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TPPで何が変わるか

2011年11月10日  

農協も日本医師会もTPP反対と言っています。
野田総理は、本日TPP参加を表明する見込みだそうです。
マスコミも、それを後押しする社説を載せているところもあります。
民主TPP結論 首相は参加へ強い決意を示せ(11月10日付・読売社説)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20111110-OYT1T00059.htm?from=y10

私は医師でありますが、
TPPが導入されると どういう困った事態になるのか
日本医師会の主張がよくわからないのです。
これは私が勉強不足だから、でしょうか。
いろいろ広い視野をもつよう努力しているつもりなのですが
それでもよくわからない。

農業については
輸出国になればいいのですよ。
中国はごく近くうちに世界最大級の農産物輸入国になるでしょう。
日本の安全でおいしい米、果実など
どんどん消費されるようになるでしょう。
すでにりんごは中国にかなり輸出されています。
「高級品」として。

昨日のニュースで
スルメイカが北海道で大漁。
大漁なら価格は下がるか、というと、
値段はそんなに下がらないのだそうです。
理由は中国。
中国がイカをどんどん消費するようになってきたので
常時イカの需要があり、
そのため価格はある一定以下にはもう下がらないのだそうです。

誰が中国を養うか、という命題は、
もう20年以上前(30年以上?)から言われています。
購買力が向上した中国の人口は
日本の10倍あるわけです。
高級炊飯器が中国観光客に売れています。
彼らは次には日本のコシヒカリを買いますよ。

そういうわけで
農協がTPPに反対している理由も、私にはよくわからない。

わかりやすい解説が必要だと思うのですけれど
マスコミは何をやっているのだろう。
マスコミの出番だと思うのですけどね。
もちろん私ももっと勉強していきます。

次郎丸 野菜天ぷら盛り合わせ
P1010361.JPG
★インフルエンザ情報
第44週(10月31日~11月6日)は、市内の基幹病院2か所から
A型8名、B型2名が報告されているそうです。
今の所、A香港型のようです。
少しずつ増加してきていますね。

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