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遺伝子検査 保険診療

2009年05月14日 ,, 

5月11日(月)第二内科開業医会勉強会に参加しました。

保険診療としての遺伝子検査の使い方
講師:広島大学原爆放射線医科学研究所 遺伝子診断・治療開発
准教授 檜山桂子 先生

要点
遺伝子診断はどんどん開発・実用化されており、今後も増える。
しかし、事前・事後のカウンセリングが大切なものも多い。
医師を介さない遺伝子検査もインターネット上でいくらでも見つけることができるが、
そうしたものはカウンセリングや検査精度、個人情報保護に問題があると懸念される。
もし相談したい時は広島大学遺伝子診療部(予約制)へ。

写真は母の日のプレゼント、ベゴニア
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檜山先生は、非常に優秀な先生で、むつかしい最新の内容を簡潔にまとめて 専門外の我々にわかりやすく説明することのできる先生です。つい先日、英語にて専門書を出版されたとのこと。すごいです。
2年前、肺腺癌におけるEGFR遺伝子の検査が保険適用となりました。
肺癌患者の半数以上が腺癌ですので、私もかなりの患者で検査をおこなってきました。
治療薬の選択に、かなり大切な情報をもたらしてくれるのです。
(具体的にはイレッサ、タルセバ)
いまでは、検査できる遺伝子の種類、病気の種類も増えてきています。
しかし、結果の解釈に注意が必要だったり、カウンセリングが必要なものもあります。
調べたところ陽性でした、陰性でした、では 終わらないのです。
子どもや家族に注意説明が必要なものもあり、そうでないものもある。
「保険診療となった検査なのだから、医師なら誰でも知っているだろう」
と思い、かかりつけ医に本人や御家族が相談をしてくることも予想されます。
間違った指導をしないよう、私たちもしっかり勉強しないといけません。

新型インフルA(H1N1)情報
目新しいものはありません。
病原性が弱いということから、国内対策は緩和されています。
策定されていた対策が、病原性の強いH5N1を想定したものだったからです。
5月13日3時9分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090513-00000014-yom-pol
学校休校の範囲については、「市区町村の一部または全域」を原則とし、例外的に「都道府県全域」とする方針となりました。
集会やスポーツ大会の自粛要請については、「一律の自粛要請は行わず、主催者に対し、開催の必要性を改めて検討するよう要請する」と大幅に緩和した。行動計画の「不要不急の外出の自粛要請」は盛り込まず、「手洗い、マスク着用、うがいを呼びかける」だけにとどめることになりました。
あまり恐れる必要はなさそうですが、最新情報に注意していましょう。

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