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噴火災害時帰宅セット発売

2012年09月14日
9月17日開催の
「自然死」という「大往生」
中村仁一先生公開講演会
ですが、
定員に達しましたので参加受付は締切ました。
月曜日までに申し込まれた方は大丈夫です。
受付された方へ、個別に返信はしておりません。
(人数が多すぎて、個別返信対応は不可能です)。
火曜日以降に申し込まれた方については
定員越えのため参加できません、と返信しております。
なお、
当日は自由席です。
遅く来場された方は2階席となりますので
御了承ください。

自民も、民主も、代表選挙。
民主党で代表になれば、首相になるということになりますが
おそらく2か月程度の短命首相で
次の選挙では民主党は惨敗です。
期待の若手は代表選に出馬辞退。
次の機会に首相をねらう、って考えでしょうけれど、
そんなチャンス、もう来ませんけどね。
チャンスをつかまない者には未来は来ない。
幻滅ですね。

これに対し、自民党。
今度の選挙では第一党に復活する公算が大。
つまり、今回 党代表(総裁)に選ばれていれば
2か月後には首相になる。
民主党を分裂に追い込んだ功労者、谷垣さんが
当然代表に再選され、首相になるのがスジだと思いますが、
派閥の長老から引導が渡される。
自民党の派閥政治、長老支配という体制が
野党となっても何も変わっていないことが
明らかになりました。
何にも変わっていない。
これにも幻滅。

広島にも、日本維新の候補、立つのでしょうか。

さて。
噴火災害の帰宅に特化したセットが発売になったというお話。
プレスリリースより
***
防災用品の企画・販売をおこなうシーノン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:上地 忍、以下「シーノン」)は、日本で初めて噴火災害の帰宅に特化した防災セット「噴火災害時帰宅セット」を9月1日に販売開始いたします。

(略)

【火山灰被害について】
大規模な噴火が発生した際には100km以上の広範囲に渡り火山灰が降るため、新幹線や電車、飛行機の停止、高速道路の封鎖、一般道路の交通制限など、交通手段の多くがマヒすることが予想されます。そのため噴火発生の当日は、大量の降灰の中を徒歩で帰宅しなければなりません。
火山灰はマグマが砕けた小さな「ガラス片」であるため、目や喉に入った場合は激しい痛みとともに、結膜炎や網膜剥離、呼吸器障害や気管支炎を起こす恐れがあります。
衣服や毛髪に付着した火山灰は払い落とすことが難しく、自宅に灰を持ち込むと再び家庭内で障害がおきる可能性があります。また、携帯電話やスマートフォン、ノートパソコンなどの電子機器は火山灰が入り込むと故障することも予想されます。

こうした現状を踏まえシーノンでは、大規模噴火発生時の緊急帰宅時に必要なものをそろえた個人用セット「噴火災害時帰宅セット」を開発し、防災の日である9月1日に販売を開始いたします。「噴火災害時帰宅セット」には降り注ぐ火山灰から目や喉、身体をガードするマスク、ゴーグル、レインコートの他、帰宅中のトイレや休憩、物資の確保が困難になることを想定して、携帯トイレ、保温用ブランケット、非常用飲食物が含まれます。
また、火山灰による携帯電話やノートパソコンなどの電子機器の障害をふせぐラップフィルムも含まれるので、帰宅中の通信手段の保護、ならびに会社の業務を自宅でおこなうためにノートパソコンやUSBメモリ等を持ち帰る際も安心です。
(以下、略)
***
http://www.atpress.ne.jp/view/29611

東海・東南海地震もあるけれど、
富士山の噴火もある、という防災対策なのでしょうかね。
関東の住人は、地震だけでなく火山噴火にもそなえが必要だと
多くの人は思っているのでしょう。
広島にいると火山噴火なんて、考えたことないですけどね。
12600円、高いか、安いか。
降灰のなかを歩いて帰宅しなくてもいいような気がしますが。

今年、鹿児島に行ったときに
桜島の噴煙を見ました。
地元の人も こんな大きなのは久しぶり、という噴煙で、
真っ黒い噴煙が風で流れてきて
火山灰が鹿児島市内をおおいます。

