新型インフル 米で死者 フェーズ5へ
なぜ新型インフルエンザはメキシコだけで死亡者が出て
他の国では死亡者がいないのか? という点が疑問でしたが、
29日午後(日本時間)アメリカでも死亡者が出たと発表されました。
感染疑いは数百人、入院は7人にのぼるとのことです。
28日の以下の会見からは、入院患者は重症であることがわかっていました。
>ナポリターノ国土安全保障長官は28日の記者会見で
>「もっと厳しい病状と、何人かの死者が出るだろう」と話し、
>事態が深刻化していくとの認識を示した。
死亡者が出そうなことは把握していてのコメントだったわけです。
広島県の電話相談窓口は082-228-2154
広島市の電話相談窓口は082-504-2622 です。
4月29日(水)20時31分配信 共同通信 米国で死者
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/kyodo-2009042901000651/1.htm感染拡大により、WHOは警戒レベルをフェーズ5にアップしました。
4月30日5時15分配信 時事通信 フェーズ5へ引き上げ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090430-00000017-jij-int
写真は もみじまんじゅうソフトクリーム。
そごう地下1階で売っています。期間限定のようです。
メキシコは国民の生活も貧しく、マスクの習慣もないそうです。
季節型インフルエンザワクチン予防接種や、タミフルが、
どこまで普及していたのか、というのが我々の疑問点でした。
(もともとタミフルを使用するのは日本だけが飛び抜けて異様に多く、
世界のタミフルの8割は日本で消費されている、という背景はあります。
諸外国では、インフルは家で寝ておけ、というのがふつうです。
メキシコの病院ではタミフルの在庫がなかった可能性はあります。)
しかしアメリカでも死亡者(幼児)が出たとなると、
やはり国情の違いだけでは説明ができません。
アメリカでは今回タミフルの幼児への使用を承認しており、
今回のH1N1にはタミフルが有効である、とされていますが
それも違うのでは? ということになってきます。
今はあわてなくてよいです。
地震と違って、ライフラインは初期は保たれています。
2週間分の水・食糧・日用品を備蓄してください。
うがい手洗いマスクを励行しましょう。
マスクはN95である必要性はありません。通常のマスクでよいです。
一般の人は、N95を正しく使いこなすことは困難です。
N95は発熱外来や入院で患者を診療する医師や看護師用です。
マスクは不織布で顔にフィットするタイプのものが良いでしょう。
29日夕方時点では、薬局薬店でまだ売っていました。品切れではないです。
外国から帰って発熱した場合には、医院・病院に行くのではなく
まず保健所に電話して対応を相談してください。
くれぐれも直接 医院・病院を受診するのは止めてください。
最新情報に注意しておきましょう。
正しい知識を身につけましょう。
知識のワクチン=正しい知識が自分や社会を守ります。
コメントを残す