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中村憲吉の絵本

2012年07月3日  
昨夜は、雨風と雷、すごかったですね。
とくに雷は近くに落ちたようで、
すごい音で完全に目が覚めました。
火事が発生しないか、待機していたのですが
火災はなかったようで よかったです。
今日は睡眠不足ですね。

原発再稼働やら、小沢グループの離党など
書きたいテーマはあるのですが、
ちょっと今は書く時間がないので明日以降に。

なんでも辛口さんたちが
中村憲吉さんの絵本を作られたようです。
辛口さんが御自分のブログには書かれていないようなので
御紹介しておきます。
中国新聞 2012年7月1日
児童が原画「憲吉」絵本
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201207010117.html

六三四弁当の内容
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熱中症に注意を

2012年07月2日  
昨日は広島市医師会夜間急病センターで勤務でした。
患者数は少なかったです。
ノドの症状&高熱、あるいは嘔吐下痢という人が多かったです。
昨日は朝が雨、それから晴れて
非常に蒸し暑い高温になりましたので
熱中症の方が受診されるのではないか、と
思っていたのですが、
それらしい方はおられませんでした。
朝が雨だったので、運動/外出の予定はキャンセルになったのでしょうね。
もし運動会でもあれば大変なことになっていただったろうと思います。
水分をしっかり飲んで下さい。

さて、カープ。
夜の勤務にそなえ体を休め、テレビでゴロ寝観戦していました。
前田の決勝打、いいですね。
岩本の本塁突入、「足が遅い~!」
セーフになってよかったです。

野村は、2ストライク後にずばりと決めることが出来ず、
粘られる場面が続きました。
投球フォームが少し前と違うような気がしました。
手をあまり後ろに回さず(回せず?)
前のほうだけでこじんまりと投げているような。
背中の張りの影響でしょうか。
早く本調子に復活してもらいたいものです。

この調子で阪神、ヤクルトに連勝していけば
今週末には3位が見えてきます。
応援しましょう!

マツダスタジアム 六三四むすび
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ビタミンB類やω3脂肪酸にがん抑制効果認められず

2012年07月1日  

カープ、負け試合の継投パターンでは、
追加点取られるのも仕方ない。
攻撃陣にがんばってもらわねば。
先取点を取るところまでは良かったのですけどね。
横浜はバントを成功させています。
カープもバントはきっちり決めないと。
バリントンは少し登板間隔を開けた方が
いいのかもしれませんね。

さて、サプリのお話。
最近(6月)のMedical tribuneの紙媒体に出ていた情報なので
御紹介しようと思いますが、
電子版だと少し前に出ていたようです。
すでに御存知の方は読み飛ばしてください。
メディカルトリビューンあなたの健康百科2012年2月16日
http://kenko100.jp/news/2012/02/16/02

ビタミンB類やω3脂肪酸にがん抑制効果を期待して
サプリを服用される方もおられるようですが、
その効果は期待できない、というお話です。

***一部引用
過去1年間に急性心筋梗塞や脳梗塞などを発症した人を対象に2003年2月1日~09年7月1日にフランスで行われた研究では、ビタミンB類またはω3脂肪酸のサプリメントに血管病の発生を防止する効果は認められなかったことが既に報告されている(英医学誌「BMJ」2010; 341: c6273)

同試験の別解析(サブグループ解析)として、これらのサプリメントががんの転帰(発症およびがんによる死亡)に与える影響について検討した。

45~80歳の2,500人を4.7年間追跡

その結果、いずれのサプリメントでも発がんやがん死亡の抑制効果は認められなかったと、2月13日付の米医学誌「Archives of Internal Medicine」(電子版)に報告した。
***引用終わり

ふつうの生活をおくっている人は、
特別にサプリを摂る必要はありません。
サプリに過大な期待を持つことは禁物です。
お金のムダ。
食事で、いろんな食品をバランスよく食べればいいのです。

今でしたら、いわしなど青魚を食べましょう。
広島は小いわしがおいしいです。
刺身、天ぷら、煮付け(梅煮やしょうが煮)など。
マリネ・南蛮漬けなんていうのもいいですね。

マツダスタジアム はなおか の ホルモン串ほか。
ビールに合います。
コンコースのはなおかは混んでいますが、上のフロアの店は空いています。
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食中毒に注意

2012年06月30日  
カープ、マエケン勝利よかったですね。
テレビを時々横目で見る程度の応援でしたが、
けっこう走者を背負って苦しい試合でした。
今村も走者をためずにピシッと抑えて欲しいものです。

打線では4番岩本、5番堂林となりました。
若いカープ打線、これは楽しみですね!

