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高齢者増加なのに老人クラブ減少

2014年07月4日  

カープ、やはり雨天中止でしたね。
昨日は当院夏レクでのカープ観戦予定だったので、がっかりです。
夏レク自体は、別なカープのチケットをとりなおし
また後日に企画することになるのですが
払い戻しは1週間以内なので面倒ですねえ。

今日はマエケンが順延登板です。
応援しましょう!



気になるニュースです。
高齢者急増中なのに…なぜか会員減る老人クラブ
読売新聞 7月3日(木)8時14分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140703-00050020-yom-soci
高齢者人口が増加する中で、全国の老人クラブの会員数減少が続いている。

ピーク時から3割弱、約240万人も減少し、クラブが担ってきた高齢者の「互助」の機能や地域の安全活動などにも影響が出かねない状況だ。
***



私どもは
「地域で暮らす
  地域で支える
   地域で看取る」
をキャッチフレーズとして
住み慣れた場所で最期まで安心して暮らせる地域社会の実現を目指しています。
このためには
「公的支援(フォーマルサービス)」のほかに
いかに「インフォーマルサービス」を充実させておくか
が 肝心なポイントとなってきます。
自助、公助のほかに、共助とか互助とか呼ばれる部分です。

隣は隣、自分は自分、関係ない、
と思っていたのでは
自分が体調不良になった時に
近隣は誰も助けてくれないことになります。
老人会が機能しなくなってきている、
ということは
孤立社会の到来を予告しています。



具体的事例も報道されました。

<母親死亡>56歳長女を殺人容疑で逮捕 栄養失調を放置
毎日新聞 7月3日(木)12時23分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140703-00000041-mai-soci
実家で同居していた母(84)が歩けないほど衰弱しているにもかかわらず、食事を取らせず、医師の治療も受けさせないまま1週間外出して放置。栄養失調で殺害したとしている。
介護サービスは受けていなかったという。
***一部引用

近隣の人たちは
死亡するような状況になっていることを
知りませんでした。
(知っていれば虐待として通報も出来たはず)

80歳を超えれば、
社会との接点を出来るだけ何重にも張り巡らせる努力は
必要なのだろうと思います。
町内会や老人会。介護保険利用してデイサービスとか。
誰かが異変に気づいてくれるためにも、
社会との接点を何層にも用意すべきなんだろうと思います。


「老人会」、「老人クラブ」
という名称がいけないのかもしれません。
先日、100歳超の方の診察時に
会話の流れの中で
「私は老人ですか?」と聞かれました。
気分はまだまだ60歳なんだ、と。

今後は、団塊の世代を「老人会」に取り込む時代になります。
団塊の世代に、会の名称や活動内容を考えてもらう
というのがいいのでしょうね、きっと。


カープワイン

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★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

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