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軍事研究せず

2020年06月13日  

昨日も、退院された方の 初の訪問診療がありました。
家は安心できる、と言われ、退院してすぐ昼寝をされました。
病院では 眠れなかったそうです。
そしてまた、別なケアマネージャから 来週退院される方の在宅主治医の依頼がありました。

病院や施設ではなく、自宅療養を選択される方が多くなっています。
家だと、よく眠れますし、食欲も出ます。
「家の持つ不思議なチカラ」が あるんですよ。

どこで、どのように生きていきたいですか?
選択肢はたくさんあります。
ぜひ早めに御相談ください。

 

さて、話は全く別なことで。
今は、どこの会社も、お店も、あるいは医療機関も 収入が減って苦しいです。
それは 大学などの研究機関でも 同じです。
研究費は、ノドから手が出るほど欲しい。

で、
軍事応用可能なテーマについて、防衛省から研究費が出る、という制度があるのです。

私たちは、科学技術の誤った研究・発展の結果が原爆であることを知っています。
「お金がもらえて、研究ができるなら どんなことをやってもよい」ということではない、ということを知っています。
やっていいことと、悪いことはある。

そういう意味で、以下の決定をおこなった国立天文台などを応援したいと思っています。

 

国立天文台、軍事研究せず 自然科学機構9組織が助成不参加
東京新聞 2020年6月6日
https://www.tokyo-np.co.jp/article/33889
国立天文台(東京都三鷹市)など九つの研究組織でつくる自然科学研究機構が、軍事応用できる基礎研究に対し防衛省が助成する「安全保障技術研究推進制度」への不参加を決めたことが6日、分かった。これまで機構内で議論され、財政難から参加容認を求める声も出ていた。
***

 

叙勲等については、興味もなかったし、よく知りませんでした。
大学や公的な研究機関などに寄付をすれば、そのなかに該当するらしいです(500万円以上)。

勲章・褒章制度の概要。内閣府
https://www8.cao.go.jp/shokun/seidogaiyo.html
紺綬褒章
公益のために私財(500万円以上)を寄附した者を対象とする紺綬褒章は、表彰されるべき事績の生じた都度、各府省等の推薦に基づき審査をし、授与を行っています。
国、地方公共団体又は公益団体(公益を目的とし、法人格を有し、公益の増進に著しく寄与する事業を行う団体であって、当該団体に関係の深い府省等の申請に基づき賞勲局が認定した団体)に対する寄附が授与の対象となります。
***

 

もし、大きな金額を寄付しようという方がおられましたら
国立天文台等への寄付をぜひお願いいたします。

本当に全く身寄りのない方が 遺産についての遺言などなしで亡くなられた場合には
残った財産は国庫に没収、されます。
そんなことになるくらいなら、「これは応援したい!」と思う大学や研究施設に 遺産を寄付する、という遺言・手続きを生前におこなっておかれては いかがでしょうか。

 

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