さて、生レバー、お店で食べられるのは本日まで、です。
平成21年~23年の食中毒菌汚染実態調査というのが
厚生労働省から発表されていますので
少しだけ紹介しておきます。

腸管出血性大腸菌(O-157など)が検出された食品は
牛ミンチ肉、牛豚混合ミンチ肉、牛レバー(加熱用)、カットステーキ肉、です。
つまり、
ハンバーグなど、中までしっかり火を通す必要があります。

「中はジューシー」とかいって、
まだ赤い肉が見えるハンバーグの映像を
流しているグルメ番組などがありますが、
その店はいつか腸管出血性大腸菌の食中毒死亡者を出すでしょうね。

生食用の牛生レバーからは、この3年間では
腸管出血性大腸菌は検出されていません。
でも、
大腸菌、カンピロバクターは検出されています。
大腸菌の検出率はなんと76~81%と、非常に高率です。
生レバーに菌はいる、と考えておくことは必要で、
軽い食中毒はしばしばおこしている、と
いうことなのだろうと思います。

肉は生ではなく、しっかり火を通して食べましょう。

マツダスタジアム 岩ちゃんの油そば
量は少なめかな、と思って食べ始めましたが、
けっこうヘビーでした。
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カープ、ひとやすみ

2012年06月29日  

昨日は、カープ応援に行きました。
2月15日に買ったチケットです。
毎月1回は応援に行きたいと思って
チケットを2月にすでに購入してます。

試合は、巨人に先に点を取られ、
内海に余裕を持たせてしまいました。
内海は序盤は118kmから142kmまでの球速差。
中盤以降は球速96kmから120km台、
ちっとも全力を出す必要がなくなり、
省エネ投法でもてあそばれてしまいました。
攻撃も、送りバント失敗、無策の併殺打など
少しも点が取れる感じがせず、
そのまま完封負け。

いきなり味方がエラーするなど今井にはきびしい試合でしたが、
やはり先発を担うにはまだ力不足のようでした。
経験を積んで成長してもらいましょう。
今日はマエケン、勝利を期待!!

スカイシート1塁側 からのながめ
この席に座るのははじめてです。
ライト寄り、いちばん端のあたりです。
この席に座っている人たちは、みんな静かでした。
静かに野球を観たい人にはいい席かも。
次はどの席から応援しましょうかね。
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東京電力病院にびっくり

2012年06月28日  

本日は今井。
先発は久しぶり、調子がよいのでしょうか。
期待しましょう。

昨日は、電力各社の株主総会。
東京電力株主総会は筆頭株主の東京都猪瀬副知事が出席し
あれこれ改革を求め、
いずれも否定されています。

そのなかにあった指摘のひとつは、
東京電力病院を売却するように、と。
資産価値は122億円だそうです。

「東電病院なくせ」東電株主総会で猪瀬副知事
Yahooニュース テレビ朝日系(ANN) 6月27日(水)15時20分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20120627-00000021-ann-bus_all

東京電力病院は、東電の社員とOB専用の病院で、一般の市民の診療はしない。
113床のうち約20床しか使われていない
ということです。
ここに驚きました。

企業立病院でwikipediaをみると、
企業立病院(きぎょうりつびょういん)は、民間企業によって運営されている病院である。会社の経営者や役員、従業員とその家族の健康管理を目的として設置されたものである。多くの病院は地域住民をはじめ、一般の外来でも受け付けるようになっているが、東京電力病院(東京都新宿区)のように受診者を職員に限定している医療機関もある。
となっています。