火山灰は、普通の薄いマスクでは役に立ちません。
ゴーグルも必要でしょう。
頭からすっぽりカバーする使い捨てビニール雨具のようなものが
役に立ちそうです。

その鹿児島市で、夕食を終えて外に出てみると
駐車場に置いてある車は御覧の通りでした。
鹿児島では洗車場が必須、おおはやりだそうです。
大変ですね。
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★インフルエンザ情報
奈良県で、学級閉鎖が出ています。
インフルエンザ、初の集団感染 生駒の幼稚園、学級閉鎖 奈良
Yahooニュース 産経新聞 9月14日(金)7時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120914-00000039-san-l29

カープファンのジレンマ

2012年09月13日

9月17日開催の
「自然死」という「大往生」
中村仁一先生公開講演会
ですが、
定員に達しましたので参加受付は締切ました。
月曜日までに申し込まれた方は大丈夫です。
受付された方へ、個別に返信はしておりません。
(人数が多すぎて、個別対応は不可能です)。
火曜日以降に申し込まれた方については
定員越えのため参加できません、と返信しております。
なお、
当日は自由席です。
遅く来場された方は2階席となりますので
御了承ください。

さて、カープ。
現状、勝てる気がまったくしません。
とくに先制点をとられてからは
初球や2球目を全員が早打ちし、凡打凡打の繰り返し。
無策。
火の消えたベンチの雰囲気。
勝とうという意欲も工夫も感じられません。

昨日の中国新聞には
ベンチのムード についての話が出ていました。
それが巨人とカープの差。
そこを何とかするのも監督の仕事でしょう。
最前列に黙って坐っているだけが監督の仕事ではありません。

カープは、今季は不動の主砲が不在なのですが
来季は優勝をねらえる戦力が整ってきたと思います。
カープファンですから、今季ももちろん勝ってCSに出て欲しい。
でも、
もしCSに出ることができれば
野村監督が続投確実になります。
来季に優勝を目指すなら、
疑問符采配の目立つ野村監督では無理。

ということは
来季のことを願うなら
今年のCSはあきらめ、野村監督に責任とって監督を辞めていただく、
というのがカープの将来のため、
と思ってしまいます。

ああ、でも。
石井も金本も引退を表明しました。
今年CSを逃せば
背番号1 も、きっとその時点で引退を表明します。
マエケンが言っていたように、
前田にはCSをぜひ経験してほしい。

カープに勝ってほしい。
でも、勝てば野村監督が続投に。
ああ、でも負ければ前田がCSに出られない・・・。

はたして背番号1前田の引退試合となるのか。
今季地元最終戦のチケットは、すでに購入しました。

パセーラ6階ミスホア 333ビール(ベトナム)
ベトナムビール2種ありますが、どちらも飲みやすいですよ。
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★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

胃ろうでは誤嚥性肺炎は予防できない

2012年09月12日
9月17日開催の
「自然死」という「大往生」
中村仁一先生公開講演会
ですが、
非常に多くの申込みをいただき、ありがとうございます。
大きな部屋を確保したのですが
定員に達しましたので参加受付は締切、終了しました。
月曜日までに申し込まれた方は大丈夫です。
なお、
当日は自由席です。
遅く来場された方は2階席となりますので
御了承ください。

肺炎が死亡原因の3位に上がってきています。
脳血管疾患が4位に。
2011年の人口動態統計にて、3位と4位が入れ替わったのです。
1位 悪性新生物(=悪性腫瘍)
2位 心血管疾患
3位 肺炎
4位 脳血管疾患
上位3つは間違えなく言えるように、と
これまで看護学校などで教えてきていました。
肺炎が3位、覚えておきましょう。

肺炎死亡が増えてきたのは
高齢社会がすすんできたことを反映しています。
90歳以上に限れば、肺炎が死因1位なのです。
高齢者の肺炎では、「誤嚥」が重要なポイントです。
単純な「細菌性肺炎」ではないのですね。
誤嚥性肺炎は再発も繰り返します。
一度誤嚥性肺炎をおこす状態になった高齢者は
いずれ再発を繰り返し、
最後の命とりにもなる、ということなのです。

