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肺炎球菌ワクチンへの誤解

2016年07月27日  

蒸し暑い日が続きますね。
ただ単に暑いのに比べると、体にこたえます。
食欲が落ちた、ということで
往診/訪問診療の依頼も増えています。
が、しかし、
高齢者の食欲が落ちる原因、元気がなくなる原因は いろいろあります。
肺炎だったり、心臓病だったり。
あるいは進行癌のこともあります。
何の基本情報もなく「往診」しても 御自宅ではレントゲンも撮れません。
ふだん病院にかかってない方の場合には
食欲不振の原因を調べるために病院受診をおすすめします。



さて、
肺炎球菌ワクチンについて
市から通知が来た方も多いでしょう。
誤解されている方がかなりおられます。

1:5年ごとに通知が来る?
5歳ごとの年齢が書いてあったから、
今回はワクチンを見送っても、5年後に また通知くるんでしょ、
その時に考えてもいいんでしょ?
という方が
けっこうおられます。

通知は1回しか来ません。
5年間の間に、もれなく全員に通知が来ます、というシステムです。
通知が来た時をのがせば
費用援助を受けることはできませんよ。

なお、
すでにワクチン接種を受けた方は
通知が来たとしても費用援助の対象にはなりません。


2:5年ごとにワクチンを受けるべき、ということ?
これも多い質問です。
5歳ごとの年齢が書いてありますからね。

肺炎球菌ワクチンは一生で1回、で よいです。
ただし、前回ワクチンを受けてから10年程度経過し、
まだまだ長生きしそうだ、
という場合には
2回目の接種を受けられてよいでしょう。
さらにその10年後頃に3回目を受ける価値があるかどうか、は
どちらでもお好きなように、ということになると思います。


三越地下で おはぎ 茨木餅。
茨木餅は吉島西にあるんですよ。
地元においしい物を作る店があるのは うれしいです。

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