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新型インフルサイエンスカフェ1/24参加者募集

2010年01月18日

第17回サイエンスカフェひろしまの参加者を募集しています。
サイエンスカフェとは、科学者などの専門家と一般の市民の方々がお茶を飲みながら科学などの話題について気軽に語り合う、新しいコミュニケーションの場です。
科学技術というと遠い存在のように考えがちですが、「サイエンスカフェひろしま」で科学技術を身近に感じてみませんか。
ぜひお申し込みください。

◎第17回のカフェのテーマは、
『新型インフルエンザを含めた新興感染症について』
新型インフルエンザのついての疑問を、気軽に質問してみましょう。

話題提供:広島大学病院 検査部 講師 横崎 典哉さん
ファシリテーター※: 科学技術市民カウンセラー 高橋 浩一
http://www.city.hiroshima.jp/www/contents/0000000000000/1251972778720/
※ ファシリテーター: 参加者の主体性をひき出したり、参加者自らが主体的に考えられるように援助をする役割などを担います。
日時:平成22年(2010年)1月24日(日) 午後2時~4時
会場:広島市女性教育センターWEプラザ 大会議室
中区大手町5-6-9(広電「鷹野橋」下車)
主催:広島市科学技術市民カウンセラー連絡会議、広島市
参加者:18才以上の一般市民(事前に申込を受付:先着20名)
参加費:300円(コーヒーか紅茶とお菓子を準備します。)
【 申込方法 】
申し込み・お問い合わせは電話で。
受付は1月15日(金)8時30分から、各先着20名。
広島市役所 経済局 産学官技術振興課 TEL 504-2238

写真は広島市交通科学館にて
水素ロータリーエンジン自動車マツダRX-8。
水素電池車ではなく、水素を爆発燃焼させていることが特徴です。
燃焼させても水しか出さない、究極のエコカー。
この方式で車を実際に走らせることに成功しているのはマツダとBMWくらいです。
マツダの技術は、すごいんですよ!
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がん対策に関するタウンミーティング1/17

がん対策に関するタウンミーティング1/17

日時:平成22年1月17日(日曜日) 13時30分から16時30分まで
会場:広島YMCAホール(国際文化ホール) 広島市中区八丁堀7-11
趣旨:がん医療に関わる各関係者(患者や県民,医療従事者,行政関係者,報道関係者等)が出席し,国のがん対策についての意見提案と対話を行う。
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/gan-net/osirase/osirase20100117.html

国(や県)のがん対策、がん政策に意見のある人は、ぜひ御参加ください。
意見を述べたり、意見をアンケート用紙に記入して提出できるようです。
緩和ケアや在宅医療への意見、がん検診などへの意見も求められています。
専門家ではなく一市民の意見で大丈夫です。

写真は広島市交通科学館
企画展 はたらくのりもの 開催中。3月14日まで。
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★新型インフルエンザ情報

持病のない一般成人への接種開始

昨日御紹介した厚生労働省の文書には、
1月29日から一般成人への接種開始とする、
ただし各都道府県の判断にて それより前とすることは可能とする。
とされています。
これを受け、滋賀県では16日から持病のない一般成人への接種開始となっています。
京都府では18日から開始です。
対応が早い県もありますね。

広島県からは、まだ連絡はありませんが、
接種時期が早くなることは確実な情勢です。
持病のない一般成人の方も、お問い合せください。
今なら国産ワクチンがありますよ。

ホスピス緩和ケアの原点を見直す

2010年01月16日 ,

緩和ケアを考える会・広島 の定例研究会です。
どなたでも参加できます。

1月16日(土)14時~16:30
広島国際会議場 ダリア
講演:ホスピス緩和ケアの原点を見直す
講師:柏木哲夫 さん
参加費:会員・学生1000円、一般2000円
事前申込不要、会場で受付してください。

ホスピス・緩和ケアの分野では非常に有名な先駆者のお一人です。
著書なども多数。
ぜひ御参加ください。
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/gan-net/event/event20100116.html