医療・介護関連肺炎ガイドラインというのがあります。
日本呼吸器学会がまとめたものです。
このガイドラインでは、
施設などにいる(老衰、寿命の)患者さんが、肺炎になったからといって(人工呼吸を含む)強力な治療を行うべきなのかどうか。医療に対する倫理観、患者さんや家族との関係も重視し、ガイドラインを参考に、主治医が倫理的に考え治療すべきである、と明記されています。

いわば、肺炎のターミナルケアを、いかに行うか。

医療・介護関連肺炎(NHCAP:nursing and healthcare-associated pneumonia)という概念。
その定義は、以下のいずれかに該当する患者の肺炎です。
・長期療養病床または介護施設に入所
・90日以内に病院を退院した
・介護*を必要とする高齢者、身体障害者
・通院にて継続的に血管内治療**を受けている

* 介護…身の回りのことしかできず日中の50%以上をベッドで過ごす
**血管内治療…透析・抗菌薬・化学療法・免疫抑制薬など

このガイドラインの中で、
胃瘻についても述べられています。
***
医療・介護関連肺炎ガイドライン
第8章
誤嚥性肺炎
・誤嚥性肺炎の予防として、嚥下反射改善剤は有効性が期待できるが、
胃瘻造設は薦められない。
***

週間医学会新聞の座談会では
「社会的には,肺炎予防策としてPEG(経皮的内視鏡胃瘻造設術)が選択されることが若干ありますが,それは不適切だと明確に示すべきです。」
という発言もされています。

週間医学界新聞2011年9月5日号
【座談会】
超高齢社会における医療・介護関連肺炎へのアプローチ
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02943_01

「食べられないから胃ろうを考えましょうか?」
という選択は成立するかもしれませんが、
「誤嚥性肺炎を繰り返しますから胃ろうにしましょうか?」
という選択は明らかに不適切である、
ということなのです。

呼吸器学会の定めたガイドラインですから
呼吸器の医師のほぼ全員、このことは知っています。
ほかの分野を専門とする医師のなかには
誤嚥性肺炎の予防に胃瘻が有効でないことを知らない方も
まだおられるかもしれませんが、
死因3位、肺炎に関連するガイドラインですから
近いうちに共通認識になってくると思います。

どういう状況にあり
どういうことを目標・目的に胃ろうを作るのか、
それをしっかり考えましょう。

パセーラ6階ミスホア サイゴンビール
珍しいですね。
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★インフルエンザ情報
東京で早くも学級閉鎖が出ています。A型です。
インフルエンザ:墨田・横川小で学級閉鎖 今季都内で初 /東京
毎日新聞 9月7日(金)10時56分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120907-00000019-mailo-l13

震災から1年を経ての心のケア

2012年09月11日

9月17日開催の
「自然死」という「大往生」
中村仁一先生公開講演会
ですが、
非常に多くの申込みをいただき、ありがとうございます。
昨日で参加申し込み受付を終了いたします。
大きな部屋を確保したのですが
その定員数に達しましたので
御了承くださいませ。
なお、
当日は自由席です。
遅く来られた方は2階席となりますので
これも御了承ください。

塩野義製薬株式会社は、
医療従事者を対象としたハンドブック
「震災から1 年を経ての心のケア」
を制作しました。
このハンドブックは、東日本大震災から1年余りを経過した現在の被災者の方々に必要な心のケアについてまとめた内容で、
福島県でメンタルケアに携わっておられる福島県立医科大学 丹羽 真一教授と、
阪神・淡路大震災ほか複数の大規模災害での臨床経験が豊富な神戸赤十字病院 村上 典子医師の監修により、
実際の症例や実践的な対処法を紹介しています

