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宮島ビール飲んでみました

2012年03月5日  

新幹線に乗ってビールをぐいっと飲むのが楽しみです。
今回、新幹線の改札を入ってすぐの売店に行ったところ
「宮島ビール」 がありました。
はじめて見ましたので、迷わず購入。

世界遺産なのですから
名前を冠したビールや日本酒、焼酎があっても当然。
ついに宮島の地ビールが出来たのか、
と思ったのですが。
私は宮島弥山倶楽部に入会していて
宮島の情報にも注意しているつもりでしたが
これまで知らない商品でした。
宮島弥山倶楽部
http://sttakao.web.infoseek.co.jp/misen.htm

飲む時に詳しく見ると
企画者は確かに宮島在住のようですが
製造者(醸造)は新潟県。
宮島ビールは、仕込み水の一部に世界遺産登録されている宮島・弥山原始林に
育まれたやさしい水を使用したビールです。
ということなので
宮島とまったく関係ない、ということではないようですが。
社長からのメッセージ、ホームページに出ています。
宮島ビール since2010
http://www.miyajima-beer.com/

できれば醸造も広島県内でおこなってほしいものですね。
(宮島の島内での醸造は困難だとは思います。)

味はいわゆる地ビール。
コクはありますが、その割には飲みやすい、
とてもいい出来のビールだと思います。
あとは値段との兼ね合いですね。
1本410円。
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サンフレッチェ開幕イベント

2012年03月4日  

昨日3月3日(土)、
バス終点で降りて広島駅南口地下広場にさしかかったところ、
とてもにぎやかなイベント。
『サンフレッチェ広島2012開幕イベント WE FIGHT TOGETHER 団結』を開催しておりました。
知らなかったですね。
私たちは用事があって素通りでしたが、
このあとサイン会・握手会もあったようですので
居合わせた人は幸運でしたねえ。

毎年カープには何試合も行くのですが
そういえばサンフレの試合は数年見に行ってませんね。
息子が小学5年生のときホームゲーム全試合応援を達成し
親の私たちも相当見に行ったものですが。

今年はサンフレの試合もぜひ行きたいと思います。
サンフレッチェ、がんばれ~!
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成人喫煙率を10年間で12%に引き下げる

2012年03月3日  

禁煙治療を希望して来院される方、
タバコ値上げ直後ほどの人数ではなくなっていますが、
ぽつりぽつりと受診されています。
車バイクの運転をする方については
内服の禁煙補助薬は処方できなくなっています。
運転する方についてはニコチンパッチ(貼り薬)での対応となりますので
御了承ください。

さて、
中国新聞に出ていた記事です。
厚生労働省のがん対策推進協議会(会長・門田守人 がん研有明病院長)は1日、2012年度から5年間の次期がん対策推進基本計画案をまとめた。働く世代や小児へのがん対策を充実させるとし、がんになっても安心して暮らせる社会づくりを掲げるなど、現行計画よりも社会的な課題の解決へ取り組みを広げた。
とのことです。

中国新聞3月1日
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201203010201.html
***

タバコ値上げにより、喫煙率はずいぶん減りました。
喫煙率の低い目標値を掲げることはいいのですが、
どうやったら、さらに喫煙率を下げることができるのか。
具体的なアクション =タバコの再値上げ= まで
言及してほしかったところです。
今後、案について意見募集し最終決定になるようですので
注目しておきたいと思います。

今週の花 カラー、アルストロメリア、デルフィニウム、アジサイ。
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サイエンスカフェひろしまの御案内

2012年03月2日  

広島市と広島市科学技術市民カウンセラーで実施する
最後のサイエンスカフェです。
参加者募集中!