写真は日食。昨日17時10分頃です。
日食メガネを通して携帯で撮影したら、画像が小さかったです。
しょんぼり。
携帯カメラ機能、使いこなせていませんねえ。

右下側が少し欠けている太陽が観察できました。
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★新型インフルエンザ情報
情報その1
輸入ワクチン認可、9900万人分。
Yahooニュース 1月15日11時23分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100115-00000041-mai-soci
輸入ワクチンが正式に認可されました。
多くの地域で流行は下火になり、警報・注意報も解除されつつあります。
流行ピークには ちょっと間に合いませんでしたね。

すでに感染してしまった人はワクチン不要ですので、
ワクチン希望者はかなり少なくなっています。

大量にあまったワクチンをどうするのか、というところに焦点が移っていきます。
発注時の契約により、返品はできません。
発展途上国に無償提供することになると思われます。
それができなければ期限切れ廃棄です。

情報その2
輸入ワクチンはすべて大瓶。
1月15日付けで、厚生労働省から発表されている資料に記載があります。
(まだ厚生労働省ホームページには出ていません。)
これに輸入ワクチンの概要が明らかにされています。
注目は、その容量です。
グラクソ製は1本5mlで10人分、包装は1箱5本で50人分です。
ノバルティス製は1本6mlで17人分、包装は1箱10本で170人分です。

国産ワクチンで、大瓶10ml(18人分)が使い切れず余る、
余ったものを最優先以外の対象者に接種して問題だ、
などと報道されたりしていました。

以前から、医師限定MLではすでに
「輸入ワクチンは大瓶らしい」、
という情報は漏れ聞こえていました。
(このブログでもお伝えしたかもしれません。)
ですから私は驚きはしませんが、やっぱり・がっくし、という感じです。

ワクチン希望者は相当減っています。
国産ワクチンは現在余っています。
副作用の多い輸入ワクチンをあえて希望される国民は、ほとんどいないでしょう。
また、
10人・17人の接種者を一度にそろえることのできる医療機関は もうどこにもないでしょう。
医療機関側は、大瓶については、もう懲りています。
つまり、輸入ワクチンの入荷を希望する医療機関もほとんどないはず。

輸入ワクチンは、日の目を見ることなく ほぼ全量を廃棄することになるかもしれません。

部分日食1/15

2010年01月15日

本日、広島市中区も雪です。とても寒いです。
道路上に積雪はありませんが、
屋根にはうっすら積もっています。

1月15日は部分日食です。
天気がよければ、欠けたまま沈んでいく夕日が見られますが、
夕方までに晴れてくれるでしょうか。
http://www.astroarts.co.jp/special/20100115solar_eclipse/index-j.shtml

昨日 某新聞社から「日食観察会」についての電話取材がありましたが、
今回の日食は広島地区での観察会の話は当方には入っておりません。
また当方(日本宇宙少年団広島分団)が開催する予定もありません。
各自で観察してくださいね。

昨年の日食の時と同じ注意が必要です。
観察には太陽メガネを御使用ください。
下敷き、感光したフィルム、サングラス等では絶対に太陽を見ないでください。

写真は ツバキ。咲きました。
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★新型インフルエンザ情報
昨日から中学高校生、65歳以上への新型ワクチン接種がはじまっています。
寒いためもあり、当院にはワクチンの方はパラパラ来院される程度でした。
学生さんは土曜日でしょうかね。

センター試験が今週末にあります。
ワクチン接種すると、微熱が出たり、カゼ様症状が出ることがありますので
大学入試受験生へのワクチンは、センター後をおすすめします。

在宅緩和ケア講演会1/16

2010年01月14日 ,,

在宅緩和ケア講演会

地域でがんとともに生きる

日時:1月16日(土)18時~19:30
会場:廿日市市 さくらぴあ小ホール
講演:住み慣れた我が家で よりよく生きるために
~ホスピスの心~
山口赤十字病院副院長 末永和之 先生
参加費:無料。当日会場におこしください。
お問い合せ:JA広島総合病院総務課 0829-36-3111
http://www.hirobyo.jp/hhhp/images/oshiraseimg/hhoshirase_kanwacare091224.pdf