中電病院は誰でも受診できますし、
実際、患者紹介でよくお世話にもなっています。

広島市内にはマツダ病院、三菱病院、鉄道病院(JR西日本)なんていうのも
企業病院ですが、
いずれも社員だけでなく一般市民の診療も対応しています。
社会貢献、地域貢献という意味合いもあります。
誰が受診しても、いいのですよ。

おまけに
企業立病院は社会貢献として多少の赤字は容認されますが、
それでも患者数や収益が減っていれば
地域へのPR,地域とのネットワークを強めて
収支を改善するように親会社から圧力がかかるものです。
病院が黒字にならないと、
職員の増員や設備の更新が親会社に認めてもらいにくい。
ですから
企業立病院であっても
黒字をめざしていっしょうけんめい働いているわけですね。

東京電力病院は市民の受診ができない、
地域貢献を全く考えてもいない、ということ、
赤字垂れ流しでも社内で問題にされていないこと、
が きわめて異色です。

やはり売却するのが望ましいでしょう。
多額の公費を投入しなければならない企業というのは
福利厚生は最低限レベルでなければいけません。
本業以外の施設はすべて売却がスジでしょうね。

ゴーヤの花 沖縄の大きな実のゴーヤというものを植えてみました
実がなるのが楽しみです
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消費税の税収増でやるべきこと

2012年06月27日  

岩本、4番に定着してから、いいですね。
カープには、外人野手は不要なんですよ。
ニックも、新外人もいりません。
この調子で岩本にチャンスに打ってもらいましょう!
今日は篠田。
いいほうの篠田が出ることを期待!!

さて、消費税。
国会の造反者数は、事前の報道の読み通りでしたね。
政治部記者というのは、たいしたものです。
で、
消費税を上げて税収を増やしたとして、
やらねばならないことがあります。
借金の返済、なんですよ。
これまでの政治のなかで
ハコモノ政治、土建屋政治と呼ばれている部分があって
国債を発行しつつハコモノを作り続けてきた。
いまや国債発行額は巨額になり、
国の予算は国債の利息を払うことも出来なくなっています。
毎年国債を発行しますので
借金の元本がどんどん増えている状況なのです。

国債の利息を返し、
元本を返していくところまで税収をドカッと注ぎ込まない限り
国の借金体質は改善されません。
元本が減らない限り、毎年返済すべき利息は減らないのです。
つまり
諸外国から日本の経済はアブナイと
言われ続けることになる。

借金の元本を返済すること。
その道筋をつけなければいけませんが
政治家はそのことをちゃんと国民に説明していませんね。
借金返済がほぼ完了するまでは
国民は爪に火をともす生活をすべきなんですよ。
高速道路やダム建設にお金を使ってよいのは、まだ先のことなんです。

少子高齢化で
「働いて稼ぐ現役世代」の人口は次第に減ります。
借金返済を先延ばしにすればするほど
将来の現役世代ひとりあたりの負担が重くなるのです。

今週の花 カキ、ハンゴンソウ(ルドベキア)、トクサ、シダ。
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★新型インフルエンザ情報
2009年型インフルエンザの死者数は
報告数より多いことは指摘されていましたが、
数の見積もりが出たようです。

新型インフルの死者28万人超=従来統計の15倍に
時事通信 6月26日(火)11時26分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120626-00000057-jij-int

マエケン ファン投票1位

2012年06月26日  

マエケン、オールスターファン投票1位、
さすがです。すばらしい。
セリーグはノーヒットノーラン投手が2人でており、
マエケンと杉内です。
早いうちに達成したマエケンが有利でしたね。
オールスターでも快投してほしいものです。

日本ハムが大量当選、
組織票なんでしょうけど、なんだかな~。

さて、中国新聞の記事です
鞆架橋撤回を知事表明 福山市長、受け入れへ
6月26日
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201206260072.html

すでに埋め立て差し止め判決が出ています。
行政は、裁判・判決というものをどう考えるべきなのか、
ということが問われています。
判決に従わない行政、ということでは
非常に恐ろしいと思うのですけどね。
判決が出た時点で
埋め立て・架橋計画は撤回されるべきものだったと
思います。

