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黄砂による症状

2015年02月24日  

今日も霞んでいますね。
PM2.5、黄砂ともに明日午前中まで「やや多い」予測です。

昨日は全国各地で黄砂が観測されております。
気象庁の黄砂サイトでは、
日本に黄砂出ているように なっていないんですね。
九州大学スプリンターズの予測のほうが正確だ、
ということのようです。

黄砂が襲来してきますと、
人によりますが、さまざまな症状が出ます。

目が痛い、ノドが痛い。
これはよくみられる症状です。
PM2.5でも同様な症状はおこります。

痰が出る、ノドに痰がからむ。
このあたりまでは、対応もそう難しくない症状です。
「カゼひきました」と受診される方も多いのですが
毎年この時期に繰り返す症状の場合には
黄砂情報と突き合わせてみると 関連がみつかる場合もあります。

熱っぽい感じ、だるい、眠い、という症状。
たとえば、カゼをひいて熱が出ると
体を守ろうという反応がおこります。
体を安静に保とう、とする全身反応がおこるわけです。
これがだるさ、眠気という症状になります。
おそらく黄砂によって 身体に炎症が引き起こされているのでしょう。
こうなると、社会生活に支障が出てきます。
私の場合、
数年前ですが、学会参加で2泊3日で東京に行ったことがあります。
黄砂のため熱っぽい、だるいという症状がでて
2日目はホテルで寝るしかなく、一歩も外に出られず、
ということがありました。

もっとひどい人は 息苦しくなります。
喘息の持病のある人に、喘息発作がおこることがあるのです。
肺気腫など肺機能の悪い人にとっては、
生きるか死ぬか、というレベルの状態になり
毎年 黄砂の時期には 入院するしかない人もおられました。

黄砂情報には注意しておきましょう。

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★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

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