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青山選手MVP

2015年12月10日  

サンフレッチェ、青山選手MVPいいですね!
今年の日本一チーム、クラブ世界3位チームの主将ですから
当然の受賞と思います。
授賞式では いい顔でしたね。
23日は優勝パレードですが、雨はどうでしょうかねえ・・・。

さて、
昨日の続きのような記事です。
昨日夜、NHKテレビのニュースを見ていて
ずっこけそうになりましたものですから。
NHKで探すのは難しかったので
朝日新聞の記事をご紹介しておきます。

診察料など0.49%引き上げへ 診療報酬改定
朝日新聞デジタル 2015年12月19日
http://www.asahi.com/articles/ASHDM3G7BHDMUBQU009.html

薬代の薬価は減額し、全体の改定率はマイナス0・84%ほどで調整。社会保障費の伸びを抑制しつつ、医師ら医療従事者の人件費となる本体を増やすことで医療業界に配慮する
***一部引用

問題となるのは ここです。
「医師ら医療従事者の人件費となる本体を増やすことで医療業界に配慮する」
もっと絞り込むと
「医師ら医療従事者の人件費となる本体」
という部分。
そこは違います、報道各社は何か勘違いしているか
もしくは知っていて何か方向性(民意の誘導)を企図して書いている
としか思えないです。

「医師ら医療従事者の人件費となる本体」
がアップになれば、
当然 医師らの人件費(給与)が上がるだろう と
このニュースを見た聞いた人は思ってしまうでしょうね。
違いますよ。

医療機関の収入は
保険医療の収入と、保険外収入(ワクチンや診断書料金)などがあります。
全部ひっくるめて会計、収支計算をおこなって
それで給与などが決まっていきます。

保険医療収入とは
本体部分(=初診・再診料や疾患指導管理料など、医師の技術料に相当)
検査費
薬剤費
などで構成されます。

今回は、
医師の技術料部分をアップし
薬剤費はマイナスとし
全体として保険医療費をマイナス改定しよう、というものです。
本体部分がアップになったから、といって
医療関係者の人件費がアップするわけではないです。
医療機関の総収入が増えない限り、給与がアップすることはないです。

医療関係の記者なら
そんなことは 先刻ご承知の内容のはずなのですが
経済部の記者が書いた記事なんでしょうかねえ。
NHKも朝日も読売も
みんなそろって
「医師ら医療従事者の人件費となる本体を増やす」
という内容の書き方、報道をおこなっています。
政府からの記者発表=大本営発表=を
そのまま記事にしたのではないか、と思ってしまいます。

マスコミ各社、もっとしっかりしろ!
なんてね。

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デザートは孫のものになってしまいます

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