その意味で、湯崎知事の判断は正しいと思いますし
福山市長の言っていることは見苦しい。

まあ
国会議員の一票の格差で違憲判決が相次いでも
定数・選挙区を放置し続ける国ですからね。
国会や政府が、違憲判決にただちに反応する国となれば
地方政治はそれを見習うと思いますけど。

サンパラソルジャイアント 花が大きいです。
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福島の汚染はまだ続く

2012年06月25日  
福島県沖のタコ・貝については
出荷を再開できそうだ、とのことです。
東日本大震災:相馬の魚介類、1年3カ月ぶり店頭に--あすから /福島
毎日新聞 6月24日(日)12時54分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120624-00000116-mailo-l07
福島沖で2回目の試験操業を行った県漁連は23日、捕獲したミズダコ、ヤナギダコ、シライトマキバイ(ツブ貝)の3魚種いずれも放射性物質「不検出」だったと発表した。

なぜタコと貝だけ大丈夫なのか
代謝システムが違うという理由があるのかどうかよくわかりませんが、
あらゆる食品について測定を続けていただきたいものです。

さて、
いろんな食品の放射線量を測定し、
高いものは出荷自粛となっています。
毎日のように厚生労働省が発表を続けていますが、
いちばん最近のものでは以下の食品が挙がっています。

宮城県産イワナ
郡山市産ハチク
福島県産ツキノワグマの肉
福島県産イノシシの肉

ハチク っていうのはよくわかりませんが
郡山ではたけのこが出荷自粛となっており、
たけのこの類でしょうかね。

要するに
山の中に降ったセシウム等がまだ安心できませんよ、
という状況は続いているということです。

山で採れた食品を無警戒に摂取すると
放射線物質を体内に取り込んでしまうことになります。

4月の記事ですが、アピタルブログ記事
その家庭の犯人は干し柿だった
https://aspara.asahi.com/blog/hamadori/entry/f20VWPcLm8
***引用
とある自治体の子どもさんを計測した際、Fast scanの検出限界を超えたセシウムが体内から検出された。その地域では、他の子ども達からは誰からも検出しなかった(検出限界以下だった)のに、その子からだけ検出された。そこで、その子のご両親の内部被曝検査も行った。すると、ご両親からもセシウムが検出された。その地域の大人の中では、やや高めの値だった。

原因を突き止めるため、そのご家庭からじっくり話を聞き、その子の好物が干し柿であることを突き止めた。後日、自宅で作っていた干し柿を持ってきてもらい、食品検査機で検査をすると、その干し柿から以前の出荷基準に引っかかるレベルの汚染が見つかった。
***引用終わり

汚染地域の山で採れた物は口にしない。
当分の間(数十年?)、それを徹底的に継続することが必要です。
家庭菜園も、果樹もダメ。
福島県などでは奥山での渓流釣りや狩猟もできませんね。

アサリナの白
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心に残る出会い34 老人ホームのKさん

2012年06月24日  

昨夜は広島市医師会夜間急病センターで勤務でした。
内科の患者数は少ないものの、40℃前後の発熱が何人もおられました。
念のためのインフルエンザ検査は陰性です。
そのうちの1名は肺炎でした。
若い人を中心にマイコプラズマ肺炎が流行しています。
マイコプラズマにはセフェム系・ペニシリン系の抗生物質は効きませんし、
よく使われるマクロライド系に耐性のマイコが増えています。
このため、ミノマイシン(内服あるいは点滴)などを必要とすることがあり
早めに受診をしてください。

心に残る出会い、今回は老人ホームの方です。
このたび当方が実施する厚生労働省のモデル事業では
老人ホームなど施設での看取りを安心しておこなっていけるための
ネットワーク・システムの整備も主たる事業到達目標としています。

Kさんは92歳。
認知症があり、特別養護老人ホームに入所していました。
すでに夫は死亡、2人の子どもたちも亡くなっていました。

ある日、転倒して大腿骨を骨折。
整形外科・外科の某病院に入院し、手術を受けました。
Kさんの入院中に その特別養護老人ホームの嘱託医が
都合で当方に変更になっておりまして、
歩けるようになり退院してきたKさんとはじめての出会いです。