東日本大震災の被災地では、被災者の方々の心理的回復が遅れている状態にあります。
特に、自然災害に加え原発事故に起因する被害を抱える福島県では、
いまも約15 万人の方々が避難生活を余儀なくされており、
将来の見通しが立ちにくい状況の中、
ストレスにより心身症や抑うつ症状などを引き起こすケースが見られ、
きめ細かな支援や心のケアが求められています。
当ハンドブックは、
「震災から1年を経た、被災地の精神状況の実態」
「これから起こりうる疾患や症状(人災と自然災害後の心の変化の違い)」
「被災者(県内・県外避難)に必要とされる心のケア(対処法)」
などで構成されています。
県外に避難されている被災者の方々が多いこと、
また、身体症状での受診が医療機関へのファーストコンタクトとなり得ることなどから、
被災地の医師や専門医の方々だけでなく、
全国のかかりつけ医や一般内科医の方々にとっても心得としていただけるように制作していま
す。
(塩野義製薬ホームページから一部引用)
***

塩野義製薬、いいハンドブックを作ってくださったと思います。
当方にも届いています。

このハンドブックによると
2012年2月時点で福島県外にいる避難者は6万2674人。
広島県には307人となっています。
このうち2名の診療を当方が担当していますが
お二人とも癌の方で、
すでに1名は亡くなられました。

現時点では「震災医療」が適用されて
避難者の方の医療費は無料です。
ところが、
原発に非常に近い被災地(指定された市町村)をのぞいて
他の避難者は9月末で震災医療の適用が終了となるのです。

お話を聞いてみたところでは、
家が傾いてしまい、とても住めるような状況ではない、というお話でした。
身寄りもなく、家の修理費もありません。
帰れる見込みも、帰るあてもないそうです。

10月からは医療費負担が発生してきますが、
年金生活であり、暮らしは楽ではありません。
福島県外に避難されている方のなかには こういう方もおられます。

パセーラ6階ミスホア まるごとアスパラと豚肉の揚巻き
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★インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

高齢者作品展

2012年09月10日

カープ、勝てる試合でしたね。
ヤクルトも引き分けだったので1差は変わらず。
でも、来週は
カープは巨人、中日との6連戦。
これに対しヤクルトは阪神、横浜との6連戦です。
巡り合わせはカープにとって非常に厳しい。
続いて9月17日からはヤクルトと直接対決3連戦。
いよいよ、いよいよ3位争いの正念場です。
がんばれカープ!
応援しましょう!!

さて、
老人ホームなど高齢者向け施設は
理事長や施設長の方針により
運営は各施設ごとに異なります。
老人施設なんてどこも全部同じ、
と思ったら大間違いです。
施設ごとに重視しているポイントが異なるのです。
口から食べることを重視している施設、
食材や調理方法にこだわり、栄養士などが活躍しています。
おむつをはずせないか、ということを重視している施設、
自分でトイレに行き排泄する、というのは人間のプライドにかかわります。
リハビリを重視している施設、
最後までお世話する、看取りもすることを重視している施設、など。
(逆に、病院併設の施設などでは、
全員早めに病院に受診・入院できます、ということを
売りにしている施設もあるでしょう)。

昨日まで、市民交流プラザで
「平成24年度高齢者作品展」~達人たちの夢~
http://www.cf.city.hiroshima.jp/hitomachi/24sakuhinten.pdf
というのが、開催されていました。
5つくらいの部門があるのですが、
当方が嘱託医をつとめている施設では
2部門で 最高齢者賞 をいただきました。
この施設では93歳、94歳といった入所者の方々が、
絵画や手芸など、作品づくりに取り組んでおられるのです。

受賞された方は、もちろん喜んでおられました、テレながら。
職員一同にとっても、励みになります。
さしずめ、創作活動・手を使う活動に熱心な施設、といえましょうか。

施設はどこも同じではない、
ということを知っていただき、
どうか本人に合った施設をお選びください。

受賞作品を写真にとってブログにアップしていいかどうか、
本人に聞いていませんので御紹介できません、
すみません。

パセーラ6階ミスホア 豚肉のカリカリ揚げ焼
これはおすすめ。
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★インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