ハート形のボールでキャッチボールするジャムくん。
家族のなかでムーバがまだ1台あったので、
正月明けにFOMAに機種変更しました。
その時もらった福袋のなかに入っていたものの1つがこれ。
不規則なはねかたをするので大喜びで遊びました。
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★新型インフルエンザ情報
本日から中学高校生と65歳以上への新型ワクチン接種がはじまります。
希望される方はお問い合せください。

国産ワクチンは現時点では余っています。
2月はじめから輸入ワクチンの出荷がはじまる見込みですが、
国産ワクチンと輸入ワクチンを希望で選択できるようになるようです。
Yahooニュース 1月13日21時20分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100113-00000216-jij-soci
国産ワクチンが、それだけ大量に余っている、ということなのでしょう。

今なら国産ワクチンで接種できますよ。

赤字で基幹6病院が診療所に

2010年01月13日 ,,

赤字で基幹6病院が診療所に

中国新聞 地域ニュース 1月12日
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201001120022.html
広島県内で3つの病院が廃止され診療所になっています。
県内の情報は我々にも入ってくるのですが、中国地方他県の情報はよく知りません。
地域密着新聞の、よい取材・よい報道だと思います。
今後の再編・統合・廃止となる見込みの病院のリストもあります。
ぜひお読みください。

なぜ病院が次々廃止になるのか?
医師不足が原因、といわれますが、これは一面しか正しくありません。
病院は赤字なのです。
多くの自治体は赤字であり、赤字病院を抱え続けることができないのです。

なぜ病院は赤字なのか?
日本国内の公立病院の8-9割は赤字なのです。
一部だけが赤字ならば、経営努力不足とか放漫経営とか言えるでしょうが、
ほぼ全部が赤字、というのは異常です。

それは、医療費が安すぎるためです。
医療費は 国家統制価格 で運営している業界です。
各病院が勝手に値段をつけることはできません
(診断書料金、ワクチン料金などごく一部の自費医療を除いて)。
小泉骨太政策により、毎年の社会保障費2200億円の削減が続けられました。
「社会保障費」と言っていますが、その大半は医療費だったのです。
医療費は何年にもわたって削られ続けてきたのです。

赤字の自治体病院には、その自治体から税金を投入するしかありません。
つまり住民の税金が病院に投入されるわけです。
医療費を安く抑えても、赤字分は結局住民からの税金でカバーしているので
住民負担があることには変わりありません。

では、地方病院の崩壊を止めるには どうすればよいでしょうか?
病院が黒字になる医療費設定にしてもらう =医療費値上げ= しかありません。
病院の8-9割が黒字になる医療費設定であれば
病院を廃止しよう、という話は出なくなります。
税金を投入する必要がないのであれば、病院を持ち続けることができるのです。
もっといえば、病院が黒字になり、
その黒字を自治体会計に繰り入れることができるようになれば
(つまり病院が収益事業になれば)
病院を持ちたい、作りたい、という自治体が増えることすら考えられるでしょう。

医療費が高くなるのはイヤだ反対だ、と思う人は多いでしょう。
ですが、現状では税金を投入しているのです。
税金をつぎ込むことには 賛成なのですか?
税金を投入せずに病院を維持できるのが 本来あるべき姿だと思います。

先進30カ国の中で、日本の医療費は最低に近いランクです。
医療費を上げ、公立病院の8-9割が黒字になるようにすること。
地域医療崩壊を止めるには、これしかありません。
最後に、記事の見出しをもう一度紹介します。
「赤字で基幹6病院が診療所に」

今週の花 ユリ
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★新型インフルエンザ情報
呉の50歳代女性死亡、県内3人目。
1月12日15時0分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100112-00000201-mailo-l34
既往症があった、という記載はありますが、
現在の持病がどうだったか、というのは
記事からは よくわかりません。

