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若くても子供が生める社会に

2012年02月14日  

バレンタインデーの日に
NHKが興味深い番組を放送します。

日本の高齢化はどんどん進んでいます。
団塊の世代が、20年後には死亡のピークを迎え、
その後 日本の人口は一気に減ることになります。

地域に子どもがいないと、
地域に活力は出ませんし、将来 地域を支えることもできません。
子どもを産み、育てることの出来る社会にすることが
絶対に必要な施策となります。

しかし、そこに問題が。
ある程度 収入が上がってから
結婚し子どもを作ろうとしても
女性には出産の適齢期があるのです。
年齢が高くなればなるほど妊娠率も下がるし、
妊娠出産の危険性も高くなっていきます。

ところが、
高齢になっても妊娠できる、(安全に)出産できる、
と考えている人が増えています。
実情を知らないのです。

NHKクローズアップ現代が、そのことを取り上げるようです。
2月14日(火)放送
産みたいのに産めない ~卵子老化の衝撃~
内容:
「卵子は老化する。35歳を超えると妊娠が難しくなる」。
中略
女性の社会進出につれ晩婚化が進み、35歳を過ぎて不妊治療を始め、初めて「卵子の老化」を知る人が増えている。
以下、略。
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/yotei/index.cgi#yotei2program

必要なのは
若い人たちへの教育であり、
出産を支える保育所等を整備することです。

現在、老人向け施設は建設ラッシュ状態にあります。
20年後に向けて老人施設が不足するのは目に見えているので
国土交通省が補助金をつけているからです。

しかし本当に将来のために必要なのは
その後の主役となる子ども向け施策であろうと思っています。

番組の予告では
女性達を取り巻く現実を通して、「適齢期に産める社会」に必要なものは何か考える。
となっています。
ぜひ見て、考えたいと思っています。

写真はジャムくん。ずっと10.5kgでした。
a jam.jpg
★インフルエンザ情報
広島市では13日付で9校の学級閉鎖。
バレンタインに学級閉鎖では、残念な人もいるでしょうね。
県のホームページは更新されていません。

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