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「自然死」という「大往生」 中村仁一先生公開講演会

大往生したけりゃ医療とかかわるな
~自然死のすすめ~(幻冬舎新書)の著者、
中村仁一医師の市民公開講演会を開催します。

日時:平成24年9月17日(月、祝)
開場13時、講演13:30-15:30
会場:広島国際会議場 地下2階ヒマワリ
(会場を変更しています。ご注意ください。
国際会議場の地下2階というのは同じです。)
講師:老人ホーム「同和園」附属診療所所長 中村仁一医師
講演:人生の最期は手術や医療処置をせず
「自然死」という「大往生」
参加費:無料
申込方法:9月14日までに
氏名(複数可)、代表者連絡先(電話など)を明記して
「在宅・施設医療ネットワーク広島」事務局あて
FAX:082-241-6856 (折口内科医院)

参加申込みが殺到しており、主催者としてはありがたいことです。
ただ、ヒマワリの座席数600を超える可能性もあります。
当日、座席が満席となれば、それ以降の来場者は2階席に上がっていただくことになります。
御了承ください。

シェルティのバッグ

2012年09月9日
マエケン、さすがでしたね。
ここで負けたら4位に転落するというピンチに
完封で勝利とは、さすがエースです。
今日も勝って、ヤクルトを引き離していきましょう。
観衆数 26131人 だったそうです。
連日3万人 はいってほしいところですね。
今日は野村。順当にいけば勝てる相手です。
行ける人は、ぜひ球場で応援しましょう!

緩和ケア薬剤師です

定期的に患者さんのお宅へお伺いして
診察することを、「訪問診療」といいます。
くぅーさんのお近くにお住まいの方の所へ訪問診療に行くことになったとき、
初めて「FURIFURIしっぽ♪」さんへ行ってみました♪
かわいくて大感激☆

ワンコバッグもいろいろありました。
色や形もいろいろでしたが、
残念ながらシェルティーのはなかったのでした。
残念な気持ちでお尋ねしたら
「いつになるかはわからないけど、オーダー可能ですよ~」
と、やさしく言っていただけたので
迷わずお願いしました。
「耳の立っているシェルティーでお願いします!」
と。
ずーっと待っていました。
「サイズや布をセミオーダーできます」とお知らせのあったのが
一ヶ月くらい前かなあ。
「できましたよ~」
というメールを頂戴したのがおととい。
土曜の午後、受け取りに行ってきましたよ。

ラテくんの「さあなでろ攻撃」を受けつつ、
受け取りました。うふふふ❤
JAMと名前まで刺繍もしてくださっており、
嬉しくって仕方ありません。

明日の訪問診療からこのバッグで
JAMと一緒に患者さんのお宅をまわります。
元気が出ました!

FURIFURIしっぽ♪ さんのブログはこちら↓
http://furifurilatelate.blog117.fc2.com/

バッグはこれです。ありがとうございます。
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★インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

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「自然死」という「大往生」 中村仁一先生公開講演会

大往生したけりゃ医療とかかわるな
~自然死のすすめ~(幻冬舎新書)の著者、
中村仁一医師の市民公開講演会を開催します。

日時:平成24年9月17日(月、祝)
開場13時、講演13:30-15:30
会場:広島国際会議場 地下2階ヒマワリ
講師:老人ホーム「同和園」附属診療所所長 中村仁一医師
講演:人生の最期は手術や医療処置をせず
「自然死」という「大往生」
参加費:無料
申込方法:9月14日までに
氏名(複数可)、代表者連絡先(電話など)を明記して
「在宅・施設医療ネットワーク広島」事務局あて
FAX:082-241-6856 (折口内科医院)
またはメール info@origuchi-naika.jp  で

新聞記事にはFAX番号だけでなく電話番号も出ました。
間違えてFAX送信されている方もかなりおられますので
(電話に出たら ピーピロピロ・・・)
番号をもう一度御確認ください。

乳がん検診は、いつまで受けるべきか

2012年09月8日
中村仁一先生の市民公開講演会、
昨日の中国新聞に掲載されまして、大反響。
予定数を大きく超える申し込みが殺到しました。
運よく当日 国際会議場の大きな部屋が空いていたので
会場をダリアからヒマワリに移しました。
よろしくお願いいたします。

