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脳卒中の地域連携

2014年10月16日  

カープ、緒方新監督ですね。
「守りの野球を徹底的にやり、攻撃はもっと使えるはずの機動力を前面に出す。接戦で勝ち切る野球を目指したい」
まさに、その通りだと思いますね。
応援しましょう!


さて、
昨日は広島脳卒中地域連携の会に出席してきました。
毎年3回 開催されている会です。
急性期基幹病院、回復期病院、そして地域の開業医、
みんなで集まっての勉強会が続いております。

講演:回復期リハビリテーション病棟過剰時代の到来を踏まえた脳卒中地域連携の今後
講師:森之宮病院院長代理 宮井一郎先生
要点
地域によって人口あたりの回復期リハ病床数はだいぶ異なる。
地域連携のネットワークが動き始めてからは、
エリアを超えての入院依頼はかなり減っていて
エリア内での入院紹介が大半となってきている。
退院後を見据えて、生活期リハビリ(診療所など)との連携が重要であり、
たとえば「診療所に役立つリハビリ(仮題)」といったような
地域の連携先にとってメリットとなるような研修会も開催を開始している。


広島では
HMネット という 県レベルで整備しようとしているネットワークがあり
それに脳卒中地域連携パスを載せるかどうか、
ということを検討している段階だそうです。

HMネットに加入・維持するにはお金がかかります。
当院を含め医療機関は加入してくるでしょうが、
(当院は当初から加入しております)、
地域包括ケアという視点でいえば
訪問看護ステーションや介護事業所が加入してこないと
その目的を達することはできません。
・お金がかかること
・HMネットへの記入・記載というのは事業者にとって2度手間であること
という問題があります。
せめて
医療機関以外は加入・維持費無料
ということでないと
まるで稼働しないシステムで終わるような気がしています。


【公開講演会のお知らせ】
講師:石飛幸三 先生(平穏死のすすめ 著者)
講演:家族と迎える「平穏死」
  ~迷った時に大切にしたいこと~
日時:平成26年10月19日(日)14時~16時予定
会場:広島YMCA 国際文化ホール
入場:無料 申込先着280名(要事前申込)
主催:在宅・施設医療ネットワーク広島(事務局 折口内科医院)
後援:広島市
申込方法:インターネットで応募できます
在宅・施設医療ネットワーク広島 講演会案内ページ
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