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食品のアレルギー表示

2015年02月15日  

いい天気ですね。
しかし、今日明日はPM2.5「多い」予報です。
外出される方は用心しましょう。

さて、
今では、食品にアレルギーをおこす可能性のある食品の表示が
みられるようになっています。
多くの人にとっては 関係ない情報だと思いますが
食物アレルギーのある人にとっては、生きるか死ぬかの情報ですので
こまごました表示は御容認いただければと思います。

わかりにくい表示、というのが
日本医師会雑誌に例示されていましたので御紹介します。
以下のような問い合わせが実際にあったのでしょう。

・乳化剤
卵黄や大豆レシチンなどから作られたり、化学的に作られる。
「乳」とあるが、牛乳から作られる物ではないので
牛乳アレルギー患者でも摂取可能。

・乳酸カルシウム
化学物質である、「乳」とは関係がない。
牛乳アレルギー患者でも摂取可能。

・カカオバター
カカオ豆から作られる脂肪分。
「バター」と書かれているが、「乳」とは関係がない。
牛乳アレルギー患者でも摂取可能。

・乳酸菌
細菌の名称であり、「乳」とは関係がなく
牛乳アレルギー患者でも摂取可能。
ただし、
「乳酸菌で発酵させた乳」である乳酸菌飲料の場合、
原料が乳であるため、牛乳アレルギー患者は摂取できない。
***

食物アレルギーについては
血液検査で反応が出ている物は全部ダメ、とは言えませんし、
加熱すれば性質(=抗原性)が変わって大丈夫になる食品もあります。
また、
乳幼児期にはダメだった食品であっても
成長するにしたがって大丈夫になる食品もあります。
複数の食品の厳格な摂取制限を長く続ける、というのは良くないとされています。
専門医・専門施設のもとで
計画的に「摂取してはいけない食品、制限を解除してよい食品」を調べ、
負荷試験などをおこなって
食べられる食品・栄養素を増やしていく必要があります。

九州限定 ひよこマカダミアチョコ
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★インフルエンザ情報
12日付、13日付でも広島市で学級閉鎖は出ておりますが
数は減っています。
14日・15日の土日で収束に向かうと思われます。

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