『放射能』と生活
~「放射能」をどうとらえ、どう向き合うか~
■日 時:平成24年(2012年)3月11日(日) 午後4時~6時
■会 場:広島市まちづくり市民交流プラザ 北棟5階 研修室A
(中区袋町6番36号 )
■主 催:広島市科学技術市民カウンセラー連絡会議
■協 力:NPO法人 ひろしまNPOセンター
■対 象:18才以上の一般市民(先着20名)
■参加費:300円(飲み物とお菓子を準備します。)

お申し込み先は今までと異なりますので御注意下さい。
http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/0000000000000/1329714279378/index.html

市役所で広島市科学技術市民カウンセラーの会議を終えた後、
たかの橋で夕食。
中華そば おざき
私にはちょっと塩辛かったです。
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新しい腕時計

2012年03月1日  

研修医がはじめて病院に来た時には、
いろんな腕時計をしてます。
多くはG-ショックなど。中にはダイビング用などもあります。
初めのころは腕時計を見て脈拍をとることをしなさい、
ということを指導し、
安くていい(1000円で十分)ので秒針のある腕時計、
患者さんに違和感を持たれない、あまり華美でない腕時計にしなさい、
とオススメしていました。
(金ピカ腕時計は仕事場ではダメだよ、というお話です)

でも、
最近は脈拍を数える必要性は薄れています。
自動血圧計も、パルスオキシメーター(血液中の酸素を測る)も
脈拍数が表示されるのですね。
脈を確認するのは不整脈の有無をみる時くらいですが、
不整脈もパルスオキシメーター見ていればわかります。

このように、
秒針の意義はあまりなくなっています。
死亡時刻を確認するのが時計の一番大きな役割です。
秒の表示も不要ですし、
デジタル表示でも困ることはありません。

デジタル表示でいいのなら、時計は腕時計の他にもありますね。
そう、携帯電話です。
携帯電話にも時刻は表示されており、しかも正確。
医師もわざわざ腕時計を持つ必要性そのものが無くなっているのです。

というわけで
新しい腕時計はランニング用の時計にしました。
GPS内臓で時刻は正確。電波時計の一種ですね。
GPSから位置情報を割り出して
1kmごとのラップタイムが表示できます。
また概算ですが現在のペースも表示されます。
たとえば10kmを60分で走る、という目標があるのならば
1kmごとには6分ペースとなります。
ラップタイムを見れば、予想ペースより早いとか遅すぎるというのが
わかるわけです。
青梅マラソン30kmについていえば
20kmまで6分台/kmペースをキープできれば
最後の10kmは8分台/kmも許容できる、という計算ですね。
ペース管理にとても役に立ってくれました。
走り終われば、データをパソコンに転送し記録・分析もできます。
スマートフォンにも同様機能はあるそうですが
走る時には腕時計型のほうが見やすく便利。

ランニングにはまだ2回しか使用していません。
黄砂シーズンが終わるまでは外は走りませんが、
その後はしっかり活用したいと思っています。

GARMIN 110.ランニング用ウォッチ入門機です。
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医師の腕時計

2012年02月29日  

東京は大雪だそうで。
中区は小雨で、そう寒さは感じない朝です。

本日は腕時計のお話。
患者さんの脈拍をはかるのは、医師の基本手技のひとつです。
研修医の頃から、腕時計をみながら20秒、あるいは30秒間の
脈拍数をカウントするわけですね。
これを何十年も続けてきて慣れましたので
今では時計を見なくてもほぼ正確に脈拍数はわかります。

15秒20秒30秒を間違いなく一瞬でイメージするためには
デジタル表示ではなく針の時計のほうが確実簡単です。
というわけで
これまで私はずっと 秒針式の腕時計をしてきました。
研修医にも、秒針式の腕時計を推奨してきました。

こわいのはバッテリー切れ。
いざ、というときに時計が止まっていたり
時刻が大きくずれていたのでは
ちょっと医師の立場がありません。
というわけで
電波、ソーラー、秒針つき、というものが私の条件。
おまけに私はアレルギー持ちですので
チタンの時計のほうがいいだろう、と。
これだけの条件がそろった腕時計、国産に何機種もあるのです。
(女性用には この全条件そろったものはないようです)

これまで生じたトラブルは、
早朝出勤、深夜帰宅、その間 病院から一歩も出ず、
という生活を続けていて
ソーラーからの充電ができず、
完全に止まってしまったことが2回。
予備の腕時計を机の中に置いておくことで対応しました。

最近になり、
長年使った愛用のこの時計が、
デジタルと針とで違う時刻を表示するようになりました。
とくに針の時刻がずれてしまったのが致命的。
デジタル表示は合っているのですけれども。
今度デ○デ○に持参して修理依頼してみますが、
もう古いのでダメかもしれません。