退院報告書にはC型肝炎、と書いてあります。
入院時、特に手術前にはB型・C型肝炎の血液検査をするのは一般的なことです。
職員の針刺し事故などがおこれば、すぐに対応する必要があるからです。
でも、退院報告書を読んでも、内臓検査はおこなわれていません。
診察してみると、上腹部に固まりを触れます。
そこで肝臓癌の腫瘍マーカーを測定してみたところ
非常に高い数値です。

内科医のいる別な病院に精密検査を依頼したところ
5cm大の肝臓癌と判明しました。
御家族と相談しましたが、
認知症もあり、体力もあまりなく、
がんに対する積極的治療は希望されませんでした。
痛くないように、苦しむことがないように、
ということだけが御家族の希望でした。
このまま最期まで施設でみてほしい、と希望されました。

Kさんは、週1回の私の診察をとても楽しみにしてくれていました。
私が行くと満面の笑顔で、
先生はどこから来たん?
先生の手はすべすべでいいわねえ。
今度なにか食べに連れて行ってよ。約束よ!
等々・・・
認知症があるので、
毎回同じような内容の会話が繰り返されていたのでした。
先生はどこから来たん?
・・・

ときどき血液検査をしながら経過観察していましたが
腫瘍マーカーの数字はどんどん高くなり、
ついには測定上限値を超えてしまいました。
腫瘍も、少しずつ、確実に大きくなってきます。
お別れの日は、確実に近づいています。

その間、施設では職員全員の勉強会がおこなわれていました。
実はその施設では、数年の間、看取りがなかったのです。
癌末期の入所者もいることはいたのですが、
下血するなどして緊急入院し亡くなられるなど、
施設で最期まで、というケースがなかったのです。

今後、どのような経過をたどるか、という予測。
どういった症状が出る可能性があり、
私達はそれにどう対応していけばいいのか。
救急車を呼ぶのは どういう時か。
などなど勉強していきました。
もちろん勉強会の講師は私です。

介護系の職員は若い人が多く、
臨終に立ち会ったことがない人がたくさんいます。
そういう若者にとって、
死を「こわい」 と思うのは、仕方ないことです。
でも、
肝臓癌は痛みで苦しむケースはあまりないこと、
最期近くなると肝性脳症で次第に昏睡に向かうこと。
食道静脈瘤破裂による大出血を除けば
救急車を依頼するような事態にはならないだろうこと、
そういったことを学びます。
「こわい」かもしれないが、
Kさんはこの施設のみんなが大好きだし、
Kさんの御家族も私達を信頼してくださり、
最期までここで、とおっしゃってくださっている。
その思いに、応えようではありませんか!
施設での看取りはけっして難しいことではありませんよ!!

予測は、いいほうにはずれました。
正月が1回越せたら、と思っていたのですが、
2回目の正月も迎えることができました。
次第に食事量は減り、眠る時間が長くなってきましたが
最期まで強い痛みが出ることはありませんでした。
最期の日も、いつもどおり少し食事を口にすることが出来ていました。
夕方から血圧がさがりはじめ、
その夜、Kさんはしずかに永眠されました。
仲の良かった入所者の人たちに見送られ、
多くの職員に見送られて
Kさんを乗せた葬儀社の車がホームを後にしていきました。

過去の当院グリーンカーテンは
ゴーヤを中心に、ちょっぴりの朝顔、というものでした。
(朝顔は NAOKO☆アサガオ といって
宇宙飛行士 山崎直子さんと宇宙を旅して帰ってきた朝顔です。)
今年のグリーンカーテンは色とりどりにしよう、と
沖原園芸さんで各種購入しています。順調に生育中。
沖原園芸さんのブログはこちら ↓
http://okiharaengei.blog7.fc2.com/
アサリナのピンク 小さくきれいな花が咲いています。
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とくに新しい情報はありません。

082-241-6836(代表)

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平日午後(診療時間内14:30~18:00)