今後の感染は子どもではなく成人が中心になってくると思われます。
持病のあるなしにかかわらず、
油断せず うがい手洗い咳エチケットを徹底してください。

持病がない人も、ワクチンを受けましょう。
14日から中高校生・65歳以上への接種がはじまります。
各医療機関へお問い合せください。

日野原重明先生と在宅医療

2010年01月12日 ,
全7巻の『明日の在宅医療』(中央法規出版)が刊行されています。
(実は私はまだ読んでいないのですけどね。)
この第1巻の『在宅医療の展望』で、日野原先生が対談しておられます。
私は聖路加国際病院で緩和ケア研修を受けましたが、
日野原先生は聖路加病院の院長であり、医師として現役です。
実際に私の研修期間中にも緩和ケア病棟に何度か回診に来られました。

<日野原> 病気は生活の中で治さないとね。私が生活の中で病気を直すことに注目した理由は、家庭と病院では病状のあらわれ方が違うことに気づいたからです。
<佐藤> 日本のこの50年の歩みほど「病院医療に傾斜した国」「医療が収益事業になった国」はないとおもいます。
<日野原> 病院医療と在宅医療の違いが最も象徴的に現れるのは、看取りのときです。病院では人生の最期に、愛する者から隔離されてしまう。気管挿管など無理なことをせず自然にさせていると最後までコミュニケーションがとれるのです。

病院で、先端医療機器に囲まれて死ぬことが
幸せというわけではない、ということです。
自宅で生活し自宅で看取る場合には、
ほんの数時間前まで話ができたり食事をとったりすることもできた、
という例はたくさんあります。

誰でも自宅で最期まで生きることは可能です。
あなたの希望は いかがですか?

今週の花 つばき
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★新型インフルエンザ情報
新型インフルと肺炎球菌で死亡率が高
Yahooニュース 1月10日17時22分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100110-00000050-jij-soci
以下、抜粋
南米アルゼンチンで、秋から冬に当たる昨年5~7月に、新型インフルエンザでの死亡が多かったのは、肺炎球菌との重複感染によると考えられる。
ワクチンなどによる肺炎球菌対策も重要とみられる。

肺炎球菌は成人への2回目の接種も認められました。
高齢者にはワクチン接種をおすすめします。
では、いつ接種するのがよいでしょうか。
私見ですが
65歳、75歳で受けられたらよいのではないか、と思います。

医療機関で御相談ください。
当院でも肺炎球菌ワクチン接種できます。

平成の歩き方9 服装

2010年01月11日

保温性とかカロリー消費とか、付加価値のあるスパッツ・レギンスも
デザイン豊富に出ています。
ファッションもやる気を出すための大切な要素ですね。

例えば機能については
保温性の良いもの、
カロリー消費量を増やしダイエット効果を増強するもの、
など、多くの種類が出回っています。
もともとは高機能なものは スポーツ用品メーカーがスポーツ用に作っておりました。
イチロー選手がCMに起用されたので御存知の方も多いでしょう。
ひろしま平和マラソンなど市民マラソンレベルでは定番になりつつありますし
私もスキーの時は毎回着用しております。

いまでは下着メーカー、アパレルメーカーも作っており
スポーツ用品店でなくデパートやスーパーでも購入できます。

写真は昨日行ってきた大佐スキー場。
今シーズンの初スキーで、ナイターです。
16時からナイター料金、2000円は他のスキー場より安いです。
大佐は久しぶりです。25年ぶりくらいでしょうか。
他のスキー場に比べて、小学生がすごく多いように思いました。
ファミリーに人気のスキー場なのでしょう。

スキー場付近の道路には路面に雪が残っていますので、
大佐に行かれる方は注意してください。

もちろん下にはスポーツ用スパッツ(タイツ)を着用しています。
これを着ていると、翌日の足腰の痛みがありません。
もう本当に、着用するとしないとでは全然違います。
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★新型インフルエンザ情報
広島県から各医療機関に対し、
新型ワクチン在庫数量の確認・報告依頼(問い合わせ? 命令?)が来ています。

新型ワクチンは「問屋への返品不可」、という契約になっています。
問い合わせて、どうしようと言うのでしょうか。
余っている在庫ワクチンを集めて集団接種に用いる案でもあるのでしょうか?
在庫数を報告させる目的などは書いてありませんでした・・・。