というわけで、時計を変えることにしました。
新しい時計については明日。

かつての愛用時計。チタン、ソーラー、電波、秒針式。
(ケータイ写真ですが、我ながら撮影下手ですねえ。)
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広島市では27日7校、28日4校で学級閉鎖が出ています。
少し数は減ってきましたね。

室内での運動

2012年02月28日 , 

花粉の飛散が本格化して、
受診される患者さんの数もかなり増えています。
私どもも花粉症に黄砂に、要注意シーズンです。
当ブログページの右上に
気象庁 黄砂情報ページをリンクしました。
黄砂の現状と予測情報などを見ることができます。
ご活用ください。
今はまだ黄砂が飛来している状況ではないようです。

で、
私たちはこの時期 屋外での運動はやりにくい。
そこで、昨日は出島プールのトレーニング室を二人で利用しました。
緩和ケア医はあいかわらずランニングマシーンで。
ふだんより少しスピードを上げたトレーニングをしようかな、と
思っているところです。
目標は今年の平和マラソンを1時間以内でゴールすること。
秋冬にはフルマラソンにチャレンジすること。

緩和ケア薬剤師は、ランニングマシーンが順番待ちだったため
ジョーバを利用してみました。
単に坐っているだけではなくて
ビデオ映像に合わせて上半身の運動もありますので
けっこうな運動になったそうです。
注意点は
体がグラグラ揺れるので(ジョーバなので当たり前ですが)、
長時間やると乗り物酔いのようなフラフラ感が生じるそうで。
乗り物に弱い人にはおすすめできませんね。

今週の花 ツバキ
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★インフルエンザ情報
中国が、SARS発症の情報はデマだ、と発表。
中国なので国が発表してもすぐには信頼しがたい印象があるのが
痛いところ。
中国衛生部、河北省保定でのSARS発症を否定
Yahooニュース サーチナ 2月26日(日)17時44分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120226-00000012-scn-cn

市民公開講座・シンポジウムに登壇しました

2012年02月27日  

昨日は、シンポジストとして登壇してきました。

高齢者介護 市民公開講座&シンポジウム
住み慣れた地域でいつまでも心はずんで 暮らしたい。
会場:近畿大学工学部広島キャンパス多目的ホール
プログラム:
13:00~14:30第1部 市民公開講座
基調講演:私たちが死んでくところ
講師:徳永進(とくながすすむ) 野の花診療所院長
14:50~16:20第2部 シンポジウム
テーマ:人生の最期まで心はずんで生きるためには

立派なホールでした。
たくさんの方に御来場いただき、ありがとうございました。

遊布戀さんも来てくださいました。
30年前の講演会では、徳永先生はギターの弾き語りをされたそうですが
今回はハーモニカ演奏が聞けてよかったそうです。
徳永先生、芸達者ですね。
遊布戀さんのブログは↓
http://yuufuren.blog109.fc2.com/

ほかにも
ブログ読んでいます、と声をかけていただいたりしました。
当ブログが、少しでもお役に立てればうれしいです。
なかなか細かく書けない部分や、伝えきれないニュアンスもありますので
何かございましたら御相談ください。

写真はシンポジスト
西條節子先生は左に補聴器を入れておられるため
緩和ケア医が適宜 補足説明をしているところです。
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心に残る出会い30 喉頭癌のKさん

2012年02月26日  

本日は東広島市で在宅医療の講演会&シンポジウムです。
ぜひ御参加ください。
時間や場所などは昨日のブログをお読みください。

さて、
毎月の最終日曜日には、心に残る出会いを御紹介しています。

Kさんは91歳。
脳梗塞の後遺症がありましたが、
年金額が少ないこともあり、
ふだん医療機関を受診することはありませんでした。
時々デイサービスを利用している程度でした。
3ヶ月くらい前から次第に食事量が少なくなり、
1ヶ月前くらいからタバコも吸わなくなりましたが
年齢のためだと周りの誰もが思っていました。
ケアマネージャから電話依頼があり、
来週から訪問診療、ということになりました。

その相談をした翌日、転倒して打撲し
ケアマネージャに連れられて来院されました。
私達のはじめての出会いです。
打撲そのものはたいしたことはありません。
しかし、衰弱が相当すすんでいます。
食欲がない、というよりは
食物の飲み込みが悪く、
水分を飲もうとすると、鼻や口からこぼれ出るのだそうです。

