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食べられなくなったら自宅に帰る

2017年03月9日 , 

昨夜は在宅での看取りがありました。
もともと嚥下が難しくなってきている方でしたが
誤嚥性肺炎で病院に入院され
ついに食べること・飲み込むことが全くできなくなってしまいました。
胃瘻や持続点滴は本人も御家族も希望されません。
この状態で、「本人にとって いちばん穏やかに暮らせる場所」はどこでしょうか?

みんなで相談され、退院して御自宅に帰って来られたのです。
いつもの音・声、いつもの光・風、いつものにおい。
住み慣れた場所というのが 一番安心して暮らせます。

食べられなくなったら入院、施設へ、ということではなく
食べられなくなったら退院して自宅へ帰る。
そういう選択肢もあるのです。

さて、一昨日は医療安全・院内感染対策研修会に出席してきました。
すべての医療機関で この2項目については年2回以上の研修が義務付けられております。
講演1:針刺し・切創対策
講師:広島市医師会運営・安芸市民病院 感染管理認定看護師 篠原久恵 先生

講演2:対立を対話で紐解く~医療メディエーション~
講師:全国土木建築国民健康保険組合 総合病院 厚生中央病院 荒神裕之 先生

医療メディエーションというのは聞きなれない言葉ですね。
日本医療メディエーター協会というのがあります。
そのホームページから。
http://jahm.org/

医療メディエーションとは
患者と医療者が向き合う場を設定し、対話を促進することを通して、関係再構築を支援するしくみです。医療メディエーター(医療対話仲介者)はあくまでも、当事者自身による自主的な対話を促進する役割で、代理や代弁をしたり「解決案」を提示したりしません。あくまで当事者の患者・医療者が主役です
***

患者サポート加算、という形で診療報酬にも反映されており
厚生労働省も普及をすすめたいと思っているようです。
興味ある方はホームページを御覧ください。

神戸芦屋ビゴの店 洋梨のタルト仕立て
洋梨のパイやタルトが好きなので、見かければ購入します
P1060365.JPG
★インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

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