなくなってしまいます。

治療費に2000万円、という試算が発表されましたが、
これに職を失う損失(=収入を失う)を考えると
とくに若い人の場合にはそんな額ではすまない、
ということはおわかりいただけると思います。

糖尿病をバカにしないこと。
早く取り組めば、それだけ健康な生活を長くおくることができますよ。

健診シーズンです。
検尿で尿糖が出ているとか、
血糖あるいはヘモグロビンA1cが高いとか、
あるいは高血圧とか脂質異常とか、
何か指摘された人は放置せず、医療機関を受診しましょう。

ウッドデッキ席からの見え方
マエケンが投球前に大きく振りかぶっているところ。
遠いので人間は小さくしか見えません。
オペラグラスを持っている人もいました。
グラウンド上にいる全ての選手の動きはよく見えます。
センター前ヒットで3塁を回りホーム突入。走れ走れ、あー、足が遅いー、なんてね。
P1120444.JPG
★新型インフルエンザ情報
新型インフルエンザのワクチンを10ヶ月以内に用意する体制を作る。
2010年6月29日12時41分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20100629-OYT1T00594.htm

新型インフルエンザの本命であるH5N1が流行した場合などに
全国民分のワクチンを10ヶ月以内に確保する体制を作る、と
長妻大臣が記者会見で発表したそうです。

問題点が2つ、明確になりました。
1:最初の年はワクチンが間に合わないこと。
10ヶ月、ということは、翌年には間に合う、ということです。
最初のシーズンは何が何でも生き残らないといけません。
疎開、籠城、何でもありですから、考えておきましょう。
2週間分の水・食料の備蓄をお勧めしています。

2:大臣発表には、国外メーカーからのワクチン入手が盛り込まれていること。
H5N1で自国民がバタバタ死んでいるのに、他の国にワクチンを輸出してくれるなんて
そんなノーテンキな会社は あるのでしょうか?
ものすごく甘い期待のように思います。
きっと国から輸出規制がかかると思います。
海外メーカーからの輸入は見込めないと考えるべきでしょう。
ワクチンは初年度3000万人分(備蓄)、翌年も3000万人分がいいところだと
思っています。

全国民分のワクチンを、国内で全部製造する体制を作る
と言ってもらわないと困るのです。
そうでないなら、ワクチン接種の優先順位の話をする必要があります。

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