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首相の妻は公人か私人か

2017年03月6日  

テレビニュースで
面白い設問を建てたものだなあ、と思っておりました。
首相の妻は外国にもついて行き、
首相が首脳会談をしている間など
施設など訪問したり、別な公務をこなしております。
国内でも同様でしょう。
公人に決まっているじゃないか、と思っていたので
この設問は新鮮でした。

ことの流れは(ざっくりと)、
ある学校法人に国有地を格安で払下げられたが、
政治家の関与があるのではないか、と疑われている。
その法人に、首相の妻が名誉校長としてホームページに出ていて
あいさつ文など公開されていた。

国会で格安払下げが問題となったとたんに
首相の妻、名誉校長の部分がホームページから消された。
それに関連して首相に質問が飛ぶと
私の妻は私人なのだから あれこれ追及されるのは心外である、と首相が答弁した。

で、
首相夫人に外務省の職員など5名が同行していることが明らかになると
それは職員が休みの日におこなっていることであり
旅費などは首相夫人が提供したものである(=公務出張ではない)と答弁された。

ここまで***

首相の妻は公人である、
したがって必要な人材・人員を貼り付けて
業務がスムーズにいくよう調整するのは当然である、

最初に首相がお答えになっていれば 何の問題もなかったと思います。
でも
私人と答えちゃったものだから
次々と問題答弁を重ねる状況になっています。

外務省職員などの交通費は、首相夫人が支出した、と答弁されております。
でも、
一私人が、国家公務員に、交通費等の金品を提供する、というのは
贈収賄に当たるのではないでしょうかね?
そちらのほうが、問題でないかい?
外務省等の記録を見ると
その当日の行動には出張の命令/会計処理などが行われているのではないでしょうかね?
虚偽の答弁ではないかい?

公人である妻が、私学の名誉校長に就任、というのはマズかった。
聞いていなかった。
すぐに辞任させる、今後同様なことがおこらないよう身を引き締めていきたい、

最初に頭を下げて答弁されれば問題終了だったように思います。
首相は頭を下げるのがイヤだったのでしょうが
ウソを嘘で塗り固めるような状況に落ち込んだような気がしています。
その後、身内である自民党の他議員に
名誉校長就任は断るべきだった、と言われたりしておりますね。

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