昨日の当ブログで
大腸癌検診を受けるのは75歳頃までが目安、
というお話を紹介しました。

本日は乳がん検診について。

2009 the United States Preventive Services Task Force recommends that women over the age of 50 receive mammography once every two years.
2009年アメリカ予防医学専門委員会(というイメージ)の報告では
50歳以上(から75歳まで)の女性の2年毎のマンモグラフィーを推奨しています。

では、75歳以上は? というと、
この報告で同専門委員会は、
75歳以上のマンモグラフィーは推奨していません。

昨日の当ブログに出てきた「ACP」も、
マンモグラフィは75歳で中止することを推奨しています。
ですから、
乳がん検診についても大腸癌検診と同様に
75歳まで、というのが一つの目安になるかもしれません。

しかし、乳がんは、進行がそんなに速いタイプの癌ではありません。
癌になっても、かなりの期間の生存が望めることになります。
ですから、癌検診をいつまで受けるかには異論もあって
American Geriatrics Society(アメリカ老年医学会、というイメージ)は
85歳まで継続することを推奨しています。

さらに別の考え方もあり、
アメリカ癌協会ACSガイドラインでは
Screening should continue for as long as a woman is in good health and would be a candidate for treatment (life expectancy > 5 yrs)
健康で、治療の対象となる女性(5年以上の生存が期待できる)は
スクリーニングを出来るだけ長く継続すべきである
としています。

逆に言うと、
何らかの身体的疾患や精神疾患、認知症などで
抗がん剤や手術の治療対象にならない状況になれば
乳がん検診は薦められない、ということです。

検診というのは
発見して治療につなげていくことが目的なのですから、
治療を受けられない状況となれば検診の意味がないのです。

ついでに御紹介しますと
アメリカでは乳がん自己検診法はもはや推奨されていません。
日本では乳がんの自己検診法は
乳がん検診の場に行くと学ぶはずなのですが。
日本人とアメリカ人では乳房の大きさが違うので、
これは日本オリジナルのデータを出すしかありませんね。

当院のグリーンカーテン
まだまだ各種咲いています。
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★インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

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「自然死」という「大往生」 中村仁一先生公開講演会

大往生したけりゃ医療とかかわるな
~自然死のすすめ~(幻冬舎新書)の著者、
中村仁一医師の市民公開講演会を開催します。

日時:平成24年9月17日(月、祝)
開場13時、講演13:30-15:30
会場:広島国際会議場 地下2階ヒマワリ
講師:老人ホーム「同和園」附属診療所所長 中村仁一医師
講演:人生の最期は手術や医療処置をせず
「自然死」という「大往生」
参加費:無料
申込方法:9月14日までに
氏名(複数可)、代表者連絡先(電話など)を明記して
「在宅・施設医療ネットワーク広島」事務局あて
FAX:082-241-6856 (折口内科医院)
またはメール info@origuchi-naika.jp  で

★会場整理のボランティアを若干名 募集します。
18歳以上、高校生不可です。
お問い合わせは上記メールアドレスへ

癌で死ぬ、というのも悪くない

2012年09月7日
中日、強いですね。
初回や6回など、中田を捉えるチャンスはあったのですけどね。
さあ、今日からは横浜戦。
切り替えて貯金シリーズといたしましょう。

さて、癌で死ぬ、ということに関して。
高齢者にとって、癌で死ぬ、というのは
けっして悪い話ばかりではないと思います。
若い人が癌で死ぬのは悲しいことですし、
癌と戦う人はしっかり戦えばよろしいのであって、
ここでは高齢者の癌のお話です。

癌では、ある程度 余命の計算が成り立ちます。
すぐには死なない。時間があるのです。
その残された時間の間に
仕事や作品を完成させることもできます。
家族や友人に別れを告げ、感謝の言葉を伝える時間的余裕があります。
各地の友人を訪ねて回ったり、生前葬をおこなう人もいます。
これまで行きたくて行けなかった場所への旅行など企画することができます。
痛みや苦しみがないよう、緩和ケアが支えてくれます。
自宅や施設など、住み慣れた環境でそのまま最期まで生活できます。

癌で若くして死なないために必要なのは
早期発見・早期治療であり、
つまりは癌検診です。
いつも私は
「癌検診を受けましょう」、と呼びかけています。

では、
癌で死ぬのも悪くない、とするなら、
いつ癌検診を受けるのをやめればいいでしょうか?
そういう話は
何か提唱されているでしょうか?

