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2040年問題

2014年10月23日  

今日はドラフト会議ですね。
カープの指名は誰でしょうか?
楽しみですね。

さて、
2040年問題、というのがあります。
いろいろな分野で2040年問題と呼ばれる問題はあるようですが
今回のお話は医療・介護・福祉分野のお話です。

2025年問題、というのがあって
団塊の世代が後期高齢者の仲間入りをするのが2025年です。
病気になる人が増え、
介護を必要とする人が増え、
年間死亡者数が増えてきます。
救急車の出動も増えます。
急性期病院/救急医療の整備、
後方病院や施設の整備、
在宅医療の整備をすすめていかねばいけない。
これが2025年問題です。

で、
2025年問題に対応するために
医療・福祉・介護分野に若い人がどんどん就職してきたら
どうなるか。
2025年に後期高齢者になった団塊の世代の
死亡のピークとなるのが2040年なのです。

ピークをすぎれば、支える側の人間は不要になってきます。
場合によっては
医療・介護・福祉の業界では
仕事がなくなる人が出てくる恐れがある。
これが2040年問題です。
24歳で今年この業界に就職した人は
2040年には50歳です。
50歳前後の大量失業者を生むかもしれない、
と 業界では危惧されているところです。

人が余れば
解雇されたり
給与などの労働条件は悪くなるでしょう。


今は医師不足と言われており
医学部定員について
以下のニュースが出ています。

医学部定員、過去最多…07年度比1509人増
読売新聞 10月21日(火)11時15分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141021-00050019-yom-soci
2015年度の入学定員を今年度より65人増やし、過去最多の9134人とする計画を発表した。
政府は08年度から、医師不足解消に向けて定員を増やしており、07年度の定員に比べて1509人増となる。
***一部引用

医学部新設、という動きもあるようですが
いったん設立すると 廃部・廃校は難しい。
各大学の定員を少しずつ増やしたり減らしたりで
現実的な対応をしていけばいいと
思うのですけれども。


2040年頃には
死亡/相続にともなって家や土地を売りたい
という人が増え、
でも買いたい人はいない、
なんていう事態にもなりそうですね。
そのほか、いろいろあります。
president誌が2040年のシミュレーション記事を何本も出しています。

生産年齢人口6000万人割れに -2040年の日本、衝撃のシミュレーション【1】
PRESIDENT 2013年10月14日号
http://president.jp/articles/-/11641
シリーズ全部読むと、かなり時間かかります。
しかし、2040年問題を考えるのに まとまったいい記事です。
お時間のある時にどうぞ。


てっぺん にんにくしそ醤油漬け

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★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

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