当院には現在 新型ワクチンの在庫あります。
1月14日から中学高校生、65歳以上への接種がはじまります。
接種を御希望の方は、お問い合せ・御予約ください。

舘ひろし、喫煙歴40年に終止符打つ

2010年01月10日

Yahooニュース 1月9日7時52分配信 サンケイスポーツ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100109-00000034-sanspo-ent
舘は過去に何度か禁煙宣言しているが、実はひそかに吸っていたことを告白。「僕は根性と我慢がないので、今回はお医者さんの力を借りて禁煙しようと思います。

男っぽさが売りものだった人たちも、
今や続々と禁煙しています。
渡哲也さんも5年前に禁煙しているそうですよ。

今は禁煙補助薬があり、健康保険がききます。
(条件がいくつかありますので、医療機関で御相談ください。
当院でも禁煙治療おこなっています。)
タバコも値上がりすることですし、
あなたも禁煙いかがですか?

広島市の坪井さんが超新星を発見!
YACブログをご覧ください。
http://sesn3.sblo.jp/

デオデオ8階でサンフレッチェ展 開催中、無料です。
日時によっては選手のトークショーもあるようです。
会場出口でサンフレカレンダーもらえますよ、おすすめです。
今年もサンフレを応援しましょう!
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★新型インフルエンザ情報
昨日、広島市医師会夜間急病センターで勤務してきました。
西区あたりの高校では再度インフルエンザ患者が増加しているようです。
今回も、成人のインフルエンザA型陽性の方が何人も受診されました。
年齢には関係ないようです。

うがい手洗い咳エチケット、よろしくお願いしますね。

肺炎球菌ワクチン情報

2010年01月9日 ,,

肺炎球菌ワクチン、これまで日本では成人は一生のうち1回しか接種してはいけない、とされてきました。
しかし世界では2回目の接種を容認しています。
私ども呼吸器内科医は、これまで
「5-10年経過すれば2回目を接種してよい」、
と患者さんには指導・説明してきましたが、
国内的には「世界水準だが非合法な」指導であったわけです。

今回ようやく2回目の肺炎球菌ワクチン接種も日本で認められることとなりました。
ようやく世界に追いついた、と言えます。

高齢者が亡くなられる疾患としては肺炎が多いです。
カゼやインフルエンザに引き続き肺炎になることも多いのです。
そのなかで最も多い細菌は「肺炎球菌」という菌です。
肺炎球菌にはワクチンがあります。
高齢者には肺炎球菌ワクチンをおすすめしています。
ワクチンは予約制、自費です。
ごく一部ですが保険が適用される疾患もあります。
当院を受診のうえ肺炎球菌ワクチンを御相談ください。

★現在 肺炎球菌ワクチン入荷しています。
御希望のかたはお問い合わせください。

酔心の鯛釜飯 のアップ。鯛がたくさんはいっています。
おこげもおいしい。
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★新型インフルエンザ情報
沖縄は再度感染拡大
12月27日の当ブログで、
沖縄の流行状況が再度上昇しつつある、ということを紹介しました。
1月8日に沖縄県が新着情報として発表したデータでは、
年末年始の集計で、8月下旬のピークを越える感染状況となっています。
http://www.pref.okinawa.jp/hukushihokenkikaku/files/influenza/influkeiho220107.pdf

定点あたりの報告数が第52 週(12/21 ~ 12/27)は43.40、
第53 週(12/28 ~ 1/3)は54.88 となりました。
その前は26.7でしたから、急増です。
これまでの最大のピークは8月下旬34週の46.3でしたから、
これを超えてしまっています。
保健所管区によっては定点あたり99.6なんていう地区もあります。
この数字は、「大流行」といえる状況です。

今回の感染者については
20歳代の若者が多いこと
小児では2回目の新型インフル感染が報告されている
(2回目の感染をPCR検査して新型と確定)
という情報は入っています。

沖縄だけの特別な現象なのか、
それとも今後全国で同じように次の感染拡大がおこるのか、
要注意です。
沖縄では集中治療室など地域医療連携の再確認作業もはじまったようです。

安心するのはまだ早い!

082-241-6836(代表)

和平会・診療についてのお問い合わせはこちら
平日午後(診療時間内14:30~18:00)