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芽キャベツ、やるな、おぬし

2020年12月30日  

年末年始の診療のお知らせ。
12月29日から1月3日まで、外来診療は休診とさせていただきます。
御了承ください。
なお、在宅患者さんについては、往診・訪問診療でこれまでどおり対応いたします。
御安心ください。
昨日も何人も往診・訪問診療しておりますよ。

広島市の年末年始の救急医療体制は、例年と違いますので、確認しましょう!
市や県、医師会の要請をうけて、臨時に診療しているクリニックもあります。
熱や咳で受診される場合には、事前に医療機関に電話してください。
受診の時刻や、受付窓口など 調整が必要なことがありますので。
院外処方箋を薬局に持参する時にも、薬局に事前に電話してください。
https://www.city.hiroshima.lg.jp/site/holidaymedicalcare/195631.html

新型コロナですが。
東京はあいかわらず その曜日の最多を更新し続け、15日間となりました。
まったく減る気配がありません。

50歳代の、働き盛りの国会議員もコロナで お亡くなりになりました。
記事では、熱があったにもかかわらず、PCR検査の予約が 2日後しか取れなかった、とのことです。
熱などの症状がある人は すぐに検査を受けられるように 体制を整備すべきと思います。
また、PCR検査だけに限る必要はなく、迅速抗原検査なら 15分あれば結果が出るんですけども。
持病があったわけですから、「かかりつけ医」は いたはずですよね。
このあたり、東京の事情はどうなんでしょうねえ。

広島では、ホテル待機の感染者が増加しているようです。
医師が体調を確認せねばなりません。
ホテル待機患者の診療をおこなう医師の役割も重要です。
なんとか、よい体制を作り上げて いい運用をしてもらいたいものです。

さて、
新型コロナの死亡者は少ない、コロナはインフルエンザなみ、
おそれるな(経済を回せ)、2類相当から5類へ
なんていう主張が ときにみられます。
インフルエンザには ワクチンも治療薬もありますが、
コロナについては、まだ有効な対策が 何もないんですよ。
高齢者の死亡率が非常に高い、
重症化し、人工呼吸になると ICU入院の期間が非常に長い、
という特徴があります。
インフルエンザとは 明らかに違うんです。

神戸大学感染症科 岩田健太郎教授は、次のように述べられています。
疾患として、COVID-19とインフルは違う。死亡リスクが高く、ICU入室が多く、そしてICU入室期間が長い。医療現場での負担、苦痛が大きいのは自明である。

コロナはインフルの類なんて寝言を言うな!
メディカルトリビューン 岩田健太郎 2020/12/28
https://medical-tribune.co.jp/rensai/2020/1228534295/index.html?_login=1#_login

もしかしたら、メディカルトリビューンは 登録している医療者しか読めないかもしれません。
医療従事者は この記事をぜひお読みください。登録は無料です。

 
不要不急の外出は控えましょう。
年末年始の会食はやめましょう。
帰省は今年はあきらめましょう。
暮も正月もステイホーム!
よろしくお願い申し上げます。

芽キャベツ
お歳暮で、ハムをいただくことがあります。
塩蔵品なので 基本的には 私どもはハムを食べることは あまりありません。塩辛くて 食べられないんです。
芽キャベツをレンジでチンして、ハムと合わせてみたら とてもおいしかったです。
芽キャベツ、やるな、おぬし。

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広島ブログ

医療現場への負担を軽減するためにも今一度、
・屋内ではマスクを着ける
・3密を避ける(特に職場での休憩時間や会食)
・こまめに手洗いをする
といった、基本的な感染対策について徹底しましょう。
よろしくお願い申し上げます。

新型コロナウィルス感染症に心で負けない行動を!
http://www.pref.kagoshima.jp/ab16/kurashi-kankyo/jinken/jinkenkeihatu/documents/80057_20200709172544-1.pdf
鹿児島県の呼びかけですが、とてもすばらしい! ぜひお読みください。

COVID-19 Japan 都道府県別感染者予測
最悪の状態 を 具体的数値で知ることができます。
https://www.stopcovid19.jp/forecast.html
最善を期待し最悪に備えましょう。

【業務連絡】若手医師募集
新型コロナ対応をきっかけに
「医療の在り方」、「医療の目指すべきもの」について
考えを深めた方・考えを改めた方も多いと思います。
もし
「今は東京や大阪(等)で働いているが、地元広島に帰って働きたい」
とか
「病院勤務医よりも もっと患者に寄り添いたい」
「今の病院の勤務形態では 体を壊してしまうのではないか」
「これだけ命を張って働いているのに、ボーナスが減額とは 病院というのはおかしいのではないか」
など考えはじめた医師の方は どうぞ当院に御連絡ください。
ただし若い医師に限らせていただきます、30歳代・40歳代限定です。
「給料よりも 生きがい・働きがい」を求めている方、よろしくお願いいたします。
(「給料優先」という方は、イナカの病院なら「過疎地手当」が上乗せされますし、
医師求人サイトで探されると「高級優遇」のところは見つかると思います。)
広島はコンパクトな街で、衣食住、そして働くにも子育てにも いい所だと太鼓判押せますよ。
当ブログを御覧になり、院長の理念に賛同された方、どうぞ御連絡よろしくお願い申し上げます。

在宅診療は楽しいですよ!

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