眠気覚ましのコーヒー
薬剤師・衛生検査技師の高橋裕子です。
ある公民館で講演したときの質問で
「なかなか眠れないのですが。」
というのがありました。
仕事のある日はどうも寝付きがよくない、
ということを聞き出せたのでお尋ねしました。
「コーヒーなどは何時にお飲みになりますか?」
「5時の終業までもたないので4時か4時半には飲んでいます。」
「眠気覚ましのコーヒーです。」
ともおっしゃいました。
ベッドにはいるのは23時とのこと。
事務職の方でしたから、体が疲れて倒れるように眠るのは難しいと思いました。
「コーヒーの眠気覚まし効果は人にもよりますが
飲んだ後10時間経過しないと眠ることが出来ない方はおられます。
飲んだ後6時間たっていないと寝つけない方もよくいらっしゃいます。
5時終業までの眠気覚ましであれば
お昼休みにお飲みになれば良いと思います。
3時以降は麦茶かほうじ茶を飲みましょう。」
とお伝えしました。
後日、「おかげさまでよく眠れるようになりました。」
と御礼の連絡をいただきました。
カフェインの覚醒(かくせい)作用を期待されたにもかかわらず
その方にとっては、コーヒーに含まれるカフェインの「副作用」
(本当は作用ですが、日本語だとこう表現することになってしまいます)
が強く出て、寝つきを妨げたということになります。
皮肉な結果です。
この作用時間(持続時間)は人によります。
コーヒーを飲んですぐ眠りにつける方もいらっしゃいます。
休憩時間に飲むお茶の効果の数々は後日。
写真は「カラテア・マコヤナ」
朝から昼には広がっていますが夜にはすぼまります。不思議
新型インフルA(H1N1)には大きな動きはありません。
水際作戦から国内対策へうつっていく、と舛添大臣が記者会見で述べています。
5月11日17時27分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090511-00000104-jij-pol
予測の範囲の動きです。
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