嚥下がうまく出来ない状態ですので、
食道癌や喉頭癌を疑いました。
一度は精密検査が必要です。
血液中の酸素も低下しており、誤嚥性肺炎も疑われます。
至急でN病院に入院治療と検査を依頼しました。

診断はやっぱり誤嚥性肺炎と、喉頭癌でした。
しかも、相当に進行した癌で、
積極的治療の段階は過ぎています。
痰や唾液の吸引が頻回に必要となり、
自宅ではとても無理だろう、ということになり
転院先を探すことになりました。
家には車いすの奥さんがおり、
車いすで見舞いや付き添いに行ける範囲の病院を希望されたのですが
該当する病院がなかなかうまく見つかりません。
そうしている間にもどんどん状態は悪化していって
2週間ちょっとでKさんは亡くなられました。

こんなにも状態が悪かったなんて驚いた、
と あとで娘さんが話されていました。
でも、高齢者で食事量が減り食べられなくなってきたら
平均的な余命はだいたい1ヶ月以内なんですよ。
体力の予備がありませんので、
いったん弱りはじめたら、経過はすごく早いのです。
そのことはぜひ多くの方に知っておいていただきたいと思います。

写真は秋山先生の学長就任祝賀会、コースの肉料理。
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祝賀会

2012年02月25日  

昨日は、秋山實利先生の
広島国際大学学長就任祝賀会に出席しました。
広島大学第2内科の大先輩です。
私どもは体育会系の要素も大きく
一度構築された上下関係はずっと永遠です。
医師のなかには、体育会系の人間もたくさんいますよ。
(実際に私は大学ではソフトボール部に所属し、
関西学生連盟のリーグ戦などに参加していました。)
先輩のお祝いの会に声をかけていただけるというのは
とてもうれしいことです。

全国的な医師不足ということで、
医学部を新設しよう、という動きもあるようです。
その場合、全国で3校程度の認可になるとみられますが、
広島県だとすると広島国際大学が候補になるよう動くと思われます。
人口比でみると医学部定員人数が少ないのは
静岡県と広島県がワースト2なんだそうで。
これからの数年間が重要で
動きから目が離せませんね。

再度のお知らせです。
2月26日(日)13時から
中国新聞に連載されていた野の花診療所 徳永進先生の
講演会とシンポジウムがあります。
緩和ケア医もシンポジストとして登壇します。
ぜひ御参加ください。

高齢者介護 市民公開講座&シンポジウム
住み慣れた地域でいつまでも
心はずんで 暮らしたい。
~東広島市における人生の最期の瞬間を考える~

日時:平成24年2月26日(日)
場所:近畿大学工学部広島キャンパス多目的ホール
定員:800名、参加無料
プログラム:
13:00~14:30第1部 市民公開講座
基調講演:私たちが死んでくところ
講師:徳永進(とくながすすむ) 野の花診療所院長
14:50~16:20第2部 シンポジウム
テーマ:人生の最期まで心はずんで生きるためには
内容:私たちは、どこでどのような死を迎えたいだろうか?
皆さんは死についてどう考えておられるのでしょうか。

シンポジスト
1:西條節子 NPO法人COCO湘南代表
地域での高齢者のくらしの経験から
2:高橋浩一 広島市中区 折口内科医院院長
在宅訪問の医師の経験から
3:本永史郎 社会福祉法人本永福祉会理事長
在宅支援の経験から
4:渡邊壽江 しゃくなげファーム施設長
小規模多機能型居宅介護での実態から

申し込み方法・問い合わせ
参加者氏名・フリガナ、団体名・所属(あれば)、連絡先を記入し
電話082-420-2557
またはFAX082-420-2558
小規模多機能ケアホームあおやま/担当クラミツさん
たぶん当日会場に行っても大丈夫とは思いますが、
すでに満員になっていないかどうか、問い合わせしてみて下さい。

http://www.pressnet.co.jp/2012_01/120114_10.shtml

祝賀会のコース、魚料理
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★インフルエンザ情報
県も市も、学級閉鎖はだいぶ減っています。

082-241-6836(代表)

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