これについても、基準が示されている癌もあるのです。

Guidance Statement 4:
ACP recommends that clinicians stop screening for colorectal cancer in adults over the age of 75 years or in adults with a life expectancy of less than 10 years.
大腸癌のスクリーニングは75歳以上、
または余命10年以上が期待できない場合は
中止することを推奨する。
(ACPというのは、アメリカ内科学会、というようなイメージです。)

出典は以下。英語です。
Screening for Colorectal Cancer: A Guidance Statement From the American College of Physicians
http://annals.org/article.aspx?articleid=1090701#ACPBestPracticeAdvice

日本人とアメリカ人の平均寿命には差があるので
この年齢をそのまま日本に当てはめることはどうか、
という話にはなりますが、
また日本とアメリカでは健康保険制度なども違うのですが、
それでも参考にはなるでしょう。
ある程度の高齢になれば大腸癌検診を受ける意義はあまりない
と考えていいと思われます。

老人ホームに入所されている方は
年齢や持病、余命からすると、
ほぼ全員、大腸癌検診を受ける必要はないと考えられます。
実際に今、施設入所中の大腸癌末期の高齢者を担当していますが、
痛みも苦しみもなくすごされています。
御家族や、入所の仲間とのお別れの時間も十分に持てました。
癌で死ぬのも悪くないな、と思ってしまう経過です。

高齢になったら癌検診は受けない。
そういう選択肢も成立しますね。
そのようなお話を、中村仁一先生の講演を聞きながら
いっしょに考えてみませんか?

当院のグリーンカーテン。
スカーレットオハラという品種で、小さ目の花ですがとてもきれいです。
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★インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

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「自然死」という「大往生」 中村仁一先生公開講演会

大往生したけりゃ医療とかかわるな
~自然死のすすめ~(幻冬舎新書)の著者、
中村仁一医師の市民公開講演会を開催します。

日時:平成24年9月17日(月、祝)
開場13時、講演13:30-15:30
会場:広島国際会議場 地下2階ダリア
講師:老人ホーム「同和園」附属診療所所長 中村仁一医師
講演:人生の最期は手術や医療処置をせず
「自然死」という「大往生」
参加費:無料
申込方法:9月14日までに
氏名(複数可)、代表者連絡先(電話など)を明記して
「在宅・施設医療ネットワーク広島」事務局あて
FAX:082-241-6856 (折口内科医院)
またはメール info@origuchi-naika.jp  で

大野和士オペラ・レクチャーコンサート

2012年09月6日

カープ、きわどい試合を逃げ切れてよかったです。
大竹さまさまですね。
この調子で、守備を固めて逃げ切る、という試合でいきましょう。
できれば攻撃は 走り回る野球を見たいものです。
今日はバリントン、相手は中田。
中田は出来不出来の波が激しいので、
比較的安定してきたバリントンに勝機は十分あります。
応援しましょう!

緩和ケア薬剤師です。
月曜日、ふだんは夜の訪問診療があるのですが
「他の仕事がありますので、火曜日の夜でもよいでしょうか?」
と相談して時間を作り、
マエストロ大野和士のコンサートを手伝いに出ました。
ご来場くださった広島の人々に感謝申し上げます。

今の時期、ヨーロッパはバカンスの時期であり、
マエストロは夏休みということで日本に帰国されています。
ここ6年で広島は5回目、とおっしゃっていました。
毎回、原爆養護老人ホームなどを回られています。
昨年は全日程を被災地の慰問でまわられました。
広島の海の幸やおいしいお酒が、楽しみだそうです。
歓迎会のおひらきでおっしゃった言葉は、
「おいしいです。天国です。」でした。
広島は、水もご飯もおいしいのだそうです。
うれしいお言葉ですね。

