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重篤な疾患(の患者)をケアするプログラム

2019年10月5日 , 

いやー、暑いですね!
日が当たると車の中は地獄です。
昨日もアイス休憩が必要でした。
早く秋にならないかなあ・・・。

 

カープですが。
佐々岡さんが新監督のようですね。
いいと思います。
足は悪そうですが、大丈夫でしょうか?
体重を少し減らしたほうが足の負担は軽くなりますよ。
佐々岡監督、応援しましょう!

 

さて、
木曜日は広島緩和ケアセミナーに出席してきました。
講演:がん患者に対するアドバンス・ケア・プランニング
講師:神戸大学緩和支持治療科 木澤義之 教授
要点と感想
今回は看護師さんの参加が非常に多かったです。
ほぼ9割が看護師さんと見受けました。
座長が市民病院でしたので、院内でしっかり広報されたのでしょうね。
急性期病院(がん拠点病院)のスタッフがACPについて知るのは 大切なことです。
「人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン」改定版 を 読んだことのある人?
という講師の質問に
手が上がったのは3割程度でした。
その低さに驚きましたが、まあ 実際には 読んでいても手を挙げない人も多いでしょうから
実際は3割よりは多い、とは思いますが。

 

「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」 改訂について
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000197665.html

医療・介護関係者であるならば、上記ガイドラインに沿うべきです。
「知らなかった」では もはや許されません。
何度も読み込んでみましょう。
医療だけでなく ケア(介護)も加えられているのが今回改定のポイントです。
介護業界は関係ない、ではないのです。

 

海外の最新の動向も紹介いただきました。
木澤先生の講演は 毎回新たな内容が追加されますので
「前回聞いたから もういいや」ではないのです。
最新情報をまとめて紹介して下さりますので、よく理解できます、本当に頭がさがりますね。

ハーバードでは
Serious Illness Care program が 策定され 動いているそうです。
日本語に直訳すると
重篤な疾患(の患者)をケアするプログラム でしょうか。
https://www.ariadnelabs.org/areas-of-work/serious-illness-care/

今、日本語のプログラム策定がほぼ終わり、
ここに日本語プログラムも近日アップされる見込み、とのことです。

 

多くの患者・家族は
今後の治療・ケアの説明を受けていない、そうです。
医療者と患者・家族のコミュニケーション不足です。
さきのプログラムは、コミュニケーションスキルのプログラムとも考えていいようです。

 

あなたの目標は何ですか?
あなたにとって一番価値あるものとは何ですか?
どんなことが一番大切ですか?

これに対する答えは 一人ひとりさまざまです。
その人の価値観を みんなで共有することに意義があります。
それを今後の治療・ケアに反映していくためです。

・1分1秒でも長く生きていたい、そのためにはどんなにつらい治療でも受ける。
というのでもいいですし、
・家族と家で生活していく時間を大事にしたい。入院治療はもう希望しない。
でもいいです。

あなたの御希望を私たちにお聞かせください。

 

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