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縮景園で梅見

2014年03月3日  

雨の翌日は、花粉や黄砂が少なくて助かりますね。
昨日はずいぶん体は楽でした。
せっかくなので
夫婦で縮景園に梅を見に行きました。

紅梅・白梅など、いろいろあります。
いい香りがしますね。
全体的には見ごろのピークは過ぎていますが
これから満開をむかえる遅咲き品種もあり
まだまだ楽しめそうですよ。

昨日は外人さん(団体)も多かったですし、
新郎新婦の姿も何組か見かけました。
高級そうなカメラで梅を撮影している人も多かったです。
おだやかな天気で、よかったですね。

抹茶セットをいただきましたが2割引き。
いつもなら500円のところが400円で
ちょっとお得、幸せな気がしました。

縮景園、ぜひお出かけになってみて下さい。

さて、
3.11に向けて
NHKは東日本震災あるいは福島原発についての
番組を次々放送しています。
この土日だけでも何時間も見てしまいました。
忘れないこと。
これが一番大切なことでしょう。

「NHKスペシャル」、いい番組ですね。
土曜日は ”災害ヘリ”映像は語る~知られざる大震災の記録~
日曜日は ”いのちの記録”を未来へ~震災ビッグデータ~
どちらも見ました。
再放送予定はなくオンデマンドのようです。

「福島をずっと見ているTV」
これはEテレですが、いい番組だと思います。
日曜日の午後3時から「箭内さん、原発に行く」前編後編・一挙再放送
というのを全部見てしまいました。

とくに記憶に残った点を御紹介しておきますと
・汚染水の貯水タンク
1個のタンクには1000トンが貯水できるが、
毎日毎日400トンの地下水が流入している。
つまり1個のタンクは約2日で満杯になってしまう。
現在は1か月で15個のタンクを新規に作っているが
余裕のない自転車操業の状態にある。
この状態がいつまで続くのか、持ちこたえられるのか。

・現場の作業員は不足していない、と東京電力は言う。
しかし実際には、経験のない若者もはいってきている。
工具の名前や使い方すらもわからない若者も。
放射線についての説明が1-2日あっただけで
あとは育成も何もなく現場に投入される。
現場で教えながら(覚えながら)育てるしかない状況であるが
他の作業現場と違って厳重な防御具をまとっての作業であり
細かなコミュニケーションをとることは困難である。
教えるより自分でやった方が早い、という状況にもなる。
10人のチームで作業するとして
熟練工なら2-3人分の能力しかない、ということもある。

・作業員は全員、福島第一原発で働くことは
家族から反対をされたのだそうです。
(インタビューを受けた数名の作業員の全員)。
様々な理由や思いがあって、家族の反対にもかかわらず
福島原発で働いている。
朝、福島原発に向かうバスの中は無言。
ときに自然と涙が流れるようなこともあるのだそうです。
まるで戦場に向かうようだ、と箭内さんは語っています。

・危険手当は作業員に渡っていない。
当初は1日1万円の危険手当が支払われた時期もあるそうですが
すぐに理由の説明なく5000円に下げられた。
さらに現在では、作業エリアごとに
ここは5000円、ここは2000円、ここは700円、
といった具合に危険手当の額が決められて
危険手当の値下げが続いている。

地元のため、とか、国のためとか
いろいろな思いを胸に
家族の反対にもかかわらず福島で働く人たち。
感謝するしかありません。
この人たちを、このように扱ってよいのだろうか。
考えさせられる番組でした。
(そして、実名をテレビで出した作業員さんたちは今
会社側から冷たい仕打ちを受けていないだろうか・・・。)

縮景園の梅
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抹茶セット
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