今年は大野先生が連れてこられるオペラ歌手と「プリクラを撮ることにするんだ」
といわれ、中央通りならブラックジャック、とご案内したら
8月31日でブラックジャックは閉店していました。
マエストロと歌手が「どうしてもプリクラとりた~い」と
あきらめてくださらないので、さがしました。
通行人に聞いてたどり着いたのは、本通りのプリクラ館。
最近の機械は撮った後の加工がすごくて、
眼を大きくしたり、文字やマークなどを書き込んだり
もう、楽しそうでした~♪♪♪

大野和士は世界的有名人ですが、
広島での知名度はほとんどありません。
To You 9月号の表紙には掲載されましたが、
夜の本通りを闊歩しても誰も振り向きません。
緩和ケア医と二人で、「なんだか、とっても贅沢な時間だね」
と、ホテルまでご案内しました。

オペラ・レクチャーコンサートは、戦後の復興が忙しくて、
あるいは様々な理由で音楽に触れるチャンスが少なかった、
あるいはなかった人々に
オペラの楽しさを伝えたい、
という大野和士の希望に賛同した実行委員
(ほとんどがコンサート運営は初心者)が
ボランティアで開催したものです。
行き届かなかった点が多々あったと思います。
どうか、次の機会にはさらに良いものとしたいと思っていますので、
今回はお許しをいただきたいと思っております。

写真はプリクラに興ずるマエストロたち
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とくに新しい情報はありません。

昨日5日の中国新聞20面に
厚生労働省 平成24年度 在宅医療連携拠点事業
のことが紹介されています。
中国地方から選ばれた9拠点の一覧も出ています。
当院院長 高橋浩一の取材コメントも出ていますので
ぜひ記事を御覧ください。

つかみ取ろう!みんなでCS!!

2012年09月5日
カープ、大敗です。
先発が崩れた時の負けパターン継投では、大量失点も仕方がない。
先発にがんばってもらうしかないです。
そういう意味では野村投手の交代は早すぎと思います。
野村監督は、あの時点で「今日は負け」とサジを投げたとしか思えません。
野村投手の故障で早く交代させた、ということでなければいいのですが。

野村監督の采配、3位争いが本格化した時期となっていても
やっぱり私には大いに疑問です(昨夜の試合だけではなく、数十試合単位で)。
だから、この時期に、あえて書きますが、
野村監督は今年限りで辞めてほしい。
少なくともCSを逃したら、その時点で辞意表明があるべきと思います。

なぜあえてこの時期に、ということですが、
昨日、(株)広島東洋カープから、こんなのが届いたのですよ。

取れ!
取れる!
取った!!!

携帯でとった写真でわかりにくいかもしれませんが、
クライマックスシリーズを
みんなの力でつかみ取ろう、というものです。
(CSと書かれている風船を背番号25の選手がつかみとっています)

ま、選手応援セット、ホームランセットの宣伝チラシなのですが
今年の観客数がかなり少ないので
シーズン最終盤の営業にムチがはいった、ということなのですけどね。

スタジアムに応援に行きましょう!
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「自然死」という「大往生」 中村仁一先生公開講演会

大往生したけりゃ医療とかかわるな
~自然死のすすめ~(幻冬舎新書)の著者、
中村仁一医師の市民公開講演会を開催します。

日時:平成24年9月17日(月、祝)
開場13時、講演13:30-15:30
会場:広島国際会議場 地下2階ダリア
講師:老人ホーム「同和園」附属診療所所長 中村仁一医師
講演:人生の最期は手術や医療処置をせず
「自然死」という「大往生」
参加費:無料
申込方法:9月14日までに
氏名(複数可)、代表者連絡先(電話など)を明記して
「在宅・施設医療ネットワーク広島」事務局あて
FAX:082-241-6856 (折口内科医院)
またはメール info@origuchi-naika.jp  で

082-241-6836(代表)

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平日午後(診療時間内14:30~18:00)